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クルマでまるっと欧州一周30日【Day-5】

8/31/2015 Saint-Émilion-Sauternesサンテミリオン旧市街

サンテミリオンでの宿、La Petit MadeleineはいわゆるB&B、Bead & Breakfast、最近日本でよく耳にする民泊のような宿だ。ワインの有名な産地であり、部屋からの眺めも一面の葡萄畑である。  

朝食は8人ほど座れる大きなテーブルの周りに、フランス人、イギリス人、オランダ人、オーストラリア人と一緒に座った。クロワッサンに大きなボウルのカフェオレ。朝からイギリス人夫婦が何やら政治的な話をして議論している。英語が堪能ではない私は静観を決め込むことにした。

今日は同じボルドー地域のバルザック近くの宿なので、移動距離は50kmもないためゆっくりと一日使うことができる。まずはサンテミリオンの旧市街の探索へと向かう。

フランスの駐車場事情

クルマでの旅で気を配るのは何といっても駐車場だ。土地勘もなく、フランス語で検索して駐車場の話題を調べるわけにもいかないので、どれほど駐車違反が厳しいかもわからない。東京都内でも警察書によって非常に厳しい地区とそうでもない地区が隣り合っている場所などは非常に気を使う。   もちろん安心なのは駐車場に停めることだが、日本のような空地を利用した跳ね上げ式のようなコインパーキングはほとんどない。もちろん大都市の大きな施設には公共的な駐車場が存在する。入口にバーがあってそこでボタンを押して駐車券を取って中に入り、出るときに精算するタイプもある。  そうでなければ一般的なのは道路沿いのパーキングメーターだ。この旅では色んな国と地域で様々なパーキングメーターにお世話になった。クレジットカードが使えるのもあるなんて素晴らしい。現金を貯めておくより安心だから理にかなっているというわけだ。                  この場合、まずはそこに書かれているメーターの使用方法をよく読むことから始まる。基本的には日本のパーキングメーターと同様に一定時間までの基本料金を払うとレシートが出てくる。時間を数字間、長ければ一晩分の料金を払い込めるタイプのものもある。自動販売機も含めて良く使うのが€2硬貨だ。現金を使用した時にできる€2硬貨を常に10~20枚キープするように心掛けた。

ヨーロッパの多くの観光地は観光センターに地域の観光MAPが置いてあり、これが非常に便りになります。これとGoogle Mapを組み合わせれば百人力というわけです。

古い石畳と中世の街並みが残る旧市街。路地に入ると歩き辛いことこの上ない。

The King's tower 王の塔とその麓からの眺望  

The monolithic church モノリス教会

街中にはいたるところにワインショップがあります。どこで何を買うのがいいのかわかりません。こちらはラギオールのカトラリーショップ。巨大なナイフのオブジェが今なら映えポイント。

友人がFBで是非食べるべきと教えてくれたマカロン屋さん。

誰でも入れるようだったので見学してみました。結局はワインを買わせるためのものという商業主義が見え透いていて少々残念に思いました。

こちらはサンテミリオンのワイン館のような施設で、ワイン造りの説明パネルやら土壌の違い、ワイン紹介などをしていて無料、おすすめです。あこがれのワインもずらりと!飲めませんが。

シャトー・フィジャックの畑!!

ドルドーニュ川。上流は雨なのか濁ってました。

サンテミリオン駅。のんびりしてました。

その近くのワインセラーで飛び込み試飲しました。飲むと買いたくなるというのは試食と同じです。ついつい2本連れて帰ってしまいました。

ボルドードライブ

ボルドー市街の周りを回って<D1><D2>を北上する。Haut-Medoc、Margoux、Saint-Julien、Pauillacなど名だたるシャトーを貫くワイン街道で見渡す限り葡萄畑である。ボルドーマラソンはこの辺りを走るのかと思いを馳せながらドライブした。少し先にはガロンヌ川が光っていた。

夕方の渋滞に引っかかってしまい、本日の宿Chambres d'Hotel La Chartreuse des Eyresに到着したのは18:30であった。雷鳴とどろく激しい雨で霧もでてきた中で着いたおどろおどろしい旧館を改装した、鍵も昔の錠前。お化けが出そうな雰囲気満載だった。B&Bなのでカディヤックの街まで出たが開いてるお店が少なく、仕方なくイタリア料理店へ入る。なにせ開いてる店が少ないので大繁盛、美味しかったです。



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