新しい結婚のカタチ、シェア婚 〜仕事も恋もがんばったアラフォーの話〜①

これは架空のお話です。

現在は40代後半。再婚した夫に守られ新婚1年。

最近会社を辞めました。

会社を辞めることを考え始めたのは、昨年2019年11月。新しい事業の2つ目がまだ始まったばかり、責任者となり3年目に差し掛かるという時期。残念ながら、中途採用の私は、待遇がアップする兆しは1ミリもなかったので、軌道に乗ったら2〜3年後に退社?と思ってはいました。

でも、仕事柄イベントが多く、心配性の夫が車で送迎してくれたり、ほぼ年中無休、拘束時間の長さがことの他負担になっているところへいろいろ重なる。

派遣さんのマネジメントや売り上げ管理まで、派遣さんと同じ給料でやれと。しかも2社かけもち。お給料は1社分。正社員にとって、派遣さんはお客さんだそうです。キャリアコンサルタント資格を持った私がどう学びを活かそうとも、さんざんな使われようで自分の心が荒む。

役職ないのに責任者。上司は誰なのか、指示命令系統はどうなっているのか、整備を訴えかけても、家族経営並みの適当さ。相談できる人がいない。

それでも、やりがいを持ってやれていたのは、異動前の素晴らしい上司への恩返しと、一人で生きていくためのモチベだと思います。キャリコン理論を自分に活かして、日々お仕事に打ち込み、営業会議では社長にババア呼ばわりされても、メンタル心理学のポジティブ思考で「好きな仕事させていただき感謝!」って。

いや、ほんとに続ける術は持っていても、この職場を手放すタイミングを待っていたんです。

学歴ナシ、バブル崩壊後のなりゆき就職。特別資格もなく、結婚、二児をもうけるも離婚、シングルマザーからの再起。資格取り、利益上げ、でもお金ついて来ない、ブラックなのに辞められない典型! 

こんな私でも、ストーリーを別仕立てしたら、ひどい環境と待遇さえ目を瞑れば、過去大変でもキャリアアップして活躍中!に見えるんです(笑)

ダイバーシティ計画とか、現実は一流企業のごく一部の話ですね。

この現実を、知っている人と知らない人。

二極化があるにせよ、私は少なくとも、悲しみに共感できるキャリアコンサルタントになりたい、と思いました。

それとともに、時代に逆行しますが、結婚はおススメします。特にシェア婚。勝手につけました。

このご時世、ひとりで生きていくより、二馬力が絶対エコ。

夫とは子育てが終わった同士で出会い、1年4ヵ月で結婚。自営業の彼は、もともと一流企業にいましたが、業界の行く先を憂い若さゆえ、新天地を求めて退職して10年。シングルパパとして息子を送り出し、私はそんな夫を頼もしく思っています。サラリーマンだって先行き分からない。仕事も家事もできる夫! 倒れても介護も安心です。

夫が求めていたのは、リアルな話、「夢を追う夫を支える妻」ではなく、「そこそこ働いて年金一緒に貰える人」だったと見ています。だってアラフィフですよ。多分そうなのに、会社辞めるか迷う私に「今までよく頑張ってきたね」って、「きっともっと違う働き方があるよ」って。うう、優しい。

1度目の結婚は1年で破綻していましたが、今度はそうじゃない。と確信しました。

やっぱり、パートナーが弱ったときに、どんなふうに支えるか、人間の本質が分かります。器がちっさい人ほど「知らないよ、好きにしたら?」という態度。全く信頼関係が築けません。

というか、今もシェア婚みたいなものですが、だったらタイトルアラフィフじゃない?

実は元夫とは8年シェア婚していました。そのことをちょっと書き残してみようと思った次第です。

本題はまた明日。

お楽しみに^_^ 





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