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小田原市の清閑亭問題:近隣の不安と、営利企業への独占的なテナント貸し

はじめに
清閑亭の近隣は小田原市の中でも歴史のある、毎日鳥の鳴き声がきれいに響き渡るような、非常に閑静な住宅街です。
しかし、最近、守屋輝彦氏が市長をつとめる小田原市と「JSフードシステム」という営利企業が清閑亭で始めた、大規模飲食店プロジェクトが、営業開始前にも関わらず、プライバシー、騒音などの実害を与え、私達の日常に大きな影響を及ぼし始めています。

清閑亭とは
清閑亭は、小田原市にある重要な歴史的で、国の登録有形文化財にもなっています。この美しい場所は、多くの歴史上の人物によって利用されてきました。小田原の文化と歴史を象徴する場所として、多くの訪問者や歴史愛好家に親しまれ、本プロジェクト前までは観光客及び市民の憩いの場として活用されていました。

現地の写真
まずはこちらの写真をご覧ください。

工事開始時点の清閑亭
2023年12月 工事開始前
工事後の清閑亭
2024年2月 工事後(プライバシー、騒音、火災など不安が)

問題の概要
今年に入ってすぐ、厨房とトイレの建設が始まりました。この建設は、景観を損ない、日々の生活に騒音やプライバシー問題をもたらしています。開業前にも関わらず騒音が発生し、不特定多数の人たちが出入りすることに、非常に強い不安を感じています。また、開業後には騒音、プライバシー問題の悪化に加え、悪臭や衛生面での不安も生じます。

小田原市とJSフードシステムの関係
このプロジェクトは守屋輝彦氏が市長をつとめる小田原市と「JSフードシステム」という営利企業が進めており、公表されていない情報が多くあります。
私達が聞いた限りにおいては、小田原市が工事費用を負担したうえで、おそらく敷地面積は1000坪以上、延床面積100坪以上あるであろう文化財が、月20万円という料金で独占的に10年間のテナントを貸しを行われるそうです。近隣に不安を与え、営利企業に独占的にテナント貸しすることが、公共の利益および小田原市民のためとなるのでしょうか。
(*) 現状は両者間の契約に関する情報の殆どが非公開であるため不正確な可能性があります。正確な情報、オープンな情報を求めるために小田原市に対して情報公開請求を実施していきます。

私たちの行動
私たちは、このプロジェクトについて小田原市及びJSフードシステム社に連絡を取り、プロジェクトの一時的な停止と問題解決の申し入れを行っておりますが、積極的に対処いただける姿勢は見られません。
このため、ソーシャルネットワークや地域コミュニティと連携により小田原市への働きかけを強化します。また、3/25の開業時期に合わせた清閑亭前での平和的なデモ活動も計画しています。
非公開事項があまりにも多いため、より詳細な情報を取得すべく情報公開請求も実行していきます。

皆様へのお願い
市民の生活と小田原の魅力を守るために、まずは私たちの声を広く伝えることが重要です。
この問題に共感いただける方がいらっしゃいましたら、このコンテンツに「スキ」をいただき、ソーシャルメディア等で、ぜひこのメッセージを広めることをお願いいたします。
また、小田原市に対して、清閑亭問題に対する市の見解や計画についての確認と意見をお願いします。これにより、私たちの懸念が市の関係者により深く理解され、適切な対応が促進されることを期待しています。下記が小田原市の問い合わせ先となります。

(*)小田原市とは上記窓口への意見伝達は問題ないことを確認済みです。お問い合わせの際は、礼儀正しく、具体的な内容に基づいて行ってください。

今後の更新
この問題に関する最新情報や進展は、こちらのnote.comでの投稿、及び我々のX/Twitter [@seikanteimondai](https://twitter.com/seikanteimondai)で定期的に更新します。フォローして、続報をご確認ください。
また、我々にご意見のある方、サポートを頂ける方は、seikanteimondai@googlegroups.comまでご連絡いただけますと幸いです。

終わりに
私たちは、小田原市の魅力を愛し、この地域の価値を守りたいと思っています。居住者が安心して暮らせるように、新しい移住者が安心して小田原に住めるように、この問題が小田原市の未来にとってより良い方向への一歩となることを切に願っています。

「清閑亭問題」は小田原市の守屋市長肝入と言われる文化財利活用プロジェクトに対して、自民党の地方政治でよく聞く「癒着」や「利益供与」の疑いを持ち、積極的な調査と情報発信を行っています。


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