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過去に出くわした男の話(実話)

  • こんばんは。今日2度目の更新。
    実はスマホの充電の残りが怪しい。記事を書き終えるまで充電もってくれるかな?充電しっかりしてから書けよ!と言われそう。

  • さて、本題へ。過去に出会った男の話を。これは今からン10年以上前の話。

  • 社会人になり実家から出て寮生活をしながら仕事をしていた時の話。実家から遠方の地で仕事をすることになったため寮生活となった。寮というより会社で借りている社宅的なマンション。

  • その日仕事を終え社宅として借りているマンションに戻ろうと帰路をテクテク歩いてた。マンション近くにある商店の公衆電話から一緒に会社に入った同期の友達に電話をかけた。その友達は既にここの会社を辞め私の実家のある街へ帰って行った。『今日はこんなことがあった』とか他愛もない話をしていると…

  • 1台の車が停まった。ここは観光地でもあるためよく観光客に道を聞かれることもある。そうなった際すぐに答えられるよう様子を見ながら電話先の友達と会話を続けた。しかし車に乗っている人は降りてくる様子もない。もしかすると公衆電話を使いたい?実はその先にも公衆電話がある。歩きだとかなりの距離だが車ならそんなに時間はかからない。しかし道に不慣れな人かも知れない。暫く車が停まったままなので友達に『公衆電話使いたい人がいるっぽいからまた明日』と言い電話を切った。そしてすぐそばのマンションに向かい部屋の鍵を出してドアを開ける。ん?何か車が来たような…同じマンションの住人かな?特に気にせず部屋に入る。

  • 部屋に入り着替えてくつろいでいるといきなりピンポーンとチャイムが。もう時は20時過ぎ。荷物が届くような時間でもそんな予定もない。ドア越しに『どちら様ですか?』と問いかけても返事がない。当時付き合っていた彼かと思ったが念の為ドアチェーンをかけた状態でドアを開ける。すると一人の見慣れぬ男性が。もしかするとさっき公衆電話の前にいた車の人か?道がわからなくて聞きに来たのだと思ったら、その男の口から予想だにしない言葉が発せられた。

  • 『僕と付き合ってください!』え?私はこいつを知らないし初対面。心当たりもない。『そんなこと急に言われても困るから帰って』と言っても少しの時間だけで良いからとしつこい。付き合ってる人がいてこれから会う予定でしかもヤーサン(嘘、けれどヤーサンみたいに怖い顔なのは本当)だよ、とにかく怖い人だからだめ、帰って!と言い何とか帰ってくれた。

  • その後またチャイムが。例の男かと思ったら当時付き合っていた彼。そこで今までの経緯を彼に説明した。その男が去って時間は然程経っていないので近くにいるはずだと言うことと小さな町なので探せばすぐ見つかるってことで早速彼の車に乗る。

  • 彼の言うとおり先程の男の車を発見。男は車に乗っていたためその車を追い回すかのように追跡。相当怖かったのかその車は町の外へ逃走。その後その車と男を見ることはなくなった。

  • いまだとそんなことしたらストーカーまがいの行動だが、その当時はまだ平和だったんだなと思う。

記事購入及びサポートは少額の時は主の仕事の合間のコーヒー代、金額が多い場合進学している子どもたちの学費等に使わせていだきますm(_ _)m