政治アナリスト❤️チャオから新年のご挨拶

良い子の皆さん、新春あけましておめでとうございます❣️政治アナリスト❤️のチャオ❤️です。昨年は、都議選、総裁選、参院補選、衆院選と大変お世話になりました。今年は、夏には参院選、そして沖縄は本土復帰50年の節目の年と年明けすぐに名護市長選、南城市長選、石垣市長選をスタートに秋には沖縄県知事選と沖縄選挙イヤーとなります。また、石川県知事選、長崎県知事選、滋賀県知事選、新潟県知事選など大型首長選挙が全国各地で参院選前後にあり与野党の政治決戦も各地で繰り広げられます。本年も、何卒、よろしくお願い申し上げます。

　参院選の日程は？7月10日投開票予定❣️
夏の参院選、最新の情勢は⁉️参院選議席予測を選挙区、全国比例とともに一挙掲載❣️

まず、今年の主な政治日程を駆け足で見ていくと。今年前半の政治の主戦場となる通常国会は、今月1月17日に召集される見通しです。通常国会は国会法の規定で150日の期日で。6月15日に会期末を迎えます。会期延長がなければ、おそらく参議院選挙の投開票日は、7月10日になる見通しです。

国際社会、外交日程は？

一方、舞台を国外に国際社会を見ていくと、2月4日から北京冬季オリンピックが開会するが、アメリカ、イギリスなどが外交ボイコットで臨む方針の中、日本は最終的にどうするのか？そして3月9日は、韓国大統領選挙。11月8日は、アメリカの中間選挙が行われバイデン政権の折り返し地点に。
秋には5年に一度の中国共産党大会が開かれ、習近平国家主席が異例の3期目へ任期が突入するかも注目です。そんな中、わが国は米中対立の中、緊迫する東アジア情勢の変化を受けて、岸田政権は、日本の外交・安全保障の基本戦略を盛り込んだ国家基本戦略、防衛大綱、中期防衛力整備計画を年末に改定する方針です。外交安全保障の論議が、久しぶりに高まる可能性も今年の国会では出てくるでしょう。

　岸田政権の202年、3つの政治課題

以上の政治外交日程を頭に入れて、国内政治は果たして2022年どう展開するか？
まず岸田政権は、年明けから3つのハードルが待ち受けています。コロナ対策、国会対策、参院選挙です。第１のコロナ対策については、岸田政権は衆院選直後、去年11月に対策の全体像を取りまとめたのに続き、オミクロン株の水際対策として外国人の入国を全面停止するなどの対応策を次々に打ち出した。

コロナ対策は万全か？

その一方で、水際対策をすり抜けたオミクロン株の感染がじわりと広がっている。これに伴い急増する濃厚接触者の扱い、病床の確保、3回目のワクチン接種の前倒しなど、やるべきことが実に多い。その際、国と都道府県、市区町村、医療機関などの連携・調整が順調に進むのかどうか？年明け早々、正念場を迎えそうだ。また、そうした成果が今年行われる全国の首長選挙では争点となる可能性も出てきそうだ。まさに岸田政権の正念場といえる局面だ。

岸田政権の国会運営は？通常国会でお手並み拝見❣️

第２は、通常国会の乗り切れるかだが、実は岸田政権にとって長丁場の国会は今回、年明けの通常国会からが初めてだ。臨時国会を見ていて多くの国民が驚いたのは、岸田文雄総理の答弁の丁寧さや、岸田総理が「人の話をよく聞く総理」を目指すを自負している通り
質問にジッと耳を傾けメモを録る姿も見受けられた。こうした丁寧な印象は、かつての安倍元総理や菅前総理にはなかった岸田総理の長所であり現在の高い内閣支持率もこうしたことも一因となっていると思う。しかしなが、今回、初入閣の閣僚が多く、答弁を不安視する声が与党内からも早くも聞かれる。すでに臨時国会で追及されていた大臣もおり今後の通常国会の動静に注目していきたい。

夏の参院選、沖縄選挙イヤーが与野党対決に❣️

そしてメインの課題となるのが、やはり今年は夏に参院選挙を控えている。特に野党が候補者を1本化する1人区、32の選挙区の勝敗が焦点となってくる。自民党は、2019年の参院選で２２勝１０敗、2016年の参院選で２１勝、１１敗だった。今回の改選組は、2016年前々回当選した議員らが改選となる。ただし、与党は非改選議員が多いため、自民・公明の両党で過半数を維持する公算が既に大いとみられている。
自民党長老に岸田政権のゆくえを聞いてみた。「一番の波乱要因は、オミクロン株対応だ。2月頃の感染がどうなっているか。一定程度に抑え込み、3、4月に経済活動が本格化していれば、参院選を乗り切れる。だが、実績が上がらないと厳しい評価を受けるだろう」と楽観論を戒める。
岸田政権は発足からまだ、３か月。コロナ感染者数が激減した環境に恵まれ、内閣支持率も高い水準を維持している。一方、実績と言えば、年末に大型補正予算を成立させた程度で、派閥の人数は５番目、党内基盤は安定しているとはいえない。
特にオミクロン株が急拡大し、対応に失敗すると内閣支持率は急落、政権運営は窮地に陥るとの見方は、党内でも少なくない。
　
対する野党は？岸田政権との対決、野党内の競合を参院選にむけどう克服するのか？

野党側は、通常国会で岸田政権と対峙し、夏の参議院選挙につなげていくのが基本戦略となる。政府のオミクロン株対応、新年度予算案の内容、臨時国会から持ち越した国土交通省のデータ二重計上問題なども追及していく構えとなるだろう。
一方、昨年の衆院選で、野党第1党の立憲民主党は議席を減らしたが、日本維新の会は議席を大幅に増やし躍進した。日本維新の会は、夏の参院選挙でも候補者を積極的に擁立する構えで、臨時国会でも文書交通費の話題をテーブルにあげたが、おそらく通常国会でも野党内の主導権争いが活発となり。年明け直後の通常国会から激しくなりそうだ。野党もいかに参院選にむけ見せ場を作るかが課題となってくる。

参院選に向け、野党の課題は⁉️

参院選挙に向け立憲民主党が、衆院選で閣外協力で合意した共産党との関係をどのように見直すのか？と、同時に国民民主党との協力関係をどうするのか？日本維新の会の出方も含めて、野党内の構図が大きく変化する可能性も今後ある。そのための試金石が、参院選、沖縄選挙イヤーとなり、今年の政治政局を見ると参院選の結果が岸田政権の浮上か失速か？に即つながることとなりましす。

　通常国会後の参院選で与野党、決着に❣️

このように2022年前半の政治は、通常国会を舞台に与野党の攻防が続いた直後に参院選挙で決着がつけられる見通しだ❣️

つまりは、政権与党である自民党は前回、または前々回並みの議席、具体的には50台半ば以上を獲得できれば、公明党と合わせて参議院で安定多数を確保できる公算となる。加えて、岸田総理が参院選でも重要視している沖縄選挙区の参院選、沖縄県知事選、名護市長選などの地方選挙に仮に勝利した場合は、去年秋の自民党総裁選、衆院選に続き、参院選と沖縄選挙イヤーでも勝利したことになり、岸田首相の求心力はさらに高まり長期政権への布石となるだろう。

次の衆院議員の任期満了は、2025年。総裁選も2025年となるので少なくとも向こう3年間国政選挙なしで、政治課題に専念できることになる。

逆にもし岸田政権が、前回、前々回の水準を割り込めば、岸田首相の政権運営に陰りが生じ、党内の非主流派のけん制が強まる可能性もある。
つまり、夏の参院選は、岸田政権にとり長期安定政権へ階段を上り始めるのか、あるいら停滞・失速で下がっていくのか、まさに天王山❣️分かれ道となりそうだ。
ただし、与党で過半数は維持する公算が現在情勢では高いため、去年の総裁選のような大きな波乱が起きる可能性は低いとみえます。岸田政権が逆に安定政権となると、野党にとっては長く冬の時代が続く可能性もあり、まさに通常国会、つづく直後の参院選が野党にとっても試金石となりそうだ❣️

以上が、今年2022年の政治政局、参院選までの政治の展望となります。

政治アナリストは、元旦も常在戦場NOW❤️

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