個人的母乳育児のメリット・デメリット

多くの母ちゃん達が、「やりたい」、「できればやりたい」と考えている、あるいは、現在進行形でがんばっている母乳栄養。最近は、海外の事例が紹介されたりして、完全ミルクを選択する方も増えているのかもしれないけれど、これまで10年以上妊娠と授乳を繰り返し、6人をほぼ母乳で育ててきた経験を踏まえて、超超個人的な母乳育児のデメリット・メリットについて綴ってみます。


母乳育児のデメリット

  • おっぱい星人が増殖し、常におっぱいを狙われる

  • 使用前と使用後のおっぱいの姿が切ない

  • 結局、前開きやダボっとした服を着ることになる

  • 卒乳を決めたら食事量を調整しないと体型が戻らない

  • 下着や服が母乳色に染まり、落ちない

  • 妊娠中の自分の状態によって、産後数日の母乳が出方が変わる

母乳育児のメリット

  • 泣き始めた怪獣をとりあえず黙らせられる

  • ノンアルコール飲料を本物のお酒の気分で味わえる

  • 部活終わりの高校生並みに食べられる(乳腺炎には注意)

  • ミルク代を自分の食費に回せる

  • 授乳を口実にゴロゴロできる

  • 授乳を口実に赤ちゃんを触らせてたくない人から距離を取れる

  • 痩せる

  • 哺乳瓶を洗ったり、消毒しなくていい

  • 哺乳類であることを実感できる

  • 自分が食べた物が栄養に変わること、生物として備わっている機能を活用していることを実感できる

  • 気持ちいい

  • 赤ちゃんの姿、手の感触がたまらない❤️

  • 連れ合いに育児マウントが取れる

  • 子どもが体調を崩しても母乳だけは飲んでくれて脱水を防げる

以上が、超超個人的な母乳育児のデメリットとメリットです。筆者にとってはメリットが大きかったので、母乳育児を選択しましたが、赤ちゃんの栄養方法については、それぞれの方のお考えがあって当然。また、科学的な視点でのメリットとデメリットももちろんあると思います。
ただ、世の母ちゃん達が「本当は〇〇したかったのに」という思いを残さないように、正しい情報や周囲のサポート、社会の仕組みも必要だと思います。
人間も哺乳類です。生物として本来備わった機能が使えるような身体作りを妊娠前からできるように、もっと情報を、もっと栄養や休息が取れる環境、社会づくりを。
「母乳育児やりたかったけど、出なくてミルクになった」
という母ちゃんを減らしたいです。
「母乳出るけど、ミルクを選択したい」
と考える母ちゃんの気持ちを尊重して欲しいです。

母乳育児は2,3年で終わってしまいます。きっと最初の数年だけで子どもの人生は変わらないけど、この期間のしこりは、その後も母ちゃんの心の中に残り続ける気もしています。それぞれの母ちゃんが笑顔で自分らしい選択をできますように。

この記事の感想や皆さんの母乳育児への思いも是非教えて下さい。
コメントいただけると嬉しいです。


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