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Why ICU…?「ICU」のらくたんって?

なぜみんな大学に行っているのだろうか?
ふと頭に浮かんだ問いであった。
大学でよく耳にする言葉は私にとって疑問ばかりだ。
その中でもよく耳にするのは「らくたん」という言葉だ。意味は察する通り楽な単位の略語である。

私も入学当初は先輩たちから聞いた「らくたん」に目を輝かせ、楽な授業ばかりを履修してした。
興味は少しあった評価基準の厳しそうな授業は避け、所謂「らくたん」授業をたくさん履修してしまった。

履修してみた結果、とにかく楽だった。授業中は何も考えずパソコンを開いて好きな漫画を読んだりして、期末課題のレポートを適当に終わらせたら見事A評価を頂いた。

友人たちとディズカッションをする様子

4年生になった今だから思うことがあるとすれば

「なんだそれ」

その一言に尽きる。

高い学費を支払ってまで大学に進学して私が望んだものは単位なのだろうか。
そんなはずはない。
成績表に並ぶA評価や高いGPAのためだろうか。
そんなはずはない。
楽に卒業して「いい企業」に勤めて「いい生活」するためだろうか。
断じてそんなはずではない。

学校で見た初日の出と初コーヒーを堪能する様子

もし疑問や意見があれば手を挙げて聞いてみてはどうだろうか?
そのための少人数制授業だし、きっとモヤモヤした疑問が晴れないことの方が辛い。

就活やGPAなどのしがらみから離れて、目の前の授業と向き合ってみるのはどうだろうか?
将来の漠然とした答えのない不安と向き合うことよりも、今の自分に向き合った方がいいかもしれない。

難しくても挑戦してみてはどうだろうか?
失敗してもせいぜい成績表のアルファベットが変化するだけなのだから。

「なぜわざわざこんな辺鄙な場所にある私立大学を選んだのか」
それを問い続けてみて欲しい
自分の答えは常に変化するかもしれないし、変わらないかもしれない。
ただ、黒いガウンを来た時にこの問いの答えを胸張って言えるように今日も自由に学んでみたい。





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