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生きていて疑問に思うこと

 ずっと、違う世界への旅をしているようだ。地球という住む場所はみんな一緒だが、住んでいる世界観は人それぞれ違う。真面目に勉強をして、真っ当に生きている人もいれば、誰かに金をたかり誰かの労力の結果、今を生きている人もいる。それを悪いことと言っているのではなくて、全員が違う世界観で生きているということを伝えたい。「みんな違ってみんないい」なんて言葉があるように、全ての人は何かが違う。似ている人は居ても、同じ人なんてどこにも居ない。

 ふと、死ぬまでに地球で生きる全ての人に会うことが出来ないことを、悔やむ時がある。全員と晩酌をしながら、過去と未来について伺ったらどれほど面白いだろうか。ただそれは、確実に不可能であるから残念だ。あえて、簡単な言い方で言えば、「いろんな人がいる」それは、当たり前だ。出来る人がいれば出来ない人がいる。逆も然り。だからなんだと目を見て言われたら、少しばかし困ってしまうかもしれないが「生きることに意味がある」なんて、くさいセリフを漏らすかもしれない。

 21歳を生きる僕は、過去に何度か生きることを諦めようとしたことがある。だから全てのコトを2.3歩引いた場所から見ている。相手もその周りも自分も。そして何故かずっと正解を探している。あるのか無いのかも分からない答えを追い続けている。それが楽しいという訳でも無いから何でか?と問われればまた困ってしまうが、「それが生きている意味だから」なんて、ここではカッコいいセリフが言えるかもしれない。

「大丈夫」なんて軽いセリフは要らないよね。
「好きだよ」なんて軽い一言は求めてないよね。
この数学とは違う、"絶対が無い答え"を探すことに何か意味があるような気がする。そのくらいの気持ちで僕は、今日も生きている。

 この曲は、いろんな世界観を覗いてる時に、印象的だったドアの向こうを歌にした。再生ボタンを押す時は、そのドアを開けるようなイメージで押してみる。回る世界でねえ?貴方の瞳を掴みたい。

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