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「大事なことは1日で決まる」女性スタートアップ同士のM&A裏ばなしとこれから

PRTIMESなどでお知らせさせて頂いたとおり、8月1日付けでismは一彩から「バックオフィスアウトソース事業」を譲受いたしました。全体では、外部メンバーあわせて20名弱くらいの組織になりました。



ーーーというのは、コトの概要で今回わたしと平出が事業譲受という形をとったのは

・旧一彩のメンバーや事業をismに組み込み、さらなる発展のために化学反応を起こす

・共に同じビジョンの実現を目指す

という目的からでした。ここに至るまでのストーリーはなかなか語られないと思うので、歴史を刻むためにもnoteにしたためます。主に、愛するismメンバーと毎日を頑張るすべての女性に向けて。

アポなし大阪の駅ナカ中華で決まったM&A

ismのCFOとしてジョインしてくれた平出のことが、会社を設立する前から大好きでした。平出は同じ26歳なのに随分大人っぽくて、しっかりしてて、そのくせ謙虚で人見知りで繊細という、わたしにない部分を全て持ち合わせたかのような女性でした。クラスで1度も宿題を忘れたことがない優等生ってかんじ。

ismを登記する時も、社印まで全て準備してくれている用意周到さで、ものぐさなわたしが起業ハードルを乗り越えられたのは、彼女のおかげといっても過言ではないかもしれません。

そんな彼女の事業は、起業家や経営者など「頑張る人を応援したい気持ち」が溢れていました。彼女は、すすんで管理部門や雑務を巻き取ることで、もっと事業に専念して欲しいと考えていました。スタートアップで頑張る人たちがもっと活躍できたら、と日頃記事を書いてるわたしは、その気持ちに共感しました。

ismの設立から1年、COOの山本がジョインしてくれたおかげもあって、会社も順調に組織になってきた頃。平出は相変わらず、ismのバックオフィスを何から何まで支え続けてくれていました。

急遽1泊2日で大阪に行く仕事があって、夜の予定がなかったので「今日ご飯食べよ〜」っと平出を誘い、大阪駅の中華料理屋でご飯を食べることに(平出は大阪に住んでいます)。

そして、このときはじめて、会社3期目に突入した平出が自分の事業に対して「より多くの人へ役に立ちたいのに、いまのままでは難しい」「社員にもっと幸せになってほしい」という課題を抱えていることを知りました。

一生懸命、相談に乗りました。取引先のバックオフィスのオペレーションを立てられる人材の採用や、社員にやりがいを持ってもらうための組織づくりを考えました。なによりも、平出が笑顔でいられない状態がイヤでした。

しかし、その場で一生懸命考えても、帰ってそれを実現していくのは、大変で「なかなか難しい」。適切な人材や環境が必要でした。

気づいたら必死で「平出の会社は大好きだから、何があってもismのみんなで守る」って言葉にしていました。平出はismの「もっと、わたしらしく。」のビジョンに共感してくれていたし、ismのリソースを使えばシナジーを生み出し、課題が解決できるイメージができていました。

そして「じゃあ、全員連れて行っていいですか」っという平出のひとことで、いまのismに至ります。たった数時間のことだったのに、平出と平出の大切にしている社員の女の子たちを幸せにしようと不思議と決められました。

ドラマみたいだけどismではよくあるのが気に入ってる

こんな風に書くと、わたしと平出が、さも運命的な出会いで一緒に会社をやっていくことになったみたいですが、実は「短期間で」「事業やスキルを持って入社する」のが、ismでは一般的なスタイルなのが気に入っています。

わたし自身も会社には、フリーランス時代のお仕事を持ち越み、1年半が経過した今も、お世話になっている取引先の方々がたくさんいます。会社を手伝ってくれていたフリーランスの現COO山本がジョインしたときは、ある朝思い立ったようにメッセンジャーで「わたしたち一緒にやったらいいと思うんだよね〜」と送り、その夜に会って全てのことが決まりました。山本もいま凄腕ライターになった社員のかしみんも、フリーの時代にしていた仕事を会社に入っても続けています。

たった1日で人生が変わる。強力なメンバーが集まって得意なことにより特化し、新しい世界を切り開いていける毎日はとても楽しくて仕方ないです。

ismは女性のロールモデルが集まる組織へ

突然ですが、平出の趣味は釣りです。琵琶湖にブラックバスを釣りに行ったり、時には大会に出るそうです。山本はお家が大好きで、お出かけに誘うとたまに「お家が大好きなのに」といわれます(でも絶対来てくれるので優しい)。サザンが好きなかしみん、平日の夕方になるとライブにでかけるバンドギャル。それから、自分の夢のために海外に旅立っている子たち。

場所や時間をコントロールして、みんなismで働いています。

わたしは、好きなものを本気で楽しめるみんなこそが大好きで、誇りに思っています。会社のために好きなことをやめたとしたら、怒るかもしれません。大人になると熱中するものや好きなことができなくなる、なんて言わずにお金を稼いで、時間を管理して「大人なんだからさ」って誰かに言われたとしても、絶対に好きなものを手放さないで欲しいと思っています。

好きなことをすることと、決まったことができていなかったり、無責任なのは違います。しっかりと社会の役に立ち、周囲に認められつつ好きなことをする。それがかっこいい、と思っています。

ロールモデルと言うとすごい人じゃないといけない感がありますが、それでは窮屈です。自分の人生に真剣になった誰かが、誰かのロールモデルになり、それが当たり前になっていくことをismでは目指しています。

日本中にismを広げる!作戦

今回のM&Aで、香川の拠点も引き継ぎました。香川で働いているのは、同じ年の女性や大先輩のお母さん方です。実務経験もあり、優しくてとても優秀な方々だと思っています。週4〜5日、時間はその人に合わせた働き方をしています。

香川に行ってより実感しましたが、東京では、女性のイベントや働きやすい環境が整備されつつある中、地方ではまだ少ないです。わたしの地元の同級生の主な就職先は<医療・銀行・建設・公務員・飲食・サービス業>などで、女性の選べる仕事も条件も圧倒的に東京より少ないと感じています。

一方で東京に行けば、常に誰か人が足りなくて困っています。平出のおかげで香川拠点を自走させるスキームを得たわたしたちは、今後もっと多くの場所で自分らしく働ける選択肢を増やしていきたいです。

香川の他にも、平出の住んでいる大阪やわたしの地元の愛知、韓国にいる子のように海外に行っても働ける環境の実現を目指します。

そして、自社の組織だけでは「当たり前」にしていくのに限界があるので、自発的にそんな働き方・生き方を選ぶ人たちを支援できるようなサービスを開発し、展開していく。

これがここ数年で実現したいことです。全員が管理職にならなくていい。1人の力でなく、わたしらしい1人1人が協力することで何かが変わると信じています。今回の平出チームの加入でまた一歩踏み出せました。みんなで頑張ります。




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すずきせきこ

株式会社ism 代表取締役兼しゃべるぬいぐるみ / THE BRIDGEというスタートアップメディアでも書いてます。女の子が大好きすぎて女性のライフスタイルを「もっと、わたしらしく」することを目指して株式会社ismを立ち上げました。基本ゆるふわです、かわいいものがすきです。

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