仕事柄、恋愛相談を受けるとつい、異性にもてる人、好かれる人について考えたり話したりしがちなのですが、逆にいくらビジュアルが良くても好かれない人というのはどんなタイプなんだろうと考えてみました。

確かに女性は特にビジュアルが「癒し系」だと「得」ではありますが、男性は女性に対してすべてビジュアルで判断しているわけではありません。

いくら顔だけ癒し系でも
①自分の話ばかりする人
②自己中心的な考え方の人
③柔軟性のない人

などはすべて敬遠されると思います。
①はまず、自我の強さが出てしまいますし、逆に言うと聞き上手な人は好かれます。（と言ってただ聞いているだけではダメですが）
②はワガママ（かわいいワガママではなく単なる自分本位なワガママ勝手さ）だし思いやりがないと感じられます。
③はやはり頑固で相手の意見を受け入れる心の広さが感じられないし、こだわりが強いというのはあまり好かれない要素ではあります。柔軟性というのはやはり臨機応変さだったりしますし、素直さにもつながりやすいです。

この3つがすべてそろうことはないですが
これを占星学的に分析すると、やはり太陽が活動宮だったり、太陽のあるハウスがアングルだったりするとどうしても自我の強さは出ます。
水星がアングルにある人も割と自分軸になりがちだし、あと、東半球に個人天体の多くがある人もそうでしょう。
②のワガママさは、金星がアングルにあったり、金星が火や地の星座の人が割と持っている性質だったりします。個人天体にスクエア、オポジションが多くある人なども割とこの傾向があります。自分に比較的自信のある人はワガママになりやすいです。
③は不動宮に個人天体が多くあったり、ハードアスペクトが優勢だったりするケースに多く見られます。

もちろん、サインにもよるし、アスペクトにもよるし、総合的な判断は必要なのですが、あとは気の利かない人というのも敬遠されると思います。
相手が何を求めているのかを察知できる部分がないとやはりダメでしょう。

私自身もこういう仕事をしているため、普段人の話を聞くスタンスになりますから、プライベートではどうしても自分語りをしようとするし、1ハウス太陽山羊座、1ハウス水星射手座ですし、自我の強さもワガママさもしっかり持っていますから人生でもてるということは一生ないと自覚しています。
柔軟性だけはあると思いますが、だからどうやねんという話です（苦笑）。

あとは話し方や声などもやはり大事かもしれません。
早口とか色気のない話し方はちょっと・・・となるでしょう。まず癒しにならないでしょうから。おっとり喋る女性は一般的に好かれやすいですね。

私のところに来る人がたいてい女性なのもあって、どちらかというと「男性に敬遠されがちな女性の特性」について書いていますが、ひとことでいうと丸みのない女性はダメかもです。（体型のことではなく性格）

ツンとした美人より、ブサカワで愛嬌のある女性のほうが確かにもてます。やはり異性にはどこかあったかいものを求めるのが人情ではないかと思います。いくらAIが発達しても、さすがにAIと恋愛したいと思う人は少ないと思うので・・・。

トータルでいうとやはり「かわいげ」がどこかに見えるといいのだと思います。普段は愛想なくてもどこかに弱さが見えたりするギャップが魅力になる事もあるのです。
一人で頑張っている人は人を必要としているように見えないのであまり頑張っている感じが外に出てしまう人も要注意ですね。

異性とのおつきあいというキャッチボールはやはりいかに相手のことを思いやれるかということが主になるのではないでしょうか。