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『GO! DX プロジェクト』 STEP4 実現方法の検討

昨日は、いろいろなプロジェクトが忙しく...
記事を更新できませんでした...

さて、気を取り直して。。。

今回も「GO! DX プロジェクト」として、DXプロジェクトの推進について書いていこうと思います。今回は1日遅れてしまいましたが、基本的には毎週金曜日の配信を予定してます。(ただし、木、金が結構忙しいので、今回のように土曜になるかもです...)

さて、今回は「STEP 4 実現方法の検討」です。
前回、前々回は、こちらのマガジンから参照いただけると嬉しいです。

では、また「DXの実現ステップ」から始めます。

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今回は、STEP4「実現方法の検討」です。

前回は「デジタル化のアイデア」を取り上げました。

今回は、「そのアイデアをどう実現していくか?」について考えていきたいと思います。

「技術的な実現方法の検討」(1)と「プロセス的な実現方法の検討」(2)の2つに分けて考えていきたいと思います。
よって、今回のSTEP4も2回に分けさせていただきます。

デジタル化について、考えていきます。

インフラ関連につきましては、クラウド前提で話をします。クラウドシフトした際には、個人的にはネットワークやセキュリティもそれに合わせて進化させる必要絶対に必要と思っています。例えば、ゼロ・トラスト・ネットワーク・アクセス(ZTNA)やSASE(セキュア・アウセス・サービス・エッジ)等の導入です。
ここでは割愛します。こちらを参考にしてください。

では、DXのシステム化の方針です。
あくまでも、DXは手段で目的は企業変革ですということを大前提においてください。とすると、単なるデジタル化は真のDXとは言えないのです。
DXはDXを通して企業を変革することであり、大きく変化する環境に対応するために、企業に、組織に、従業員に全てのステークホルダーに変革の意識を根付かせることです。これこそが真のDXのゴールです。

では、そのシステムはどうあるべきかでしょうか?
変化に柔軟に対応できるシステムインフラであるべきです。
以下にDXシステム化の方針を示します。

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環境の変化は企業を取り巻く様々な環境でおきます。顧客を起点に従業員株主、取引先もです。その変化する環境に対応する仕組み(システム)を構築することがDXを実現していく上での第一歩になります。

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上図のように、中心にあるのが、クラウド(エッジ&フォグ)、API、マイクロサービス、コンテナ化とあります。

DXを実現する上での重要な技術的な要素です。

この基盤(技術的要素)の上でDXを実現していきます。

では、その実現方法ですが、世の中、優れたパッケージやSaaS型のアプリケーションが出ています。
しかし、全てパッケージやSaaSサービスで賄うのも難しいでしょう。

そこで、どのように選択していくかがひとつの焦点になるではないしょうか?

パッケージとスクラッチ開発について考えてみたいと思います。
以下、パッケージがもたらす弊害を示します。

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このようなことって経験ありませんか?

ただ、パッケージが全てだめだと言っているのではなく、適切に活用しましょうということです。

以下にパッケージとスクラッチの融合について示してみました。

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競争領域と非競争領域によって、パッケージやSaaSサービスえお利用するのか、スクラッチで構築するのかを検討していくべきだと思います。

最後に、あくまでもDXは手段です。
デジタル化して、そこだけで競争優位を気づいたとしてもすぐに陳腐化します。
単純にデジタル化できるということは、他でも模倣しやすいということです。

あくまでも企業の本質を見極め、企業のアイデンティティである部分を磨き差別化していくことです。
あくまでも、デジタル化は環境の変化に対応するため、自社のアイデンティティをさらに際立たせるためということを念頭においてデジタル化を進めるべきです。

次回は、STEP4「実現方法の検討」(2)として「プロセスとしての実現方法の検討」について考えていきたいと思います。

では、また来週

つづく

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