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『月刊 精神科看護』プレイバック#006

2014年7月号にスタートした連載「看護に行き詰ったら,当事者に訊いてみよう」。特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構・コンボが発行する「こころの元気+」との共同企画でした。

もう10年前。企画のスタートは精神看護学の某先生が雑談のなかでふっと漏らした「結局は患者さんから教わることで、精神科看護師として成長するんだよ。そうやってお互いが一緒に成長していくんだよ」という言葉。

なるほどっていうことで、「看護師が当事者さんたちに日々の臨床や生活の悩みを投げかけて、応えてもらうっていう連載やりましょー」とコンボさんに企画をもちかけてスタートしました。2014年7月号から2016年12月号まで30回。長期の連載になりました。


連載初回は2014年7月号でした(こちらすでに売り切れです、申し訳ありません)

以下、ずらっと掲載した看護師さんから寄せられた「お悩み」の内容を書き出してみます。

①自分の仕事の意義を見失いつつある……
②同僚・上司とうまくいかない!
③男性看護師って,どうですか!?
④接遇の常識とは
⑤薬の件で……
⑥このまま病院で,ずっと……
⑦救えなかった命
⑧人間関係を取り持つには……
⑨「看取り」の難しさ
⑩友人の依存症を断ち切るために
⑪「自殺」をほのめかす少女
⑫服薬を嫌がるその気持ち
⑬退院の前の不安について.母ナース・榎田伸也・祖
⑭「完治」という言葉をめぐって
⑮当事者主体ということの意味
⑯身体拘束後の看護
⑰「持ち込み制限」について
⑱患者さんの隣人が……
⑲今度,精神科に実習に行くのですが……
⑳訪問看護のときに……
㉑茶髪の男性看護師について
㉒余計なお世話!?
㉓語り継がれている「鉄則」
㉔「経験した者でないとつらさはわからない」
㉕「『暴力』と感じた体験」
㉖「30代女性のAさんと,その息子」
㉗感情表現が「過多」な私
㉘復職支援で必要なこと
㉙希望が飲み込まれる前に
㉚差別や偏見のない社会に向けてできること

これら「お悩み」に毎回5.6名の方に応答してもらいました。こんな感じ。

「今度,精神科に実習に行くのですが……」



みなさんそれぞれの体験からの真摯なアドバイスをいただきました


つらつら読みかえすと、おひとりおひとりの「経験を通じた独自の学び」とそれをシェアすることには途方もない意義があると思い知らされます。

看護学生にもぜひ読んでいただきたい内容です。

バックナンバーには欠番もございますので、下記弊社ホームページから確認できますし、メールアドレスed@seishinkango.co.jpにお問い合わせいただければお調べいたします。

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