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オーラルフレイルが注目されてきているらしい

オーラルフレイル、皆さんご存じですか。
このブログでも何度か出てきた言葉です。

私も自覚するようになってからは、自分事としてとらえるようになりました。
危機意識がないと、流れるままに、フレイルのドミノ倒しのようになってしまいます。

オーラルフレイルという言葉は、そんなに古い言葉ではありません。
知らない方も多いかもしれません。
今、8020運動からフレイル対策への動きが始まっているんですよ~

8020運動が開始された当初、「8020」を達成している高齢者(後期高齢者:75歳以上)は10人に1人にも満たない状況でした。 しかしその後「8020達成者の割合は増加し、最新の全国調査(平成28年歯科疾患実態調査)では、75~84歳の51%が達成してることが示され、今後も増加することが予測されています。

しかし、歯が残っていても、しっかり噛めるか、が問題です。
ここ数年、重視されているのがオーラルフレイル。日歯も「国民の認知度は低いものの、歯科界一丸で展開する対策」と位置付けているそうですよ。

口から老化が始まるとも言われています。
自分でもわかりやすいチェックポイントあります。

二十顎、口角が下がる、表情が乏しくなる~
見た目ですぐわかりますね。
活舌が悪くなる、食べこぼしが増える、飲み込みが悪くなる~~
口が乾燥する~
男性は、のどぼとけの位置が下がるとか。

思い当たるところはありますか?
あれ、私だけかな( ;∀;)

オーラルフレイルとは・・・

東京大学高齢社会総 合研究機構が実施している高齢者大規模健康調査(縦断追跡コホート研究)において、歯科口 腔機能も含めて多岐にわたる調査項目を測定したところ、特に口腔機能の軽微な衰え(歯数の 減少、咀嚼力や舌圧の低下、滑舌に代表される口腔巧緻性の低下、食べこぼし・わずかのむせや噛めない食品が増える等の主観的要素)の重複が新規のサルコペニア発症や要介護認定、総 死亡リスクに有意に関連していました。それらのエビデンスも踏まえ、口腔機能を中心とした 衰えの概念構築、及び軽微な口腔機能低下に対する早めの気づきへの警鐘を狙い、新概念『オー ラルフレイル』としました。

つい最近、テレビで「歯科検診の義務化」骨太対策、という言葉を耳にした方も多いかと思います。8020運動、歯を残す、から、フレイル対策へ。

歯科健診の義務化 フレイル対策に生かそう 社説(6/4)

10年後、20年後も、今と変わりなく過ごしているだろうか・・
将来寝たきりにならないために、自分事として今から自分でフレイル対策しましょう。


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