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1か月でIELTS6.5達成?!_フィリピン語学留学での勉強内容

どうも!
セイタです!!
北京大学修士課程で社会学を学んでいます。


2023年の8月にフィリピンのマニラ近郊にあるケソンシティに位置するEnglish Breakthrough(以下EB)という語学学校にてIELTSのスコアリングのために1か月語学留学を行いました。



この記事の対象者は
・フィリピンの語学学校に興味のある人
・IELTSのスコアが必要な人
・English Breakthroughを検討中の人

となります。


以下の記事が概略になります。



自分は現在北京大学の修士課程に在籍中なのですが、もし機会があれば交換留学に行きたいと考えております。そのために、最低でも6.0、可能であれば6.5くらいはIELTSのスコアが欲しいと考えていました。そのために、フィリピンに1か月行こうと決意しました。






元々の英語力

自分は海外の大学院に在籍しているのですが、授業がすべて中国語なので、英語がそこまで得意というわけではありません。日々の生活で、英語に触れるのは授業の参考文献に英語があった時に読むくらいです。ただ、英語の論文5つ読んで、パワポ作って、中国語で25分で話すとかは普通にできていたので、リーディング力はそこそこあったはずです。


2023年8月にフィリピンに行ったのですが、同年の3,4月くらいに模試を受けてみたところ、リスニングは5.0~6.0の間くらい、リーティングは6.0~7.0の間くらいでした。ライティングとスピーキングは採点してもらってないのですが、解答例を見たところざっくり5.0~6.0くらいだなと思いました。



IELTSの勉強を始めてから200時間くらいは勉強をしていた実感はあります。とあるブログによればIELTS5.0の人が6.0にするにはおよそ100~200時間必要で、6.0の人が6.5にするには200~400時間必要だと書いていました。勉強始めた時点でIETLS5.0あると仮定して、この説明通りで行けば、IELTS6.0はとれるだろうなと思ってました。






授業の進め方

自分は1コマ50分の授業を毎日6コマ取っていました。そのうちの4コマがIELTS Speakingという授業で、残りの2コマがAmerican Accent Trainingという教科書を使って発音をきれいにする授業でした。


授業とは言っても、すべてマンツーマンなので、やろうと思えば自分が好きなようにカスタマイズできます。ただ、大まかに以下のような流れでそれぞれ授業を行いました。



IELTS Speaking

何をやったかというと、IELTSの問題文をひたすら解いていきました。その後、自分の話した内容にフィードバックをもらい、話す内容をブラッシュアップして満足いくまでやり直すという方法で進めました。


ただ、このフィードバックの方法は先生によってかなりバラバラでした。特に自分は最初の1週間は毎回授業のたびに新しい先生が来て、自己紹介という流れだったので、悪く言えば散漫、よく言えばいろいろな先生のやり方を体験できるといった状況でした。


色々な先生のやり方を経験して、一番いいなと思ったやり方が以下の流れになります。

①先生から質問を受ける or  問題を見る
②問題に答える
③その際にレコーダーで録音する
④先生と一緒にその録音を聞きながら、発音や表現をなおす
⑤自分の中で表現をブラッシュアップしたり、発音を確認したりする
⑥もう一度問題に答える

これを満足のいくアウトプットができるようになるまで繰り返すことです。自分の場合、うまくいけば2回、多くの場合3回繰り返すことが多かったです。とにかく同じ問題を何度も解くことが大切です。


このやり方を使っている先生が、その後自分の担当の先生になってくれたので良かったです(笑)






ただ、もう一人のIELTS Speakingの担当の先生は正直微妙でした。何よりも英語教師として一番大切なものが欠けている気がしました。



それは







愛嬌です(笑)


正直、フィリピンの1 on 1で英語教えてくれる先生にそんな高度な文法知識など求めていません。大事なのは「話しやすさ」です。それ以外は「あればいいな」くらいの気持ちでいましょう。


ついでに言えば、英語の知識もそこまででした。
例えば、僕が
・[shed light on](光を当てる)
といったイディオムを使ったときも最後の"on"を"for"に直されました。ところがこれはイディオムです。僕が間違いなく正しいです。Forに直した表現がGrammarlyという文法を直してくれるアプリで速攻onに直されてました。


Grammarlyは本当に使いやすいアプリなのでお勧めです。興味のある人は以下のサイトをご覧ください。




同じ先生にIELTSのライティングの文章を見てもらっていたのですが、そこまでよくなかったです。一番最初にIELTSのTask1のみてもらった時がひどかったです。

IELTS CAMBRIDGE 17 Test1 Writing Task1より

上記のような写真が与えられるのですが、それに対して英語で説明するという課題がTask1になります。ただ単に英語で答えるだけでなく、どのような観点から段落分けしていくかなどの文章作成能力も一定求められます。


それにもかかわらず、添削された結果自分のもともと考えてた構成が割とぐちゃぐちゃにされました、、、

2回目以降の添削では、まず構成を話すようにしていたので、いい感じになおしてくれましたが、割とロジカルに物事を組み立てるという能力が低い人だなと思っていました。



American Accent Training

この授業は発音の授業で毎日2コマありました。この授業はひたすら発音を直す授業なのでめちゃくちゃ退屈です。ただ、結構ためになったとは思います。自分の担当になった先生はめちゃくちゃ丁寧に一つ一つ発音を直してくれました。そのせいで以下の教科書があんまり進みませんでしたがそんなことは小さい問題です(笑)

Ann Cook:American Accent Training



とくに以下の文章を何度も何度も練習しました。毎朝5回は練習してました

Hello, my name is ---- . I'm taking American Accent training. There's a lot to learn, but I hope to make it as enjoyable as possible. I should pick up on the American intonation pattern pretty easily, altough the only way to get it is to practice all of the time. I use the up and down, or peaks and valleys, intonation more than I used to. I've been paying attention to pitch, too. It's like walking down a staircase. I've been talking to a lot of Americans lately, and they tell me that I'm easier to undetstand. Anyway, I could go on and on, but the important thing is to listen well and sound good. Well, what do you think? Do I? 


具体的には
・それぞれの母音や子音の正しい発音
・American T (特定のTを発音しなかったり、dの音になったり)
・American R
・El(母音とlの音の間にはeを入れて発音)

などなどです。


もともと自分はアメリカ英語を話したいわけでは全くなかったです。なぜなら、アメリカ英語だとノンネイティブにとって(ひょっとするとイギリス人やオーストラリア人にとっても)聞き取りにくい可能性がある。それならば、リエゾン(語と語の連結)を全くせず、すべての音を省略せずにはっきりと話す英語のほうが、たとえネイティブっぽくなくてもグローバル社会で受け入れられそうだなと思ったからです。


なので、この授業のモチベーションはアメリカ英語の音の変化を捉えることで、リスニングに活かすというものでした。ただ、勉強してみると、自分は言語問わず話すときに舌が上がる癖があるので、Rの発音が多いアメリカ英語とは相性いいなとも思いました(ちなみに中国でも北京っぽくerという巻き舌音が表れがちです)



以上が自分がフィリピンで勉強した内容になります。
語学学校での勉強についてイメージを持っていただけたのであれば幸いです。


以下の記事ではフィリピンでIELTSの試験を受ける方法及び受けた結果について書いています。



また、下記のマガジンで英語学習に関しての情報を紹介していく予定です。



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