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「もやもや」の追求に必要な力って?

もやもや…何だかもやもや…

この「もやもや」が『モチベーション3.0〜持続する「やる気!」をいかに引き出すか〜』を手に取った理由だ。

何者でもない私が、なぜ人様の大切なお子さんを預かっているのか?
何のために教育に関わる仕事をしているのか?
いやいや、こんな考えを持っていてはプロフェッショナルじゃない。
教員としてのプロフェッショナルって何?
あれも、これも、それも、まだまだ何も解決できていないのに、これって教員としてプロフェッショナルなの?
あれ?何を目指して教育現場にいるんだっけ?

「もやもや=課題。うーん…でも…」
頭の中にいろいろな思いや考えが拡散して、まとまらない。

「まとめようと思うから、苦しいんじゃない?」

恩師T.M

恩師からそんな言葉を言われて、ハッとした。
なるほど。
いつの間にか答えだけ、ゴールにたどり着くことだけを求めていたから、「追求する」というその過程が苦しくなっていたんだ。

「もやもや」自体が目標であり、追求し続ける理由である。

さて、本の話に戻る。
この本の中には「子どもを助ける9つのアイデア」という見出しがあり、その中身は、以下の文章から始まる。

「子どものカバンからはみ出るほどの宿題は、本当に学習のために使っているのだろうか?それとも、厳格さの概念を履き違えて、単に子どもたちの自由な時間を奪っているだけなのだろうか?」

p.239「タイプIの宿題かどうか3つの基準でチェックする」

そうそう、これこれ。
大人が「子どものために」「熱心に」やっていることであっても、子どものためになっていないことがあるのではないだろうか。

では、どうすれば?

このもやもやが、私の「やる気!」だ。

「教室には、先生も生徒もあふれているのだから」

p.250「生徒を先生に変える」

大人はもう少し考える必要がある。
目の前の子どもの声に時間をかけて耳を傾けながら、「もやもや」を追求し続けたい。

                             投稿者:  T.M

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