『King ＆ Prince Live Tour 2023～ピース～』の抽選結果は、どの公演も落選、落選、落選…
思わず自分の目を疑いたくなった。
全部落選。
その悲しすぎる現実に私はしばらくの間放心状態になった。

それくらい行きたかったライブ。
そのライブ映像が収録されたDVDがついに発売された。

私はさっそく通常版DVDをゲットして、
髙橋海人（海ちゃん）が一体どんなパフォーマンスをしたのか、実際にこの目で確かめることにした。

髙橋海人推しになったのは

私が海ちゃんを推すようになったきっかけをここで少しお話します。

遡ること2022年の紅白歌合戦、
このとき初めて海ちゃんが踊っている姿を目にした。

民放の動物バラエティ番組に出演している
「ちょっと頼りなさそうな男の子」
私が彼に持っていたイメージはこれだけだった。

その彼が、めちゃくちゃ感情を露にして音楽にノッて踊っていた。

すっごく驚いて、
その姿にくぎ付けになった。


そして少し時間が経った2023年の2月、
再び海ちゃんの踊る姿を目にしたのは、とある動画だった。

それは、キンプリの「Magic Touch」のダンスプラクティス。

「彼のダンスからは言い知れないセクシーさを感じる！いったい彼は何者なんだ？！」
この動画がきっかけで、私は海ちゃんのことが気になって気になって仕方なくなった。

今思うと、あのときから私は「Dancer 海人」の虜。

私は海ちゃんのダンスする姿に惚れて、
MVよりも圧倒的に彼のダンスを堪能できるダンスプラクティス動画に夢中になった。
それ以来、何度も何度もダンプラばかりをくり返し見て彼のダンスに酔いしれた。
そしてすっかりファンになった。

だからもし、彼の活動の中で何に一番惹かれるかと問われたら
「ダンス！」と答えるでしょう。

自分でもうまく説明できないけれど、どうしても私は髙橋海人のダンスに魅せられてしまうんです。
それはそれはどうしようもないほどに。

＊

さて、前置きが長くなりましたがここからが本題です。

今回は「ピース」のライブDVDを初鑑賞したときに特に印象に残った海ちゃんのシーンについて語って参ります。


それでは行きます！

大興奮は突然に…

７曲目の『Beating Hearts』が始まって２０秒過ぎたあたり、
そのとき画面には廉君のアップが映し出されていました。

上記の歌詞を二人で歌っています。

そしてその直後、Enemy comes…と歌う海ちゃんに画面が切り替わったとき
本編が始まって以来最大級に心を持っていかれたのです。

以下、髙橋海人のダンスシーン。

左の親指と人差し指を自分の顎さきにそえて、
くいっと顎を上げつつ左へ頭を回したときの首の絶妙な傾け具合。
Enemy  …と歌っているときの表情。
ゾクゾクさせるほどセクシーな雰囲気を纏っています。

その直後両足広めのスタンスで立ち、
comes…と歌いながら一気にガクンと重心を落とす。
そして右手だけへそ下に添えて、左手は背後に隠しつつ3回ほど腰を前へ振って音楽にノっている。
とてもセクシーな振り付けを踊っていますが、視線は正面から徐々に左横へそらしていている。表情はよく見えません。
おそらく、敢えて視線を客席に向けずに横にそらすことで腰の動きにだけ注目させています。
このダンスがまた、あからさまなイヤらしさはなくて、
むしろ色気がグッと引き立って見えるんですよ。
気絶するかと思うくらいセクシーです。

そしてその流れで yeah! と歌いながら
両肘を軽く曲げ、人差し指を天井の方にむけながら胸をまわしています。
ここで注目なのが表情。
目を細めて下唇を食みながら、にやっと笑っている。
悦に入っているというか、この曲のグルーヴが気持ちいいって感じか、歓声が沸いていることを喜んでいるようにも見える。
とにかくその表情がなんとも言えず本当にセクシー！

私は一人でキャーキャー叫びながら鑑賞していました。
すぐ近くで眠っていた愛犬が迷惑そうに私から遠ざかって行くほど、
そのときの声量＆熱量はすさまじかったようです。

海ちゃんのこのシーンは時間にしてみればわずか５秒。
このあっという間の瞬間、脳が沸騰するくらい興奮してこっちは悶絶寸前。
もうこれ以上のセクシーはキャパオーバーで受け止めきれないから勘弁してー！！っと胸がいっぱいになりました。

これを読んでいる方には申し訳ないくらい「セクシー」と連発していますね。
でも仕方ないです。
これが正直な感想なので。

はい。

以上が最も興奮して記憶に残ったシーンの説明でした。

大興奮のワケ

ではここからは、なぜあの5秒間のダンスにセクシーさを感じたのか？
自分なりに考えたことを並べていきます。

まず挙げられるのは、海ちゃんが狙いすましてセクシーなダンスを見せつけてきた。そう思ったからです。
ここのシーンは海ちゃんがソロで踊る見せ場です。そして観客の歓声を浴びるようなセクシーな要素も含まれている。
だから間違いなく海ちゃんからしてみれば「美味しい場面」なわけです。
事もなげに踊っているように見えますが、実は彼が思うセクシーな表現をここぞとばかりにバッチリきめてくれたんじゃないか、私はそう解釈しています。
「海ちゃんの狙った通りに心射抜かれたわー！」と勝手に思いこんだことでの大興奮だったわけです。

また、ちょっと表現の仕方を間違えると安っぽく見えてしまう腰を振るという真っ直ぐセクシーな振り付けを、下品な印象にならない絶妙な仕上がりで踊ったこと。
そして表情でも色気のある演出をしてきたことで、厚みがある上質なセクシーなダンスになっていた。
こういう薄っぺらくない重層的な表現をしてくれる海ちゃんのダンスが私は大好きなので、「さすが！海ちゃん！！」と感激し、興奮のツボをグイっと押されたのだと思います。

そしてこの他に、予想外というか驚きというエッセンスが加わったことでセクシーな印象がより強くなったのではないかと思われます。

どいう言うことかというと、
今回大興奮した箇所の振り付けを私は全く把握していませんでした。だから
「ここ、こんな振り付けだったの？」という衝撃があった。　

それに加え、クールな廉くんの顔のアップから映像が切り替わり、
とんでもなくセクシーな海ちゃんが急に現れた驚きもあった。
こちらとしては、「次の振り付けはセクシーな海ちゃんが見れるぞ！来るぞ！来るぞ！！」と待ち構えていた訳ではなかったわけです。
それだから不意打ちでセクシーをお見舞いされたら、そりゃあおののいちゃいますよ。
こういう演出の見事さにも心を持っていかれたんでしょうね。

上手くまとめられませんが、
このような理由が重なったことで大興奮につながったのだと思います。

最後に…

私が使っている「セクシー」という言葉は、
エロいとかみだらとかそう言うニュアンスでは使っていません。

そうではなく、「惹きつけられる」とか「大人の色気がある」とか「魅力的」という意味で使用しています。

今回の記事では自分がライブ映像を初めて見たときの素直な感想をなるべくそのままの言葉で残しておきたい。（そのままっていうのは自分が普段使っている言葉という意味です。）
その勢いみたいなものを少しでも伝えられたらいいな、そういう思いが強くあったので敢えて「セクシー」という大きなくくりの言葉を用いました。

人によって「セクシー」という言葉に持っているイメージや印象は違うと思うので、私はこんな風なニュアンスで使ってましたよってことを今更ですがここで伝えさせてもらいます。

海ちゃんのダンスは私にとって、もはやアートです。芸術を鑑賞している感覚で楽しませてもらっている、そう言うと分かりやすいでしょうか。

髙橋海人のダンスは芸術。

まぁとにかく、こんな視点で彼のダンスを見ている人間がいて、
このシーンに大興奮した！とどうしても叫びたくなった。
こんな衝動にかられるほど心動かされるものがあった。
それが伝えたかったんです。

ここまでお読みいただきどうもありがとうございました。

それでは、また～。