曼陀羅太郎

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【性格曼陀羅】(4)配置の法則 2/3(不規則性の法則)

2.不規則性の法則  ”不規則性の法則”は、特性の配置が不規則性の程度によって決まるというものです。”不規則性”は、「ランダム性」や「無秩序さ」などと言い換えることができますが、要するに「予測のしづらさ」のことです。なので、不規則的であるということは、予測がしづらいということであり、それは同じ特性であっても人によって違いが出やすい、ということでもあります。この法則は、様式と各様式内の特性に適用されます。 様式でも各様式内の特性でも、上にいくほど不規則的で、下にいくほど規則

    • 【性格曼陀羅】(3)配置の法則 1/3(社会性の法則)

      配置の法則性特性の配置には法則性があります。 1.社会性の法則 2.不規則性の法則 3.相対性の法則 “社会性の法則”は特性にのみ適用されます。 “不規則性の法則”と“相対性の法則”は様式と特性に適用されます。  この理論は性格を分類して、それらを直感的に理解することを目的にしています。これらの法則には明確な科学的根拠があるわけではありませんが、性格の様式や特性の関係性をおおまかに理解する上では有効です。  ただ、内容に関して詳しい方からご意見を頂けたら訂正するつもりで

      • 【性格曼陀羅】(2)分類方法

        分類方法  各様式には縦軸と横軸があり、これらの2つの軸によって、4つの型のいずれかに分類されます。各様式それぞれで分類された型の組み合わせで性格が決まります。  例えば、“認識様式”の場合は「内向ー主観型」「外向ー主観型」「外向ー客観型」「内向ー客観型」のいずれかに分類されることになります。ほかの様式でも同様に4つの内のいずれかに分類され、各様式それぞれで分類された4つの型の組み合わせで性格が決まります。 能力との関係  この理論では、性格は能力の高さではなく、好み

        • 【性格曼陀羅】(1)文字の意味

           性格曼陀羅(せいかくまんだら)は、性格理論です。図の文字は、性格の構成要素を表しており、それらは関係性が明確になるように配置されています。  性格曼陀羅は、もともとあった性格理論を組み合わせてつくりました。それらの理論の中には、心理学の中で広く用いられているものや、多くの人に活用されている性格診断テストなどが含まれています。  この理論では、状況によって性格が変動することも考慮しています。 最初は複雑に感じるかもしれませんが、一度内容を把握できれば、自己理解が深まるだけでな

        【性格曼陀羅】(4)配置の法則 2/3(不規則性の法則)

          性格曼陀羅(旧版)

          性格曼陀羅 はじめに  「性格曼陀羅(せいかくまんだら)」という性格理論を考案しました。この理論は進化論の視点を取り入れて、既存の性格論を再構築したものです。具体的には「ビッグファイブ」「MBTI」「4タイプ」などの性格理論を元にし、それらの要素を再構成して図上に配置しました。図の配置は必然的なもので、各要素の関係性が明確になるように配慮されています。そのため、直感的に理解しやすくなっています。  性格曼陀羅には、多くの要素が含まれているため、個人の性格をより詳細に理解する

          性格曼陀羅(旧版)