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初心者におすすめのボディコンテストはどれ?JBBF?FWJ?おすすめの団体を解説

今回は、フィジークなどのボディコンテストに出場してみたいけど

「色々なコンテストがあるけど、どれにしようかな?」

「初心者におすすめのコンテストはどこだろう?」

と迷われている方へ向けて、国内の人気な5つのコンテスト団体の解説と、おすすめのコンテストの選び方を解説します。

アンチドーピング!硬派な選手権「JBBF」

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JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)は年に発足した、日本では1番歴史があるコンテスト団体、公益社団法人です。

歴史が非常に長いため、根強い人気があり、大会の参加者もトップクラスに多い印象です。僕が所属しているのもJBBFです。

JBBFの特徴
・フィジークやボディビル、ビキニなどカテゴリーは少ない
・競技性の色が強く、少しお堅い
・選手登録とドーピング講習会への参加が必要
・ドーピングチェックがある
・公益社団法人なので、参加費やチケットが安い

・カテゴリーは少なめ

基本的には、フィジークやボディビルといった基本的なカテゴリーのみしかありません。

他の団体にある、初心者向けのカテゴリーもなく、カテゴリーが少ないからこそ、レベルはやや高めな印象です。

・コンテストではなく選手権大会

コンテストではなく選手権なので、他の団体とは異なり、華やかな演出などはほとんどなく、淡々と競技が行われます。

そういった雰囲気の方がいいという人には、おすすめです。

・選手登録とドーピング講習会への参加が必要

選手権に参加するためには、JBBF(もしくはJBBF地方団体)への選手登録と、ドーピング講習会への参加が必要です。

・ドーピングチェックがあるのはJBBFのみ

参加者全員が対象になるわけではありませんが、ドーピングチェックがあるのが、JBBFと他団体との大きな差別化ポイントで、JBBFの選手権に出場しているということは、一応はナチュラルであると言えます。

僕も含め、JBBFに出場している選手は、このドーピングチェックがあることが、JBBFを選んでいる大きな要因だと思います。

・参加費やチケットが安い

JBBFは、公益社団法人なので、大会の参加費やチケット代が比較的安いです。

他の団体と比べると、参加費は半額程度、チケットは1/3程度なので、家族や友人などを気軽に応援に呼びやすいです。

初心者でも気軽に参加できる「MUSCLE GATE」

マッスルゲート

(画像参照元:https://www.thinkgroup.co.jp/musclegate/)

MUSCLE GATE(マッスルゲート)は、日本のゴールドジム(正確には親会社)が主催の、誰でも参加できるボディコンテストです。

ゴールドジムが主催ということで、ゴールドジムに馴染みがある方にも参加しやすく、SNSなどの運営も頑張っている印象があり、最近に特に人気な印象があります。

マッスルゲートの特徴
・フィジーク、ビキニなど、JBBFに準じたカテゴリー
・ルールや審査基準もJBBF準拠
・初心者向けのカテゴリー(新人戦)がある
・JBBFの選手も出場できる


主催や審査員の方たちのほとんぼが、JBBF所属であり、競技のカテゴリー、ルールもJBBF準拠です。ただし、JBBFよりも初心者の方でも参加しやすい工夫がされています。

ただし、ドーピングチェックはありません。

・コンテスト初心者向けのカテゴリーがある

JBBFとは異なり、初心者向けのカテゴリー(新人の部)があり、初心者にも参加しやすいコンテストです。

その他にも、高校生の部、大学生の部、JBBFにはないカテゴリーも設けられれています。

・団体に登録することなく出場が可能
通常、JBBFなどが主催の大会に出場するためには、それぞれの団体に選手登録を行う必要があります。(選手登録をすると、他団体の大会などに出場できなくなるなどの縛りがあります。)

マッスルゲートは、主催団体に対し、選手登録などをする必要がなく、他団体に選手登録している選手でも、他団体の大会に参加が認めれられている場合には、誰でも、大会自体への出場登録のみで出場することができます。

また、JBBF同様に他のコンテストよりも参加費が非常に安いのも特徴です。

コンテスト超初心者から超上級者まで勢揃い「FWJ」

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(画像参照元:公式HPhttps://fwj.jp/)

FWJ(Fitness World Japan)は、以前はNPCJという団体でした。

フィジークの大会に参加したいという方は、FWJかJBBF(もしくはマッスルゲート)のどちらかになります。

多くの筋トレ系Youtuber、インフルエンサーが参加していることもあり、JBBFと並び、非常に人気がある団体です。

FWJの特徴
・メンズフィジーク、ボディビルを初め、多くのカテゴリーがある
・コンテスト初心者向けのカテゴリーがある
・多くの筋トレYouTuberが参加
・選手登録が必要
・ドーピングチェックがない

・カテゴリーが非常に多い

フィジークやボディビル、ビキニなどに加え、ニーズにあったカテゴリーを積極的に取り入れているため、非常に多くのカテゴリーがあります。

競技ルールは、FWJの母団体であるNPC準拠で、JBBFとは内容は少し変わります。

・コンテスト初参加、初心者向けのカテゴリーがある

FWJは、コンテスト初心者向け(ノービス)と、超初心者向け(ノービスチャレンジ)の2つカテゴリーが設けられているため、コンテスト初参加に方に参加しやすいコンテストです。

全体としてオープンクラス(全員参加できるクラス)よりも、レベルは若干落ちるものの、決してレベルが低いわけではないので、できる限り準備をして参加しましょう。

・団体への選手登録が必要

FWJのコンテストに参加するためには、団体へ選手登録をする必要があります。

また、IFBBという世界共通のプロ制度があり、そのプロになるために、IFBBの下部組織であるFWJの選手である必要があります。

この記事は、初心者向けなので、詳しい説明は省きますが、後々プロを目指すのであれば、今のところ、FWJに出場するのが良いでしょう。

魅せるポージング!「Summer Style Award」

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(画像参照元:公式HPhttps://s-s-a.jp/)

Summer Style Award(サマースタイルアワード)は、タレントの金子賢氏が主催のボディコンテストです。

SSAの特徴
・ビースティ、ベティなど、SSA独自のカテゴリーで審査される。
新人戦など、初心者向けのカテゴリーがある。
ポージングを含めたステージングや雰囲気なども審査に大きく影響する。
・プロ制度があり、賞金が出る大会もある。

・身長別の独自のカテゴリー分けがされている
スタイリッシュガイ、ビースティ、ベティなど、ほとんどがSSA独自のカテゴリーなのが大きな特徴で、身長別でより細かく分けれれています。身長別でより細かく分けれれています。

フィジークと異なり、下半身も含め審査されます。

・コンテスト初心者向けのカテゴリーがある

ROOKIE CHALLENGE CUPや新人類などの、コンテスト初参加、初心者向けのカテゴリーが用意されています。

フィジークよりも、SSAのポージングやコンセプト、大会の雰囲気などが好きという初心者の方は、SSAをおすすめします。

・筋肉量よりも、ポージングや絞りで勝負できる!

SSAは、ポージングを含めたステージング(ステージ上での雰囲気やポージング間の動きなど)が、かなり採点に影響する印象があるため、筋トレや減量だけでなく、ポージングの練習も非常に大事になります。

絞り度合いも、他のコンテストよりもしっかり行なっている選手が多い印象で、出場する際には、多少筋肉量を落としてでも、絞りを優先した方が良いでしょう。

Best Body Japan(ベストボディジャパン)

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(画像参照元:公式HPhttps://www.bestbodyjapan.com/)

昨年、歌手の西川貴教さんが出場したことでも話題になりました。過去に金子賢さんなど、他の芸能人も選手として参加しているコンテスト団体です。

BBJの特徴
年齢でカテゴリーが分けられているコンテスト。
・筋肉量ではなく、絞りや全体のバランスが審査される。
・ほぼ全国の都道府県で開催され、1年に開催される大会の回数が多い。
・公式のウエアで参加する必要がある。

・コンテストでは珍しい年齢によるカテゴリー分け

BBJは、年齢でカテゴリーが分けられている珍しいコンテストなので、同年代の選手と競い合うことができます。

・絞りや全体のバランスで審査される

絞りや全体のバランスで審査をされるため、筋肉量が多過ぎるのは減点になる可能性があります。

・開催回数が多く、身近なところで参加できる

毎年、ほぼ全国の都道府県で開催されているため、開催頻度が多いことと、地元で参加できるというのも、初心者の方におすすめポイントです。

・公式ウエアを着用して審査される

BBJのコンテストでは、BBJ公式の指定されたウエアを着用して審査されます。

なので、準備の段階で、どんなウエアにしようか、ダメなウエアはあるのかなど調べたり、迷う必要がありません。

自分の気に入ったウエアを着たいという人には向きませんが、初めての参加だと、こういったことも結構不安要素になるので、余計な心配事が少なくて済むのも、初心者の方には参加しやすいポイントです。

その代わり、ウエア代と参加費を合わせると、約3万円とやや高めになります。

また、写真による事前審査がありますが、通過できなかったという話は聞いたことがないので、あまり気にする必要ないと思います。

団体にこだわりがなければ「Muscle Gate」か「FWJ」がおすすめ!アンチドーピングなら「JBBF」

もうすでに出たいと思ってたり、気になっているコンテストがあれば、そのコンテストに出ることをおすすめしますが、

「この記事を読んだり、大会の動画を観てみたけどなかなか選べない…」

という方は、フィジークであればMuscle Gateの新人の部か、FWJのノービスorノービスチャレンジをおすすめします。

これらのカテゴリーは、コンテスト初参加(もしくは入賞経験なし)の人のみ参加可能なので、あなたも周りもみんな初心者です。

オープンクラス(出場制限なし)ほど、平均レベルは高いことは稀で、緊張はすると思いますが、後悔したり、不安な気持ちにはなりにくいと思います。

舞台裏も、友人たちと楽しみながら筋トレしていて、その延長線上で大会に参加しているんであろう人たちも多く、和気藹々とした雰囲気なことが多いです。

そして、ドーピングチェックが欲しいなら、現状JBBF一択です。

出場しようか迷われている方へ

この記事を読まれているということは、コンテストに興味があって、出場しようか本当に悩んでいる方が多いはずです。

確かに、初めてのコンテストの参加は、恥ずかしい思いをしてしまうのではないか、自分なんてまだまだコンテストに出れるレベルではないのではないかと、みんな不安になります。

僕もそうでしたし、僕の周りの選手も、初めての時はみんなそうだったと思います。

でも、冷静になって考えてみてください。

どんな結果であれ、コンテストに参加して失うものなんて案外ないんです。

むしろ、出場すると決めないと、なかなかコンテストレベルまで絞り切ることは難しいでし、できるところまで頑張ってみて、初めて自分の今のレベルや、弱点を知ることができます。

そして、コンテスト参加を通して得られた経験は、その後の筋トレや人生において必ず活きてきます。

これはコンテストに参加しなければ得ることができません。

近年は、今回紹介した団体以外にも、新しい団体やカテゴリーがどんどん増え、コンテスト初参加、初心者が参加しやすい体制ができてきています。

各団体のHPのリンクは貼ってあるので、まずはエントリーすることから始めてみてください!









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