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グローバルスタートアップカンファレンス「Next Silicon Valley」スポンサーインタビュー001三井不動産_Base Q 光村さん

2019年8月29日(木)午後13時@東京ミッドタウン日比谷にて、世界6カ国のIT投資家や支援者が集うカンファレンスを主催します。

初回は、カンファレンスNext Silicon Valley開催理由とその価値をnoteしました。今回から当イベントをスポンサードいただいた企業様と担当者インタビューをご紹介します。

初回は、会場協賛いただきました三井不動産㈱、ベンチャー共創事業部統括でありBASE Q(EVENT会場は隣接するQ HALL)の運営責任者、光村(こうむら)さんです。

BASE Qは東京ミッドタウン日比谷にある「イノベーション創出の拠点」と位置付けられたスペースです。我々シェアエックス社も、このスペースを東京の拠点として活用させていただいております。

中川:この度は会場スポンサードありがとうございます。BASE Qって一言でいうと何ですか?

光村:イノベーションをどうやって起こしていくか?をテーマにした場所であり、コミュニティであり、仕組みです。

中川:不動産ディベロッパーという立場ながら、ソフト>ハードで価値をだそうとされてますよね。 Qホールで開催されているEVENTはかなりコンセプトを絞っている印象ですが、どんな考え方をされているんですか?

光村:新しい世界、社会のデザインを起こしていくということに何らか関わりのあるイベントに使っていただきたいですね。また、そういうことを企画する方、あるいは主体性を持って参加する方が集まる場所として、ここBASEQを育てていきたいと思っています。

中川:HPにも本質的な「問い」と「答え」を探求する志のある人があつまる最先端イベントと記載されています。弊社も、「どうすれば日本企業がもっとグローバルにスムーズにビジネスをエキスパンドできるか、という問いをもち、セカイの市場や企業とシームレスにつなげる(プラットホームを提供する)というVISIONをもって、その答えを探し、その一環としてこのカンファンレスを開催しました。

中川:今回、当インベントにどんなイメージ、期待がありますか?

光村:今回は、Next Silicon Valleyというタイトルですが、自分にとってはシリコンバレーであろうが、イスラエルであろうが、ブラジルであろうが、どこでも良い。どこから生まれようが、新しい世界を作れるかどうか、今の社会を変えていけるかどうかということにおいて変わりはないと思っている。ただ、シリコンバレーだけじゃないよね、という当たり前の話。当たり前の話が忘れられている。いろんな世界からいろんな世界が生まれていくのが一番面白いところだし、これからの可能性を感じる。ともすれば、シリコンバレーというところにメディアとか世論とが偏っていることにある種の飽き、足りなさを感じているところがあって。

そうなってしまうことにこういう時は、自分が努めて意識しなければならない。インプットの視点を変えていくということ。そういうところに、今回のカンファンレスは期待をしています。

中川:光村さんには以前、先立って登壇者のアフリカ(ケニアー南アフリカ)で活動しているベンチャーキャピタルをご紹介しました。光村さんが、アフリカ(Next Silicon Valley)に新しいなにかを感じて、この夏のアフリカ行きを決定?されたと思うのですが、同じように、他社の新規事業担当者にも登壇者からそのなにかを感じとってもらいたいと思ってます。どう思いますか?

光村:アフリカというキーワードには、もともと、個人的に敏感に反応していました。日本という成熟した先進国の中では、社会問題に直面していても、現実的なしがらみの中でやりきれないことって山ほどあるな、と。
そこで、近代という時代をすっ飛ばして成長している(リープフロッグ現象)、少なくとも成熟しきっていないアフリカっていう場所って、今まさに理想をこういう風にリデザインできるよね、ということが描ける面白いところだと思っているんですよ。

中川:アフリカだけでなく、インドやブラジルといった登壇国も同じく、ですね。そして中国やイスラエルは実践しつつあります。

中川:光村さんがこのイベントの中で、複数の地域同時にを見るということに感じる魅力とかってありますか?

光村:世界の共通性と個別性を俯瞰で見られること。例えば、日本にいる人と、ヨーロッパにいる人とで、同じいることを考えているかもしれないし、同じものを見えながら、それぞれの地域性とか抱えている前提みたいなもので違って見えるかもしれないというところが、好奇心的にもワクワクしてくるかもしれない。おそらくブラジルにいる人、アフリカにいる人、イスラエルにいる人、それぞれ似たようなことを言っいてるのかもしれないけど、やっぱりその中で地域性とか歴史性とか社会性とかが違ったりとか。その差異と出会うことによって、もしかしたらそっちの方がいいなみたいなことに取り込まれていって、社会全体のあり方、前提が上書きされていくかもしれないじゃないですか。一同に介することに対するインパクトというのはそういうところにあるんじゃないかなと感じてますね。

中川:今回、カンファンレス単体でなく「前段に配布するグローバルスタートアップレポート」で基本的なことをLearningしてもらい、当日のカンファレンスで、より深い部分を登壇者に話してもらいます。

光村:参加者としての当事者意識をどれだけ持ってくるか。事前に何らかのインプットがあった方が話の理解度や解像度が上がってくるのは当たり前のことですが、その後の方が大事で、そこで得た知見、情報、ネットワークが明日からのなんらかの活動につなげていく

中川:カンファレンス終了後、参加者には9月からスタートするSEKAIBOXの開発中のサービス「Next Silicon Valleyオンライン情報局(仮名)」の3ヶ月無料利用が付帯します。このサービスは、今世界のスタートアップの市場や企業のトピック、現場のトレンドをキーワード別に整理して現地の人から収集し、チャット形式で配信します。気になる情報への深掘り、アプローチもそのままできる「OMO(Online Merges Offleine)型サービスです。準備期間はレポートで、そしてこのカンファンレスがゴールでなく、起点となって、持続的に世界のスタートアップマーケットにアクセスできる仕組みです。


光村:日本のスタートアップ、いい会社はたくさんあります。
しかし、世界をリデザインするという観点でいくと、やっぱり足りない。
自分の抱えてる宿題が多ければ多いほど、世界と繋がらなきゃいけない、見なきゃいけないパートナーは多くなるので、その物足りなさを感じてる人は今回のカンファレンスでも出てくるような地域や世界を見るべきです。人は他人から教えられて、影響を受けて、自分の思想めいたものや、思いみたいなものを汲み上げていくものだと思います。

中川:今回のカンファレンス参加を検討されている方に一言お願いします。

光村:日本のイノベーションとか、シリコンバレー流の、なフレーズに飽きていてみたいな人は、インプット元を変えるきっかけになるのでおすすめです。 

中川:ありがとうございました!







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