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カントリーミュージックの次世代スター、ザック・ブライアン(Zach Bryan)

最近、何度もリピートして聴いているのが米・オクラホマ州出身のシンガーソングライター、ザック・ブライアン(Zach Bryan)だ。最新アルバム『Zach Bryan』は全米アルバム・チャート(Billboard 200)で首位に輝き、第66回グラミー賞でも3部門にノミネートされていることから、カントリーミュージック・シーンにおける「次世代のスター」と見る向きが多い。

現在27歳(2023年12月時点)のザックは両親、祖父が共に海軍という軍人一家に生まれている。自身も海軍に7年間勤めたのち、名誉除隊。アメリカの人気ポットキャスト番組『The Joe Rogan Experience podcast』への出演時、ザックは「ミュージシャンになろうと思ったことは人生で一度もない」、「死ぬまで、あるいは引退するまで、海軍に勤めると思っていた」と話している。

同番組でザックは、自身が名声を手にしたきっかけについても話している。ソーシャルメディアに投稿した自身の楽曲『Heading South』の弾き語り動画が、ある日突然、バイラルとなった。海軍の兵舎の外で、スマホで撮影されたシンプルなものだが、YouTubeにアップされている同動画は2560万回以上再生されている(2023年12月時点)。

今回、本記事を書く動機を与えてくれたのは、テニスコーツ・植野隆司さんのX(旧Twitter)での投稿だ。僕も最近のカントリーミュージックはあまり聴いていなかったものの、ザックの音楽はとても琴線に触れるものがあったので、いい機会と思い、情報を集めてみた。

そして先ほどXを眺めていたら、オバマ元米大統領が2023年のお気に入り楽曲リストを公開していて、アルバム『Zach Bryan』収録曲で、ケイシー・マスグレイヴス(Kacey Musgraves)をフィーチャーした『I Remember Everything』が選出されていた。

師走はザックの音楽を聴きながら、一年をしみじみと振り返りたい。

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