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右へ左へマイガール

私の上司は話が長い。何故長くなるかといえば、Aという事柄に、以下の項目が必ず付くからだ。

①自分の見解
②何故その見解を持つに至ったか。過去の経験を添えて。
③学生時代の思い出話
④学生時代の思い出話に登場する人物の現在
⑤前職での知識、そしてその時の上司との思い出
⑥現在の家庭状況、家族であればこの問題をどう捉えるか。その解釈の肯定と否定。

これらをクリアして、やっと結論に進んでいく。

・・・

今、問題となっているサプリを私は飲んでいた。ずっと継続して利用していたわけでは無いけれど。もしかして最近の体調や腎臓界隈の不調はアレのせいだったのだろうか、という疑いは拭えない。

ちょい落ち込んだので、ポツリとその話を上司にしたら、ええっと驚いた後に①〜⑥、①〜⑥、④④④、①〜⑥♾️無限ループが始まってしまった。
もうゲッソリだが、会話の隙間にうっすら、何とか私を慰めようとするエキスを感じて、クスっとなる。

生きているってありがたい。
健康は何ものにも代えがたい。
根拠のない自信は、やっぱり根拠がない。
ここ数ヶ月の様々な出来事で、思考の再構築が始まっていると感じる今日この頃。

論理&非論理マシーンで話が経典並みに長い上司と、悲観的過ぎると私を笑い飛ばしてくれる、いや、あなたこそ大丈夫ですか的に身体ボロボロの同僚に、ふと感謝するのです。