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231203東京観光 〜日本橋クルーズ

毎年、この時期に東京に墓参りに行く
そして東京の街歩きをするのが我が家のルーティン
今回はイベントがふたつ組まれていて

日本橋の玉ゐであなごのお昼を食べた後は
日本橋から船に乗って川から東京の水辺を観光する
この日のイベント、第二弾である

お江戸TOKYO45分クルーズをネットで前もって予約する

AとBのコースががあり、日によってA、Bどちらかになるらしい
この日はBコースに

この寒いのに船に乗る酔狂な方が居るのかと思ったが
我が家の予約順は八番目
乗船手続きをして、受け取った乗船カードは22番からだった
手続き中にやって来たカップルが当日申し込みが出来るかと
聴いていたが満席と言われていた

クルーズ船は日本橋の袂にある船着場から乗船する

フルオープンなクルーズ船である

全部で50席くらいだろうか
申し込み順に乗船する
寒いので乗船時に膝掛けのブランケットを借り、
受付で貰ったホカロン(違うメーカーだが)を腰に当てて座る

船から見上げる日本橋
目線が変わると全てが新鮮である

船を見つけた通行人が手を振って出港を祝う

オレンジのジャケットを着た方がガイドさん

ガイドツアーは知らなかった事を色々と教えてくれ、ただ船で遊覧するより格段に面白い

説明する、一つ一つの橋に由来が様々とある

石垣と煉瓦積み
江戸時代の石垣
明治の黒い煉瓦
昭和の赤い煉瓦
様々な時代を超えた護岸である
ただ、ボーっと見ていると見逃しているが
説明されると感心してしまう

この日は普段のコースから脇道に入るコースをとった

赤い線のルート、亀島川を抜けて行く

このルート、水位が低く無いと通れない
橋とガイドさんの頭がスレスレである

岸辺にユリカモメがいる

隅田川に戻って、聖路加タワーを見る

勝鬨橋が見えた辺りでUターン

中央大橋、比較的新しい斜張橋

中央の塔の間にスカイツリー
ビューポイントの一つ

橋脚の間にスカイツリー
船長が微妙にコントロールして位置を合わせた瞬間に撮る

ここもビューポイント
清洲橋の中央に

清洲橋、以前実家があった場所の近くで知っていたが
こんなに美しい形だとは気が付かなかった
船から見える風景ならではある

永代橋の背後にバブルのタワーマンション

永代橋と清洲橋は関東大震災の復興事業で作られたモノ
従ってかなり頑丈に作られているらしいです

そして日本橋に戻るルートに

橋の向こうには建築中のビルが沢山ある
中にはスカイツリーの展望デッキの高さ以上の
超高層ビルが建つ計画が着々と進んでいるようだ

益々、首都集中型の都市になって行くのだろうか

首都高の下に戻って日本橋に向かう
この上にある首都高も、後15年もすると地下化が完了するらしい
橋脚の一部が既に取り除かれ赤いマークで残った構築物の存在を示しているそうだ

川岸に見える「たいめいけん」、今度はここに行きたいな

日本橋に戻って来た
宙に浮かぶモニュメントは道路元標を示す
この直下に道路元標が置いてある

現在の日本橋は石造りアーチ道路橋で
1911年、明治44年に竣工という歴史的な橋
100年以上も前に作られた橋が現役で問題無く使われている
当時の技術の凄さを感じる

花崗岩で作られた、石組みの橋で端の方の黒く欠けた部分は
関東大震災の名残で避難する船が火事になり、その火で炙られたモノらしい
改修するには橋の石組みを全てバラさないと出来ないそうだ
しかし、強度的に問題が無いのでそのままだとの解説でした

帰り着く船着場にはアオサギがお出迎え

多分、子供のアオサギ
結構図太く、船が接岸しても動じない
下船準備を始めるとようやっと飛び去って、日本橋の橋脚に移動した

このガイドツアー、大変面白いです
一度経験する価値は十分あると思います
これより長い90分コースもちょっと乗ってみたい気がした
春になると、護岸の桜並木を通る桜クルーズがあるそうだ
満開の桜のクルーズは格別らしい

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