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東京オリンピック自転車ロードレースコースのその後

東京オリンピック自転車ロードレースが行われたコースの中盤、山梨県山中湖から道志村を横断する国道413号(通称道志のみち)を辿ってみる。

山中湖村は自転車の聖地にとソフト、ハード両面で整備が加速しており、湖畔には関連施設がたくさん目に入る。


とりわけ自転車レーンの整備は進んでいる。以前よりあったサイクリングロードに加え、公道のわかりやすい表示。視認性と安全性が重視されている。

隣接の静岡県小山町のオリンピックコースとは表示の密度に差がある。

左:山梨県山中湖村  右:静岡県小山町

道志村では道路や特別な施設整備は目に入らなかった。しかし、道の駅やポイントとなる場へはモニュメントとして残すメジャーサインが整備されていた。

すでにオリンピックコースを走ってみようと多くのサイクリストがトライしている。

現時点では、整備費用の造成がポイントとなっているが、永遠のレガシーとなり得るかどうかは、住民の思いではなかろうか。
周辺の山々、川、人々は、日本の原風景に出会える優れた環境である。
オリンピックコースとして通過した県、市町村が連携し、世界的な聖地にしていく熱量が大切である。これからだ。

ゴール 富士スピードウェイ周辺

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