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新型コロナ 5類移行1年。何を感じてますか?

こんにちは。元看護師よっしーです。

5月8日で新型コロナウイルスが感染症法上の5類に移行されて1年経ちました。行動制限などは行われなくなり、コロナ治療薬への補助などの支援策も廃止されて、今年度からは通常の医療体制で対応する扱いになりコロナ禍前の風景にほぼ戻りましたね。GWもあちらこちらで子供たちがのびのびと遊んでる姿を見かけました。



1年前、5類に移行後小学生の孫は、クラスのアンケート調査で『マスクは絶対に外さない!』『顔を見せるのが恥ずかしい』との結果を報告してくれました。本人の顏がわからないまま卒業するのかしらと心配しておりましたが、いつの間にかマスク無しで登校するようになり、今春は笑顔で中学の入学式を迎えることができました。やっと日常が戻ったと安堵しました。



振り返れば、当初「コロナに罹ったこと」はタブー視されていたので、公には言いづらい空気でした。地方では、コロナに罹ったことを悪く噂されたり、他県ナンバーの車が傷つけられたり、私の田舎では誹謗中傷が原因で自ら命を落とした若者もいました。本当に悲しい出来事でした。ローカルニュースで○○市 感染者○人と報道されると、田舎ではだいたい予想がつくので誹謗中傷されやすいのです。医療従事者やその家族も同様の被害を受け辛い日々でした。


そんな誹謗中傷していた人も、その後感染者の1人とカウントされたのでしょうが、すでにコロナが蔓延し「緊急事態宣言」を安倍元首相が発出した状況でしたので騒ぎになることはありませんでした。彼も感染の時期がずれていたら自ら命を落とすことはなかったのではと思います。


また、「ワクチンを打たないこと」もタブー視されていたので、当然ながら医療従事者は「ワクチン接種あたりまえ」一般の方も「みんながしているから」という圧力で違和感なく接種。じわじわとワクチン接種の有無について議論がされるようになり、3回目、4回目となると自分で判断して「ワクチンを打たないこと」を公に言える空気に変わっていった気がします。コロナを巡る「違和感」は「語らないことで身を守る」習慣を根付かせてしまったように思います。


未だに後遺症で苦しんでおられる方もいらしゃると思います。「不安」は解消されないまま記憶の奥のほうに仕舞い込まれそうになっています。皆様は、5類移行この1年何を感じられましたか?





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