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DAY 19 子どもと一緒にNZ 2024

(2024年の一年間、高校生の娘と小学生の息子、そして母である私の3人で「ニュージーランド暮らし」を決行します。このチャレンジの準備から現地での暮らし、帰国までの事実、そして気持ちをココに記録しておこうと思います。)

木から木への吊り橋

今日は朝から行くところを決めていました。
ロトルアです!

オンラインでスパも予約もしておきました。
そう、目的は水を浴びる(シャワー)こと!!!

まだまだガスなし生活は続いています。

ここHamiltonから車で1時間半。Motor Wayをひたすら走る途中の道。

もっこりまるまるとした小山が連なっていたり、大きな大きな木がポツンとそびえ立っていたり、牛も羊ものんびり。

また普段とは違う景色にあちこちよそ見するのに忙しかったです。

まず到着したのはこちら。

Redwoods Treewalk


大きな大きな木に吊り橋がかけられていて、大きな大きなシダの広がる森の空中(?)を歩きました。

途中、地上から約20m!という高さの部分も。
吊り橋を歩く最大人数が決められているので、それ以上にならないように注意しながら歩きます。

でもね・・・私たち小人族はほとんどビクともしないのだけど、そろそろ・・・っと吊り橋の中心あたりを歩いている最中に、突然グラッ!と揺れてびっくり。振り向くと私の3倍はありそうなおばさまが歩いてきます。

この最大人数って、もう少し表現方法変えた方がいいと思う。

それにしても、この高ーい木に「触っちゃいけません」と書いてあるのだけど、大きな吊り橋のゴツいロープをいくつもかけられて苦しそう、と思うのは私だけだろうか。

森の中の地上20mの最高にエキサイティング(と思われる)箇所よりも、出口近くの駐車場の真上を渡る吊り橋が一番怖かった。
車の上に石でも落としてキズつけないだろうか・・・

ココで美味しいマフィンやFlat Whiteでランチにしてから、お土産ショップへ。

綺麗で可愛い、購買力をそそる素敵なグッズが盛りだくさん。

これを夫に買おうかな、
これは母に、
これらはお友達にいいかも。

ニュージーランドに来て、はじめてこういうショップに来たんだ!と後から気づきました。

入国後、いきなり家探し、車購入、学校開始、の日常だったので、観光客向け施設で「ニュージーランドのお土産」を目にしたのがはじめてだったのです。
どれもこれも欲しくなりましたが、とりあえず私はポストカードを一枚。

ぬいぐるみ好きの息子は可愛いキウイのぬいぐるみに一目惚れ。
かなりの時間悩んで悩んで悩んで、リュックに入れてきたトリケラトプスのぬいぐるみと戦わせたりしてお試し(?)し、決めました。

まだ滞在始まって20日目。この先、ぬいぐるみが増えそうで怖い。

プールでついにシャワー

次に向かったのは、オンラインで予約済みのスパ。

Polynesian Spa

ココが今日の目的地。
未だガスがないのでシャワーを浴びられない私たち。
ココでスッキリさっぱりして帰ろう!
と楽しみにきました。

が、車を降りて第一声。

くさい!!!と子どもたち。

硫黄の匂いですね。

私は神奈川生まれの神奈川育ち。
子どもの頃から毎年行っていた箱根を思い出しました。

学生時代にはじめて自分の車で行った時。
結婚してからも夫と何度も通った道。
外国からのお客さんが来たら必ず訪れたお宿。

娘を出産する10日くらい前に母とお泊まりして、出産前に温泉っていいのだろうかと後からちょっと後悔したのも良い思い出。
そういえば、あの時に娘の名前を母に発表したんだった。温泉の「泉」がつく名前。

岐阜に引っ越してからはすっかり遠い存在になってしまった。
ああ、懐かしすぎる、箱根。

そんな素敵な温泉をイメージしていたのですが、
現実は、サンサンと降り注ぐ太陽の光の下、温かいプールでカラフルな水着の子どもたち(息子含む)がバシャバシャと遊び回る、(私たち日本人にとっては)異様な光景の中、箱根の温泉を一生懸命イメージしながらジッと動かず体を温める娘と私。

おそらく現地の人にとっては、こんな私たちの方が異様だろうけどね。

息子はすべり台で何度も何度もプールにバシャーン!
泳いでもぐって、泳いでもぐって。

ゴーグルを投げ回し、あんな格好ですべり、こんな格好ですべり、あーだこーだ試すこと約90分。

スッキリさっぱりしようと来たのに、この匂いが髪の毛について離れなかったらどうしようと、ボソボソ不満をもらし、お風呂じゃないのにプールから出たり入ったり繰り返す日本人女性2人。

ようやく息子が満足して「出る」というので、更衣室のシャワーへ。
シャンプー持ってくればよかったぁと思いながらも、おかげさまでスッキリしました。

幸運にも匂いもつかず。

そして見つけたのです。
出口を探して迷ったふりをして向かった先は、別プランのゾーン。

そこにはこれぞ温泉!という露天風呂風の景色が広がっていました。
湯けむりの中、ゆったりのんびりと大人たちがくつろいでいました。

私が予約をしたのはファミリープールゾーン。
ウェブサイトですぐに「ファミリー」という文字に飛びついたから気が付かなかったんだ。

息子め・・・

という気持ちはしまい混んで、みんな綺麗になれたことに感謝しよう。
無事帰路についたのでした。

運転中の睡魔、再び

そこからが大変。

帰り道、初日にオークランドからハミルトンまでの1時間半のドライブと同じように恐ろしい眠気が襲ってきたのです!

あの時は前日一睡もしていなかったから当然だったけど、
まさかお風呂上がり(いや、プール上がり)の運転がこんなに辛いとは。

今回は途中で仮眠しましたが、何かの病気だろうか・・・とつぶやくわたしに、娘がひとこと。

「朝ごはん抜いちゃうと、昼間に眠気が来るらしいよ」

さすが健康マニアの娘。なるほどー

まだまだ日々の暮らしを回していくのに精一杯なわたしであることに気づきました。
平日はお弁当づくりなどにいっぱいいっぱいで、自分の朝ごはんを食べるのを本気で忘れてる。

今朝はロトルアまでの道のりをシミュレーション。おやつに水筒に準備をしていて朝ごはんを忘れたんだ。

今日、ロトルアに行くというわたしに腹を立てた息子。
息子はこんな森じゃなくて、ビーチに行きたかったのです。

珍しく目に涙を浮かべて反抗する息子。それでも土日に2日続けて遠出は50近くのおばさんには辛すぎる。キッパリ行けないと断りました。結局プールで散々遊べたので満足だったのだけど。

息子も頑張ってる。
表面的には楽しそうに見えても、初めての土地、父親のいない日常、知らない学校、知らないルール、知らない子どもたち。

来週はビーチに行こう!その頃はシャワーが使えているはずだけど・・・

なんとか今日もスッキリして乗り越えられました。
早く来い来い、ガス屋さん!

サポート頂けたら嬉しいです!自分の世界をどんどん広げ、シェアしていきたいです。コツコツ階段を登り続け、人生を楽しみ尽くします。