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せきひと の ひとりよがり【創作集】

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わたくし関仁がnoteを毎日更新する中で、日記の中に紛れ込んでいる【創作物】たちのまとめです。
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記事一覧

8月の歌

8月も今日で終わりですね、 関仁 です。 潤菜P さんと一緒に、夏の思い出とイメージをパッキ…

つゆしらず。【創作・詩】

折りたたみ傘をいつもカバンにしのばせる。 急な雨でも大丈夫。 今日も、灰色の重い雲を見上…

五月雨(さみだれ) 【創作・詩】

ジメッとした雰囲気をまとっていないだろうか。 今の私は笑えてるだろうか。 あなたの前で。 …

つゆしらず【創作・詩】

ぼやける視界の意味も、 きっとあなたは、つゆ知らず。 流れてしまえばいいのにな。 降り止ま…

詩 in さつき【創作・詩】

カーテンを開くと、吸い込まれそうな晴天。 窓を開けたら、風はやや夏の気配に近付いていた。 …

真面目とは? 成人の主張【創作】

僕は昔から、真面目な性格だ。 たとえ、車が来ない交差点でも、赤信号で横断歩道を渡ることは…

雪フルさと【創作・詩】

粉雪、降る里。 寒さを凌ぐ、コートが染まる。 顔に張り付く冷たい風が、振り切って熱くなる。 そんな雪も寒さも捨てて出て来た街で見た雪は、知ってる雪色じゃなかった。 それが、ちょっと寂しくて。 なぜか、さっと踵を返して。 ほな行き、故郷。 冷たさ馴染む、すぐさま染まる。 脳に張り付く枯れない風景、颯爽によみがえる。 この空気も熱さも無視し出て来た町で見た雪は、知ってる鈍色じゃなかった。 初雪、ふるさと。 朝日が照らす、視界が染まる。 2023/1/3 せきひと

“ アメフリガール ” スキを込めた作品が、できあガール!

つい、こないだ、750回分の皆さまからのスキによって、noteからバッジをもらいましたが、いつ…

駅チカのスーパーで【創作・詩】

こんなとこに居るはずもないのに。 わかっていながら、目はあの人を追う。 チーズなんか手に…

燈火(ともしび) 【創作・詩】

ひっそり捧げた、対(つい)のロウソク。 ゆっくり燃えて、夜を迎える。 ガラスの中で、ゆらめ…

みち 【創作・詩】

誰が通った道なのか。 大きな姿の生き物か 流れるような無機物か いのちが宿る道なのか。 …

どんより 【創作・詩】

水気を含む重い空気が 開けた窓から流れ込む。 心なしか、寝起きのパジャマが、湿った気がし…

二面性の階段 (創作・詩)

下から見上げれば、登るため。 上から見下ろせば、降りるため。 存在する場所は同じでも、 観…

ひまわり (創作・詩)

陽がまわり行く方向を、ずーっと見つめるひまわり 一輪。 朝から晩まで、暑い日差しに 負けもせず。 陽が落ち沈む姿すら、じーっと眺めるひまわり 此処に。 日がな一日、光をもとめて 飽きもせず。 その姿の逞しさたるを、細いからだで今日も示した。 示すつもりもないだろうに。 崩すつもりもないだろうけど。 2022/7/30 せきひと 〜 ライブラリ一枚目の写真から創作シリーズ 〜 日記としては、理髪店に行きました。 脇が長めのツーブロック目指して、調整中! 今日は知り合い