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最速のチェーンには最速のインデックスが必要だ: SeiがSpace and Timeに対応

この記事は、Seiのブログ「The Fastest Chain needs fast indexing : Sei live on Space and Time」(2023年11月1日付)の日本語訳です。もし記事内に不自然が表現を感じられる場合、併せて原文を確認することをお勧めします。本記事では、"Sei"はプロジェクト及びブロックチェーンの名前を指し、"SEI"はSeiにおけるトークンを指します。


Space and Timeは、Seiのエコシステムにとって好ましいデータ保管庫となる

Seiブロックチェーンが成長するにつれて、Sei財団にとって重要なのは、エコシステム全体をサポートし、新しいチームがSei上でプロジェクトを効率的に展開するための障壁を下げるインフラソリューションと提携することです。

ブロックが高速に処理されファイナリティに到達することに伴い、チェーンからデータを迅速で効率的、かつ信頼できる形で引き出すことが、ファイナリティが最速のチェーンにおいて取り組む際の最大の課題の1つです。

リアルタイムデータのインデックス化の問題に取り組むため、Seiが新たなソリューションへ統合され、利用可能になりました!それがSpace and Time です!

Space and Timeとは

Space and Timeは、Web3のための検証可能な計算レイヤーです。

Space and Timeと統合することで、ZK(ゼロ知識)インデックス化されたSeiデータを開発者が利用できるようになり、オフチェーンデータと結合し、その結果をZK証明し、Seiスマートコントラクトに接続することができます。

Space and Timeは、規模に応じた改ざん防止計算を保証し、クエリ結果が操作されていないことを証明します。そして、Seiに適した、高性能で信頼性の高いデータ保管庫となります。

開発者向けのSpace and Timeの特長

  1. リアルタイムと履歴:Seiをリアルタイムでインデックス化し(ブロックが確定した直後)、チェーン全体のステートや履歴をSpace and Timeに保存します。ブロックチェーンデータはどのSpace and Timeプランにも常に含まれているため、開発者はすぐにSeiデータを使った構築を始めることができます。

  2. ZKパワー:Space and TimeのインデクサーはZKを採用しているため、開発者は正確で完全な、改ざん防止されたSeiデータを入手できることがわかります。

  3. クエリ可能:Space and TimeはSeiデータをリレーショナルテーブルにインデックス化するため、開発者は簡単にSeiデータを検索し、クエリし、DAppsやアナリティクスを構築するために使用することができます。

  4. スマートコントラクト接続:Sei上のスマートコントラクトにクエリー結果(オンチェーン、オフチェーン、またはその両方)を送信することができます。これは、Space and Timeの新しいZK証明であるProof of SQL(SQLの証明)によって実現されます。

  5. ダッシュボードを用意:ユーザーは、Seiデータの視覚化とダッシュボードを簡単に構築したり、Space and TimeのAIデータエンジニアであるHoustonに自然言語プロンプトからそれらを生成させることができます。

Space and Timeは検証可能な計算レイヤーとしてSeiと密接に連携し、インデックス化されたSeiデータに対する検証可能なオフチェーン計算とオフチェーンデータをSeiスマートコントラクトに接続し、開発者がより優れた、より高速な取引所、DApps、プロトコルを構築できるようにします。開発者はSpace and Time StudioでSeiデータを使った開発を始めることができます。

2024年に向けて、Seiでは新しくエキサイティングなプロジェクトがますます簡単に展開できるようになり、次のキラーアプリケーションの波に向けて、まったく新しいデザインの可能性が解き放たれています。


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