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起業して1年半が経ちました(せきこ)

今回は、グラフィッカーのせきこです。
なかなか機が熟さなくて今になりましたが、まぁお互い良いタイミングで書いていきましょう。(お待たせしてごめん!)

◇フリーランスになってそろそろ2年…?ぶっちゃけどうですか?
せきさんの営業兼マネージャーになりたいと思いつつ私も2年が過ぎてしまったわけですけど、フリーランスになって感じる被雇用者でいるときとの心境の違いとか、不安とか、逆にここやっぱ良いわみたいな部分とか、いい点も悪い点もいろいろ聞きたいです。
フリーランスの営業を担当するフリーランスになりたいすずきより。

さっそく前回の質問への答えを
①起業して1年半、今私がやっていること
②良いこと
③誰かの助けを借りたいこと
の順で答えていくね。

▼ホームページはこちら

①起業して1年半、今やっていること(起業時からの変化)

今私がやっていることは、こんな感じ。
(詳しくはHPのサービス・料金で)


(1)可視カフェ(メイン)
一対一で、頭の整理や気付きのサポートのために描く。(2時間10000円)
(2)グラフィックレコーディング・ファシリテーショングラフィック
イベントや会議で、場のサポートのために描く。(20,000円~お見積り)
オプションでイベント後のイラストレポートやグラレコのデジタル描きおこしをすることもある。

まだあんまりおおっぴらにはやっていないけれど、最近は企画書やチラシのための挿絵イラストや、グラレコ風な手書き社内報(月2回発行)も描いてる。

起業時から変わったこと、変わらないこと

起業時と相変わらず、生活スタイルは鹿児島県の離島に月の半分、市街地に月の半分の二拠点生活。

時々無性に「もっと市街地にいてお仕事バリバリしたい…!」とも思うけれど、大切にしたいものを大切に出来ているっていうのが基盤にあっての私の幸せなので、まぁこれが私の今のスタイルでしょう。

そのうえで、いかにもっとやれるか。それが私の“最高速度”。
(ワンピース15巻のビビのセリフ、好きな言葉なんだよね。)


起業時と変わったことは、
(1)仕事内容
最初は可視カフェだけだったけど、さっき言ったみたいにグラレコやファシグラ、イラスト制作と少しずつ幅が広がった。

(2)活動エリア
鹿児島県内の対面メインだったのが、関東や九州での活動やオンラインでのお仕事も増えてきた。領域でいうと、個人や地域おこし団体さんとの活動が多かったけれど最近は企業さんの案件も増えてきた。

そんなとこかな。

あとは一言で説明しづらいお仕事だし所属先もないので、なんとなく「ちゃんとしてる人だよ」感を出す活動もしてみた。

具体的にいうと、可視カフェについて学会に出たり、ホームページをキチンとしてみたり、県からのお声掛けで「九州・山口地域づくり人材ネット」のアドバイザーになったり、国や地方自治体の案件を積極的に受けてみたり、そんな感じ。


②良いこと

自分で自分が関わりたいお仕事を選べる立場なのは、精神衛生上とても良いなぁと思う。(その代わり当然責任やリスクもあるけれど。)

あと、「私はグラフィックであなたの困りごとにこんなサポートが出来ますがいかがでしょう?」と自分主体でラブコールするのも楽しい。
つまりこれが、すずきの言う営業ってことだよね。

最近、こんなブログを読んでさ。

改めて言うまでもなく、今どんどん”個”の時代へと移り変わっています。
力のあるクリエイターは、ひとつの組織に縛られることなく、フリーランスとして自分の思うように自由に働いたり、プロジェクト単位で気の合うクリエイター仲間とチームになって働いたり。
(中略)
今では、「自分がやりたいと思える仕事かどうか」「社会的に意義がある仕事かどうか」「好きなメンバーと一緒にできるかどうか」と、報酬以上の面を気にするクリエイターも増えてきていることもあり、つまり、制作会社はどんどん選ばれる立場になっていくんじゃないかと思います。
制作会社は個人クリエイターに選ばれる時代になる(shimotsu blog)


私も報酬以上の面を見て、自分がどんなお仕事をしていきたいかの展望を考えたいな~と思ってる。

③誰かの助けを借りたいこと

でも当たり前だけど、この「どういうことをしたいか」「どんなことができるか」って、自分の認知している範囲内のことしか考えられない。
残念ながら。

そんな時、

・この世の中に私の相手になってくれそうな、どんな方がいるか
・その人にはどんなラブコールのしかたが刺さるか、自分にも良いか
・私が出来ることは相手にとってどれくらいの価値があることか

みたいなことを信頼できる誰かに相談して、自分にない視点でのアドバイスが欲しいなぁって思う。

今でも知人にアドバイスはもらえていて、とても助かっているのだけれど、ついつい「今忙しいかな」「こういうことは自分で解決するべきかな」とか思っちゃうのよね。

だからこの「聞いて当たり前の関係性」を持てる、その上でお仕事として色々動いてもらえる、そんなフリーランスの営業っていうお仕事めっちゃ需要があると思うよ!
実際そういう人増えてきてるらしいし。

その他あれこれ

◆同じビジョンを共有したチームでの活動って憧れるチームでの活動は、憧れる。
チームいいよね、チーム。
私が主体的にこんなことやりたい!が出てきたら、なんかやりたい気もする。(…こんな感じのままだと、しないかもしれん。笑)

◆不意に襲ってくる「うおおおみんなすごい」期
これとは、もっと上手く付き合っていかなきゃなぁと思ってる。
SNS見ていると、バリバリクリエイターの皆さんとか、家庭と仕事を両立したイケイケな既婚女性とか、社会とか地域とか業界とか広い視野を持っている色んな活動している知り合いとかの発言が目に入ってきて。

自分が良い調子の時には、それも刺激になるんだけど、天気や体調が悪かったり、悪い感じで暇になるともう「うおおおみんなすごいそれに比べてわたしやばい」みたいな良くない感じに陥って…。

スマホのSNSアプリを手が届きづらいところに入れたり、この状態になったらこれする、みたいな対処法セットを作ってみて快適!維持したい。

③心配だったけど、意外となんとかなりそうなこと
規模がそこまで大きくないこともあるけれど、確定申告や契約、商標といった専門的な事柄は、専門家や行政の担当の方に尋ねたらかなりサポートしてもらえるんだなって分かった。

オンとオフの切り分けは、家族との時間という強制オフ!な時間が出来てある意味助けられてる。ありがたい。(ノロケ)
よっぽど急だったり、深刻な締め切り前はゴメンしてるけど。最近はモンハンしてるよ!

というわけで、こんな感じが個人事業主になって1年半経った私の率直な感想です。

起業したくてフリーランスになった、というより環境とやりたいことを考えたらこの働き方になったような感じなので
3年後、いや1年後には別の働き方をしているかもしれないけれど自分が大切だと思っているものをちゃんと大切に出来ていれば大正解だと思う。

あとはなにより、いつも私を見守ったり助けたりしてくださる周りの皆さんに感謝を忘れないように。
いつまでも。


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さて!
次はフリーテーマにしようかな。
今すずきが話したいことを自由に書いたものを読みたいです。

それじゃ!また!


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