こんにちは、自称バンドマンの小波津セイイチです。

　自分はゲームが大好きなのでその延長線上でゲーム配信も行っているのですが、何故かゲーム配信開始以降ゲームをする頻度が減ってしまいました。

　今回はそんなお話。

ゲームが好きなのでゲーム配信を始めてみた

　遡ること一年半以上前、自分はゲーム配信プラットフォーム『Twitch』にてゲーム配信を開始しました。
→弊Twitchチャンネル：https://www.twitch.tv/seiichi_kohatsu

　「コロナ禍で音楽活動やりにくいし、音楽以外で何かコンスタントに浮上出来ることがあれば」と思って始めたゲーム配信ですが、当然ゲームが好きという大前提があっての事でした。音楽サボってゲームばっかやってても怒られない口実にもなりますし…。

　自分は多趣味な人間なので常にゲームだけをやってきたわけではありませんが、『Battlefield4』の発売に合わせてゲーミング(兼DTM)PCを組んで以来”BFシリーズ”中心にFPS系はそれなりに遊んできましたし、その他にも特にストイックなゲームは好んで遊んでいた気がします。
　無論、音楽にハマっている時期は音楽を、釣りにハマっている時期は釣りを、といった具合にゲームも時期によってやったりやらなかったりではありましたが、タイトルによっては当たり前に数百時間遊びますし、”ゲーム好き”を名乗っても問題ないですよね？

　ちなみに、ゲーム配信を開始する前にもTwitterには『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』等のプレイ動画をちょくちょく上げていたりもしていたので、自らのコンテンツの一つとしてゲームを活用することは結構前から意識してたみたいです。

これで気兼ねなくゲーム出来る！と思いきや

　こうして"ゲーム配信"という新たな活動の場を得、大手を振って(？)ゲーム出来る様になった小波津セイイチ。
　しかし、蓋を開けてみるとゲームを遊ぶ頻度は大して増えませんでした。むしろ減ってさえいました。

　もちろんその時にハマっているタイトルが無ければプレイしないのは当然なのですが、ゲーム配信開始当初は『Escape From Tarkov』、そして記事執筆現在は『Apex Legends』といった具合にしっかりハマっているタイトルはあったにも関わらず、肝心のプレイ頻度は減ってしまっていたんですね。

　いや、「プレイするのを躊躇う」ようになった、という表現が正しいかもしれません。

ゲーム配信のせいでゲーム出来なくなった

　そんなわけで、ゲーム配信の開始をキッカケに大好きだった筈のゲームで遊ぶ頻度が減ってしまいました。
　具体的には、以下に挙げるような思考・心理によってゲームを躊躇うような状況が増えてしまったんですよね。

1.配信外でゲームするのが勿体なく感じるようになってしまった

　最初に断っておきますが、収益化こそしているものの現状配信によって金銭は得ていません。なので、ここで言う”勿体ない”とは金銭的なものに限らないと思って下さい。

　ゲーム配信を始めたことによって、これまではただ個人的な満足感を得るだけだったゲームという行為に、「配信チャンネルの成長」という新たな成果が付与されるようになりました。
　そして”チャンネルの成長”の先には、当然ながら知名度の向上や配信収益の獲得という、ゲームの枠に留まらないメリットまでチラつくようになってきました。
　その結果、もう”楽しい”だけでゲームをプレイすることが出来なくなってしまいました。ゲームをプレイするという行為に”打算”が生じてしまったんですね。

　そんな理由もあって、まず配信せずにゲームをするのが”勿体なく”感じるようになり、配信外でゲームが出来なくなりました。やってもキーバインドやグラフィック設定、マウス感度の調整ぐらいです。
　そして配信しながらゲームをするにしても、時間帯や曜日、プレイするゲームタイトルなどが配信を伸ばす上で「メリットがあるか、効率が良いか」などと考えるようになってしまい、非効率的だと思えるタイミングや内容だった場合はゲームを躊躇するようになってしまいました。

2.常識的ではない時間にゲームが出来なくなってしまった

　上に書いた通り基本的に配信内でしかゲームをしないようになってしまった訳ですが、それはつまり「自分がいつゲームで遊んでいるか」が常に筒抜けになることを意味するんですね。
　何故かと言うと、自分はほぼ必ず配信開始時にツイートしますし、自分の配信チャンネルの開始通知をONにしてくれている方には通知も飛びますし、そもそもアーカイブも残るのでいつ配信していたかバレるのです。

　であるが故に、ド深夜や平日昼のような「マトモな大人はゲームをしない時間」にゲームするのを躊躇うようになってしまいました。
　SNSにはリアルの友人なんかも沢山いますし、そんな友人達に「コイツとんでもねぇ時間にゲームしんな」って思われるのが恥ずかしいんですよね…笑
　いや、別に気にしなければいいんですけどね。悪い事してる訳じゃないですし…。

3.ゲームばっかやって音楽サボってると思われたくない

　上にちょっと重複する部分もあるのですが、ほぼ配信内でしかゲームをしない故にいつゲームをしているか筒抜けなわけで、あんまり頻繁にゲームをしていると「こいつゲームばっかやってて音楽活動サボってるじゃねぇか」なんて思われる懸念があるわけです。まあ実際にサボってるんですけど。

　音楽活動と違っていつでも気軽に浮上出来るからこそゲーム配信を始めたわけで色々と本末転倒な思考ではあるのですが、やっぱり恥ずかしいものは恥ずかしいですし、気まずいものは気まずいんです。
　いや、別に気にしなければいいんですけどね。悪い事してる訳じゃないですし…。

　って言うか、現実問題としてゲームしていないからといって必ずしもその時間を音楽に割いているわけでもないですし、逆にゲームばっかりしていた時期でも録音したいフレーズとかが浮かんでいれば合間を縫ってDTM起動してますし、ホントに自分自身が気にし過ぎてるだけだったりします。

でも、誘われたら普通にゲームしますよ

　ゲーム配信者になってしまったが故にゲームの起動を躊躇うようになってしまった悲しきゲーマーの小波津でしたが、それはあくまでもソロで遊ぶ場合の話です。
　マルチで遊ぶ場合はその限りではないので、お気軽にお声掛け頂いて構いません。

　例えば配信者仲間に誘われてのプレイならばとんでもねぇ時間帯でも「誘われたから仕方ない」といった具合で（主に自分に対して）言い訳出来ますし、その他諸々メリットも感じるので気軽に誘って欲しいぐらいです。

　そして、もしかしたらこの記事を読んでくれて「あ、あんまりゲーム誘わない方がいいのかな」なんて思ってくれたリアルの友人もいらっしゃるかもしれませんが、むしろ配信外で何の気兼ねもなくゲーム出来る貴重な機会なので気軽に誘って頂けると幸いです。
　オレだって本当は何の気兼ねもなく友達とゲームしてぇんだ…。

まとめ

　そんなわけで『ゲーム配信始めたらゲームしなくなった、って話』でした。いざ記事を書いてみたら思いの外Blogと区別付かない感じになっちゃいましたね…。

　ぶっちゃけ、ただ単に「ゲーム起動するのがめんどくせぇ」からゲームしてないってパターンも多いんですけどね。
　冷静に考えて配信者的にはゲームすればするほど得ですからね。色々余計な事考えちゃって結局ゲームしなければ何も得るものはないですけど、非効率であってもゲームすれば多かれ少なかれ得るものはあるわけで。

　そんなわけで、今後はもっと脳死でゲーム出来るように意識改革していきたいと思います。
　バトルパス終わらせる為にもそろそろ本腰入れて形振り構わずApex Legendsやらなきゃですし。