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仕事の師匠がいると良い理由5個と弟子になるための心得4つ

最近わたしよりも優秀なライター、編集者ちゃんが社内に増えてきたのでnoteも書けるようになってきました。本当にありがたいことです。

さて、先日Twitterからメンバー募集をさせて頂いたところ、本当にたくさんの方から応募をいただきました。シェアやファボいただいた方、「noteで泣きました...!」ってコメントくれたメンバーのみんな(笑)みなさまのおかげで出会えた大切な人たちがいます、ありがとうございました!

たくさんの方に見ていただけてることを実感し、何か有益な情報をば...ってことで、今回は師弟制度が大好きなわたしの「仕事の師匠」観について、シェアしたいと思います。

師匠は「なんでもない奴」を変身させてくれるすごい人

わたしにはヘアメイクの師匠が1人とメディアの師匠が1人、心の中でのヘアメイクの師匠が1人います。はじめてアシスタント(弟子)になったのは21歳のときで、フリーランス活動をしながら、全国40拠点以上(当時は20拠点ほど)のヘアメイクスクールを展開する美塾の内田裕士氏の追っかけをしていました。

この「うっちー先生」はメイクスクールの先生なのですが、2011年のソフトバンクアカデミアの外部1期生で先進的な考えを持つ面白い人でした。イベント、アポイント、講座ととにかく日本全国をとんでもないスケジュールでこなしていくので、必死の体力と精神力で飛び回ってたのをよく覚えています。

メディアの師匠はインターネットのみなさんがよくご存知のTHE BRIDGE平野編集長で、わたしはU-NOTE時代から平野さんがかっこよくて、とても好きでした。同じイベントに取材に行って、無駄なく誰よりも早く正確に書く仕事が素敵だなーと思って、当時も無駄におすすめのカメラを聞いたり無駄がらみしていました。(平野さんは絶対覚えていないと思いますw)25歳のときに、平野さんに押しかけて弟子入りさせてもらいました。

心の中の師匠は出身ヘアメイクスクールの嶋田ちあき先生とたまにアシスタントで呼んでくれるスクール出身の先輩たちで、芸能業界の第一線で活躍されています。

彼らに弟子入りする前、わたしはヘアメイクも上手でなければ、記事のレベルなんてひよっこ。考え方も甘くて、きっとどこにでもいる「ただの意識高い系の若いやつ」でした。

運良く拾ってもらえたおかげで、習い教えてもらうより早く、実践の力がついたので、ほんとうに師匠のおかげで変われたことが多いなと思います。頑張れば、短期間での成長もできます。師匠を持つと人生変わるので、まじでおすすめしたいです。

師匠を持つと良い理由5つ

じゃあなんで、師匠を持つといいの?という部分。弟子入りすると大変なこともありますが、メリットも多いです。今回はわたしが特に感じている5つをピックアップします。

1, 心の拠り所になる

師匠を持つと人生に「お手本」を持てるので心の拠り所になります。また師匠たちは大抵海のように心が広いので、たとえ大失敗しても「いつでも帰ってきていいよ」というスタンスでいてくれます。安心してチャレンジができるので嬉しいです。

2, 現時点での自分の実力で出会えない人と出会える

師匠の現場についていくと、現時点では自分の出会えない人たちの話を聞くことができます。師匠以外のさまざまな人の考えを一番近くで聞けるのは、今後の人生の糧にもなります。アシスタントとしての働きを褒めてもらってその後、一緒ににお仕事をすることができた人もいます。

3, 現時点での自分でできない経験ができる

大きな制作やイベント登壇、自分の仕事でとろうと思ってもできない仕事を間近で経験することができます。一流の仕事を肌で感じられる機会は貴重です。

4, 師匠に恥じないようにというモチベーションが生まれる

独立して自分で仕事をする時にも、「師匠だったらどうするかな?」「こうしてたな」「師匠に恥じないような最高の仕事をしよう」という心持ちが生まれます。どんな制作にも看板を背負っている気持ちでお仕事できます。

5,良いクセやマインドが習慣化する

たくさんの時間共に過ごすと、師匠の良いクセや考え方が習慣化します。親鳥を見てひなが育つように、いつのまにか師匠のこだわりがうつっている自分にびっくりします。

弟子になるための心得3つ

とはいえ、簡単!楽チン!に弟子生活ができるかというとそうでもなく。結構本気でやらないと、自分の身にならないのでわたしが気をつけていた心得もあわせて。

1, 言われたことを正確にやるのでは遅い

アシスタント期間中は、師匠に「あれなかったっけ?」「これどうだっけ?」と言われたら遅いと思っていました。「次の1手を読め」とよく言われていて、師匠がすすむ先の準備をスムーズにできるように心がけていました。最初はできないけど、よく観察するとできるようになるし、この能力は後々めちゃ役立ちます。

2, とにかくどこでもついて行く

とにかく一緒にいる時間を増やすようにします。若くてお金がないときは、とりあえず「行きます!」と言ってから、交通費を間に合わせていました(笑)学べる期間中は、とことんついて行って、観察して真似する繰り返しです。

3, 教えてもらうのでなく自分で動く

師匠は基本的なことは教えてくれますが、あくまでも現場ありきです。なので、教えてくれるのを待っているのではなく、自分から動いたり仕事をもらいに行かないと学べることは少ないです。

4, 疑問には質問し、断らない

アシスタント集中期間中は、基本的に言われたことを断らないようにしました。大抵自分の頭で考えるより、一流の仕事をできている人の方がかしこいし、師匠も自分に必要なことを提案してくれています。まずは飲み込んで、やってみるようにしました。あとで、自分なりに違うなとわかるものもあるので、それは学び切って卒業したら自分のやり方にプラスオンしています。

逆になぜそう言ったのかがわかると、納得できるので疑問に思った部分は積極的に質問します。

いまの自分がいるのは師匠たちのおかげ

わたしはいきおい余って大学中退組で、温室育ちの世間知らず寄りガールでしたが、いま会社をしたり、コンビニや書店で自分の制作が携わった本が平積みされているのを見たり、コメントもらえるような記事がかけたりしているのは師匠たちあってこそです。

自分の大好きなひとがいたら、私流ですが、まじで押しかけて、「ここで働かせてください!」と千と千尋ばりに伝えてみたら、人生変わると思います!

サポートはお気持ちだと思って受け取ります🙌小娘よ、頑張れと思っていただける方がいらっしゃったら応援してください、大好きなおやつを買います(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ