刻印の中でも1番使用頻度が高い、模様の輪郭を出す『ベベラ』について。
私は7種類のベベラを使います。
メーカーはバリーキングツール、ビル ウドルフ、クラフト社です。
用途についてお話しします。
・バリーキングのスタンダードチェックベベラ。
ボーダーライン、フラワーカービング全般的に使います。
一番サイズも多いです。
・バリーキング、ローアングルチェックベベラ。
角度が鈍角で、広くチェックの後が付きます。
主にボーダーラインに使います。
・バリーキング、ラウンドチェックベベラ。
背中側が湾曲しているので、フラワーカービングの内カーブに使います。
・ビル ウドルフ チェックベベラ。
角度が絶妙でフラワーカービングの花の部分、極小カービング、たまにボーダーラインに使います。
幅広の物はベルトなどの長尺物に使います。
ビル ウドルフはもう手に入りません。。。
・バリーキング、トライアングルチェックベベラ。
フラワーカービングの入り組んだ角を際立たせるのに使います。
・バリーキング、スティープチェックベベラ。
角度が鋭角で、フラワーカービングの細い部分で干渉したく無い時に使います。
新品の時は引っかかりが強いので少しサンドペーパーで角を落とすとスムーズに打刻できます。
・クラフト社、SB-1、SB-2
こちらは削って使いやすいサイズに変更しています。
アルファベットなど、文字をカービングする時に使うことが多いです。
打刻の印影
① バリーキング スタンダードベベラ
② バリーキング ローアングルベベラ
③ バリーキング スティープベベラ
④ ビルウドルフ
⑤バリーキング ラウンドベベラ
海外ツールは値段もそこそこしますが、一つ上のカービングを目指す方は、参考にしてみて下さい。
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