最近の記事

自己主権型アイデンティティへの道

Life With Alacrity - The Path to Self-Sovereign Identity by Christopher Allen April 25 2016 を日本語にしました。 今日から1ヶ月間、アイデンティティに関連したイベントに参加します。来週開催される第22回(!)インターネット・アイデンティティ・ワークショップを皮切りに、ブロックチェーンのカンファレンス「Consensus」でアイデンティティに関する講演を行い、次に国連で開催される第1回

    • 分散型IDの革命を起こす(起こさせない)方法 イデナブログ

      インターネットは情報共有を民主化しましたが、他の複雑な社会技術システムと同様に、権力の集中は避けられません。巨大な星の周りの重力のように、膨大で成長する蓄積物は、その影響下にあるすべてのものを歪めます。その結果、今日のインターネットは、本来の目的とは真逆の、極めて非民主的な奴隷空間となってしまいました。すなわち解放と平等を目的とした技術が、企業や抑圧的な政府の利益のための完全な監視の世界になってしまっているのです。解放と平等のための技術が、企業や抑圧的な政府による完全監視世界

      • RadicalxChangeのチャプターガイドラインと行動規範

        はじめに RadicalxChange(以下「RxC」)ムーブメントの独立したコミュニティ支部が、知識、実験、包容、そして変化のための専門知識を開発するために立ち上がっています。これらの支部は、活動家、アーティスト、起業家、学者などのコミュニティで構成されており、格差を是正し、広く共有される繁栄を築くために、劇的に拡大されたオープンマーケットのメカニズムを使用し、世界の政治的分断を癒し、より豊かで協力的な社会生活を築くことを約束しています。 各RadicalxChange支

        • Bitcoin2021 Miamiの5つのキーポイント

          何千人もの参加者が集まったBitcoinMiami2021の注目すべき点は、その人数だけではありません。 Bitcoin2021 Miamiは、パンデミックが始まって以来、初めての大規模な対面式の暗号通貨イベントでした。約12,000人の参加者が集まった2日間のカンファレンスは、プレゼンテーション、パーティー、パーソナリティ、パネリストなど、さまざまな催しが行われ、祝賀ムードに包まれました。 ビットコインを愛する著名人たちが集まり、暗号通貨の世界の内外からさまざまなビッグ

        自己主権型アイデンティティへの道

          ミーナ - 世界最軽量のブロックチェイン

          ミーナ(Mina, Mina Protocol)は、現実世界と暗号系の間で個人情報データをやり取りする出入り口として、私たちの全てにふさわしい安全で民主的な未来のためのインフラを構築します。 ミーナブロックチェーン全体のサイズは約22Kバイトで、数回のツイート程の大きさです。そのため、参加者はネットワークの同期と検証を素早く行うことができます。 今からいつでも簡単にアクセス他のプロトコルは、ノードを運営するための仲介が必要になるほど負担が重いので、昔ながらの力に応じた上下関

          ミーナ - 世界最軽量のブロックチェイン

          イデナ(Idena)をはじめる

          イデナ:世界初「ヒトが主体」の暗号通貨をマイニングイデナは、ヒト個人それぞれをインターネットに作ってしまう画期的な仕組みです。個人情報は一切不要です。ある決められた時刻から2分間だけ一斉に世界中の人がcapchaのパズルを解くオンライン行事に参加すれば、イデナがそれぞれの個人の存在をオンラインで証明します。 様々なブロックチェインの中で、最も分散化が進んだものの一つがイデナです。今現在、3千以上のマイニングノードが運用されています。サーバーは存在しません。自分のコンピュ

          イデナ(Idena)をはじめる

          IDENA

          IDENAは匿名の個人にブロックチェイン上での登録証を発行するための仕組みとその開発と運営のコミュニティ、及びそのユーティリティコインです。検索で日本語での解説がありませんでしたので簡単に紹介します。 生身の人間かどうか判断するための簡単な二択問題を基本にして、公開分散処理基盤の根幹である参加者間の公平性の問題に取り組んでおり、また経済的効果も含めた平等な匿名個人のコミュニティの発展を検証するためのブロックチェインを用いた研究財団あるいはNGOの側面もあります。まだ数億円規模