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けんこう屋13〜健康の場の経営

けんこう屋の切り盛りは、コトを通して実感と共感を持ち帰っていただく毎日です。
モノとしてお出しできるのは、コーヒー(飲み物)くらい。もちろん、環境が整えばいろいろ考えられますが、基本的には来られた方の健康、生き方に寄り添える場を続けていくことだと思っています。

公共の場も同じですが、全ての住民さんのライフスタイルに合わせることは至難の業です。
内容、時間、曜日に対応させることは行政だけでは難しく、住民、企業、商店と連携した健康なまちづくりの工夫が必要です。

スポーツクラブでは、24時間営業が主流になってきました。こちらも多様化するライフスタイルに合わせての運営です。
気づきのきっかけにと、飲食店でもメニュー表示の工夫や食べ合わせのアドバイスをされている所が多くなりました。

企業では、健康経営が掲げられ、社員の健康に本気で向き合う時代になりました。

地域では、学校とは別に学習塾があるように、健康づくり、生き方の調整も公共施設とは別に、けんこう屋があることを喜ばれるようになりました。

つまり、一人ひとりの主体的な意識に届く選択肢が必要になります。教え方、伝え方にもよりますが、一緒になって向き合い、寄り添う人が居てくれるだけで、続くものです。

自分の呼吸に合わせ、健康生活に向き合える場が地域にあることは、幸せなことだと思います。

※けんこう屋は、筆者がこれまで関わらせていただいたカフェ、ホテル、保健福祉センター、シニアレジデンス、ヘルスコミュニティ、お話会、スポーツクラブなどの場づくりで出会った様子をまとめて描いた、コーヒーの香りがする元気なサロンです。

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