「もやもや」の追求に必要な力って?
この「もやもや」が『モチベーション3.0〜持続する「やる気!」をいかに引き出すか〜』を手に取った理由だ。
何者でもない私が、なぜ人様の大切なお子さんを預かっているのか?
何のために教育に関わる仕事をしているのか?
いやいや、こんな考えを持っていてはプロフェッショナルじゃない。
教員としてのプロフェッショナルって何?
あれも、これも、それも、まだまだ何も解決できていないのに、これって教員としてプロフェッショナルなの?
あれ?何を目指して教育現場にいるんだっけ?
「もやもや=課題。うーん…でも…」
頭の中にいろいろな思いや考えが拡散して、まとまらない。
恩師からそんな言葉を言われて、ハッとした。
なるほど。
いつの間にか答えだけ、ゴールにたどり着くことだけを求めていたから、「追求する」というその過程が苦しくなっていたんだ。
「もやもや」自体が目標であり、追求し続ける理由である。
さて、本の話に戻る。
この本の中には「子どもを助ける9つのアイデア」という見出しがあり、その中身は、以下の文章から始まる。
そうそう、これこれ。
大人が「子どものために」「熱心に」やっていることであっても、子どものためになっていないことがあるのではないだろうか。
では、どうすれば?
このもやもやが、私の「やる気!」だ。
大人はもう少し考える必要がある。
目の前の子どもの声に時間をかけて耳を傾けながら、「もやもや」を追求し続けたい。
投稿者: T.M
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?