立地の良い店で働くスタッフは売り上げを上げて評価をされている。
一方、私の店は客数は少なく売り上げも上がりづらい。だから評価も上がらない。

そんな悩みを持ちやすいのが、多くの店舗展開をしている会社のスタッフです。

僕自身も佐賀県という田舎で生まれ育ち、ショップで働いていた中で売り上げでは都会の店舗にはどう足掻いても敵わないという経験を何度もしてきました。
その度に「売り上げを上げても限界あるよなぁ」という諦めにも似た気持ちと、悔しい気持ちが混在していたものです。

そんな売り上げにばかり固執しても、敵わないものは敵わない。

でもそれでキャリアアップを諦めるかというとそうではありません。
例えどんな店でもどんな立地でも、勝負できる部分はあるのです。

今回はとなるビジネスの話から、キャリア形成のポイントとなる部分を紐解いてみましょう。

販売員のキャリア形成 3：強みとなる数字

販売員にもいろんなタイプがいて、それぞれに強みとなるものも違います。
顧客を作るのが得意な人もいれば、一見のお客様でもしっかり決定率を出せるという人もいるわけです。

そうはいっても会社は結局のところ数字でしか評価ができませんから、いかにして高い売り上げを作ってくれるかが評価のポイントにはなります。

しかし、実はそれ以外にも数字の評価ってできることはあるのです。
これを知っておくというのは、キャリア形成において意外と重要な部分です。

販売員とは違いますが、とあるお店の話があります。