予告編で「お、なんか可愛いこおるやんけー！（ベルゼブブくんのこと）ぜったいいい子やろ、これは。悪ぶってるいい子やろ！好きな感じだから行こっと」ぐらいのノリでいってきたのよ。

今は（ベルゼブブ王子さま…！）ってべっしょべしょに泣いてる…。
なんやこの、慈悲深き方は…。
うぇぇ、可愛いとか言って申し訳ないかっこいいです王子。

ざっくりしたあらすじを書くと
「保安官のラオは、水が枯渇している現状を脱するため、ほぼ交流のなかった魔族に「まぼろしの泉」を探す手伝いを乞いに行く。
王子ベルゼブブの協力をとりつけ、さらに王子のお伴のシーフを加えた一行はまぼろしの泉を探す旅に出る」て話で…。
その道中、保安官のラオの過去が明らかになったりするんですけど。

とりあえず、魔族の協力を乞いに行くきっかけが、
ベルゼブブが人間のこどもに水を分けてやったことを、ラオが知った場面になっててな…。
見てた、とかじゃないのよ。
水をもらって、そのこどもさんがラオに話すのね。
（…映さなくても！この王子の優しさわかりすぎる…！ラオを見て人間に親切にするようになるとかじゃないんだ！！さいしょからなんだ！！…いいこじゃん！！！）
ってなるわけで…。
お伴のシーフに、人間に親切にするなんてとぼやかれても、あいつが大きくなったら勝負するからいいんだ、みたいなの言うのよ…。（ここの言い方めちゃめちゃ好きだからみんな、映画館で聴いてきて。わたしもまた行ってくる）
もう好きじゃん…。
この王子、出るたびに私の好感度あげていきおる…。
おそろしい…。
それでいて、ゲームとか戦車とかにおはしゃぎになる…。
可愛い優しい強い、ってなに？？？？？？？？
スライムに水をかけてあげてたのも、よくよく考えたらただただ優しさ…。
この王子…とても沼ですわよ…！！
って、きゃあきゃあ言ってしまっていた。無論心の中で。
私より歳上だから、多少人間にきゃあきゃあ言われるぐらいお許しくださるでしょう。

その後もひたすら株を上げ続けてくれるんだが、
極めつけは、自分に差し向けられた虫人間をボコったあと、「言葉わかるか？」って言って手を差し伸べるわけで…。ここもう、駄目でしたわ…あんな…あんな場面でなお、死なないように常に気を使って戦って…王子…。
そして、虫人間が使い捨てにされたら怒ってくれるわけで…。
好きになるにきまってんじゃん…頭抱えちゃう…。
とりあえず、グッズ買って推し活してきます。



あ、私、原作は読んだことあるけれど、随分昔で、朧げな記憶だった。映画観てから再読しましたら、ストーリー展開はそんないじってなくて…映画の画面の広さを踏まえちょっと盛っておきました、な感じだったので！改悪されてるとは思わなかったので、迷ってる人もぜひ！

ベルゼブブ王子さまに沼ろう！

ベルゼブブ王子さまのことしか書いてないけど、戦車あり、かっこいいアクションあり、謎の悪役あり、スイマーあり（）のてんこもりで楽しいし、異常な暑さに焼かれてる今だからの臨場感もあると思う！！ぜひにー！