利他が全て

 正しく生きたい、とよく思う。ただ、何が正しいのか、よくわからないとこれまで思っていた。だが、シルバーバーチに出会い、最近しっくりきたことは利他が全て、ということだ。
 自分に矢印が向いていると、だんだん辛くなる。自意識過剰だ。人の評価が気になったり、人から自分を貶された時に、自分の価値を傷つけられたと思って、怒りが収まらない。
 だが、もし、ずっと、周りの人のために生きたら、どうなるだろうか。

 もしかしたら、人のために生きたら、自分のことなどどうでも良くなって、嫌なことは減るのかもしれない。

 あがり症を治す の記事でも書いたように、人のために話せば、あがらなくなる。


自分のために、生きると苦しくなるようにできているようだ。

右の頬を殴られたら、左の頬を差し出しなさい

そんなキリストの言葉を、バカみたいだ、と思っていたこともあった。
だが、自分自身が慈愛に満ち、自分を攻撃してくる人でさえも愛で包み込むことができたら、自分も楽になるのではないかと思う。

怒りが収まらず、困ってしまうのは自分自身だ。

嫌なことをしてくる相手でさえも、慈愛で包み込むような、そんな利他的な気持ちを手に入れることができたら、きっと、心の平和が訪れるのだろうなと思う。
道のりはまだまだ遠いが、困った時は、シルバーバーチの言葉を胸に、成長への道のりを歩んでいきたい。

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