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ただのファンの願望 -役者・髙橋海人についてのnote-

ひらめいた。海ちゃん(King&Princeの髙橋海人氏)のInstagramにKAITAさんとのコラボダンス動画の第二弾がアップされた夜の12時、間近のこと。
ベッドに寝転び天井を見上げて、海ちゃんのダンスや演技のときの表現の仕方について、脳内で自分なりの解釈を四方八方に繰り広げていたとき。急に「これだ!」というアイディアが降ってきた。

海ちゃん、坂元裕二さん脚本の会話劇作品に出演したらめっちゃ良さそう!

眠る直前に降ってきたこのアイディアが、あまりにも私にとって自己満足的考えであり、充足感あふれるものだったのでメモすることもなく、すっかり精神が落ち着いてスッと眠りに落ちてしまった。
その結果、翌朝には何を思いついたのかをすっかり忘れており、メモを取らなかったことを後悔することになった。
せっかく思いついてプチ幸せ気分を味わえたアイディアが、自分の記憶から消えてしまった。ただ何か良いことを思いついたという強いインパクトだけを残して。

まあ、こうして書き記しているから、無事に思い出すことに成功したわけです。

翌日の夜、湯船につかりながら海ちゃんのことをぼんやり考えていたときにその瞬間はやって来た。思い出そうと努力したわけではなく、ぼんやりしていたら降ってきた。いや、前日ひらめいたアイディアのしっぽのようなものを思い出せたんですね。「お風呂に入っているときに良いアイディアが降ってくる」ってよく聞くけど、本当なんだと実感した出来事だった。自分の思考回路が大体いつも同じだから、思い出せたということは分かっている。だけどちょっと驚いて、思い出せたことに感動して歓声を上げてしまった(笑)。

こうして思い出したアイディアというか、私の願望は、近々に摂取したキンプリ関連動画が大いに関係している。

ファンクラブ内コンテンツである『君、遊具であそばせ?』のプリプリRadio vol.8の冒頭、飲酒しながらのラジオのことを海ちゃんが
「飲みながラ~ジオ♪」と可愛らしく言った。そのリズムと音程に既視感ならぬ既聴感があった。
プリレディを十分に楽しんだ後で、あー!そうだ!!と思い出したのが
「ありガトーショコラ♪」だった。これが何かというと、坂元裕二さん脚本のドラマ「カルテット」で松たか子さん演じる主人公の真紀が、外国人風にカタコトっぽく言ったセリフ。あのドラマの中で私が好きなフレーズの一つだった。
「海ちゃん、もしかしてカルテットのセリフ意識した?」と勝手に考えを巡らせたことが、坂元さん作品と海ちゃんを結びつけるとっかかりになった。

ドラマ「だが、情熱はある」にて、視聴者の心を惹きつけて離さない素晴らしい演技をして、役者としての才能を世に広く知らしめた海ちゃん。
私はうずうずしながら、次回以降の出演作の発表を今か今かと待っている。
私を含め、彼の演技に惚れ込んだ多くの人の期待も自然と高まるであろう「だが情」以降は、今までのような原作ありきの内容のものではなく、完全オリジナルな役が見たい。何も先入観を持たずに、海ちゃんの表現をまっすぐ堪能できるような作品が見たい、そんなことを希望している。

私は、海ちゃんの「感性」自体がすごく好きだ。これまで彼のダンスや映像作品を鑑賞する中で、私がたどり着いたのはそこだった。うまく説明できないけれど、海ちゃんの感性を通って出てくる表現に、どういうわけかシンパシーを感じずにはいられない訳です。ものすごく感受性が豊かで、彼自身が感じとったことをそのまま表現することに迷いが無いっていうか、感じたままに表現することに長けているような感触が伝わって来るんです。それに加えて、上質なものを提供しようと、凄まじく努力する姿勢やプロ魂をいつも感じる。
生粋の表現者、そんな風に彼を見ている者としては、役者としての力量が問われるような、役の性質や心情を繊細に丁寧に描いてくれるような作品が見たくなるんです。会話劇のような作品。プラス、ユーモアの要素もふんだんに散りばめられているものを。そう、坂元裕二さん脚本の作品を!

私は「最高の離婚」、「カルテット」、「大豆田とわ子と三人の元夫」を見て、坂元さん脚本の会話劇調のドラマにはまった過去がある。いずれの作品も登場人物は一癖も二癖もある味わい深いキャラクターで、人間の欠点がものすごく魅力的に愛おしく見えるような描かれている。
刺激的な場面展開が頻繁にもあるわけでは無く、会話劇によってリズムよくストーリーが展開していくのが痛快。そこには、派手な演出では誤魔化しのきかない役者さんたちの確かな演技力が伴っているからなのだろうけど。
そういう演技の実力者、猛者が集まるような作品で、周りの出演者の影響をバチバチに受けながら、海ちゃんがオリジナルな役を彼の感性と表現力を駆使して演じているところを是非見てみたい!「万人受けしなくても、コアな層に刺さるような人間ドラマに出演して欲しい。」そんな願望が出てきてしまった。

どんな感情も素直に「さらけ出す」ことが出来る海ちゃんの強みを生かして、これからの役者としての表現活動にも邁進して欲しい。「役者・髙橋海人」は今後さらに多くの人を魅了し続けていくに違いない、私はそう強く信じている。そんな私の期待と希望が突っ走った結果と、完全に個人的な趣向がもとになって出来上がった発想でした。

すぐにとは言わなくても、いつか、いつの日か実現したらすごく面白いアイディアだと思ったのでnoteに記してみた。

以上、ただの髙橋海人ファンの思い付きでした。


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