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成功は地道なコツコツとした努力からしか達成されない

堀江貴文さんのゼロのメモ。
結構古い(2000年代の)本だということを最近知りました。

人が新しいことを求めている時全ての人はゼロから始まる。

ゼロから始まる。だから、楽(ラク)してもっとうまく成功するにはどうしたら良いか?なんて「掛け算」を求める人がいるが、その人たちはゼロに何かを掛けていることになる。ゼロに何をかけてもゼロ。
「掛け算」ではなく「足し算」をしていく。

失敗してもマイナスになることはなく、全てはもう一度ゼロになる。そこからまた、小さなイチを足していく。

「自信」を形成するには「経験」しかない

経験は経過した時間ではなく自らが足を踏み出した歩数によってカウントされていく。
小さな成功体験を積み重ねていくこと。

チャンスは平等に流れていくからそのチャンスに飛びつく力があるかが問題。
チャンスに飛びつく力とは、「向上心」とか「目的意識」とかそんな堅苦しい言葉ではなく、人としての「ノリの良さ」。チャンスを見極める目なんて必要ない。

何のために働いているのか

衣食住に事足りていながら働き続ける意味はなんなのか。宝くじで一攫千金を夢見る人々の気持ちは、働くこととは「何かを我慢すること」
お金とは「我慢と引き換えに受け取る対価」。

仮に我慢と引き換えに受け取る対価としてお金を受け取っていたら人生はネズミ色。耐え忍んだ対価としてお金を受け取っているから。仕事が嫌になりお金を色眼鏡で見て当然の結果。金持ちを非難するのもそのせいだ。

多くの人が労働の対価としてのお金ではなく時間の対価としてのお金を考えている。そのために働くことが我慢することになっている。

お金を「もらう」ために働くのではなく「稼ぐ」ために働く。
儲けるために働くのではなく、お金から自由になるために働く。

仕事を好きになる方法

人は何かに「没頭」できた時にその対照を好きになる。ゲームに没頭したらゲームを好きになる。仕事も同じ。

仕事が好きだから没頭するのではなく、仕事に没頭するから好きになる。没頭しないまま何かを好きになることはあり得ない。
仕事が嫌いだと思っている人は経験が足りていない。

ゲームやギャンブルは没頭するメカニズムが構築されているが、勉強や仕事にはそのメカニズムが用意されていない。
没頭にするには、自分の手でルールを作っていくこと。
誰かに提示された納得のいかないルールの中では没頭しにくい。自分が立てた目標、立てた計画の中で納得いくようにルールを構築する。

「やりたいことがない」は真っ赤な嘘

やりたいことがないのではなく、最初からできっこないと諦めている。できっこないという気持ちの蓋を外せばやりたいことなんていくらでも出てくる。

好きな芸能人やアイドルがいる。その人に会うにはどうしたらいいか?
大抵の人は「そんなことできっこない」と言って思考を止めてしまう。会いたい、つまりやりたいことなのに、「できっこない」と考えて思考を放棄する人が多い。

お金とは信用を数値化したものである。

10の信用があれば100のお金を借りられるが、1000のお金があっても10の信用も買うことができない。
信用を手に入れるため、信用のイチを作り出すには、自分を信用することから始まる。

人が前へ進もうとする時の3つのステップ

挑戦…最初の一方を踏み出す勇気
努力…ゼロからイチを積み重ねる
成功…足し算の完了

時間とは命そのもの

誰かの無駄話を聞いている時、それは「自分の時間」を生きているのか。「他人の時間を生きているのか」
そのことを常に意識においておく必要がある。

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なんのために働いているのか。
自分が働く意味を自問自答し続けながら、頭も体も動かし続けよう。成功は地道なコツコツとした努力からしか達成されない。というメッセージなのだろうと思った。

訪れてくださり、ありがとうございます!