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ホロスコープで意外と重要なのがカスプという、境界線なのですが、これはホロスコープの宮区分法によって異なります。

ほとんどの場合、出生時間がわかる人は、日本では「プラシーダス法」を使っていますが、時に「コッホシステム」などを使う人もいます。

そこでそのカスプの5度以内にある惑星や感受点は、次のハウスの影響も受けると読んだり、もはや次のハウスの意味合いしか持たないと読む場合もあります。
占星学は、チャートを読む人の感性や考え方によるところも結構大きいのですが、私は経験上、この「5度以内ルール」は両方のハウスの意味を考えた方がいいかなと思っています。

私自身でいうと、東京生まれなので太陽は1ハウスなのですが、この5度以内ルールに当てはまりますので、2ハウスの意味合いもあると思っています。
実際もう、人生の半分以上を大阪で過ごしていますので、大阪でのリロケーションチャートを読むほうが合っていると思うので、そうなるともう完全に太陽は2ハウスです。自我は強いですが(1ハウスには惑星が3個あるので)そこまで行動力や勇気がないので、2ハウス的な冒険を好まない性格もあるし、何より食い扶持を自分で稼がなければならない運命なので、2ハウス的な意味合いがかなり強いなと感じます。
その他は火星も5ハウスのほぼ終わりにあるし、大阪でのチャートだと完全に6ハウスです。でも、実際に私は基礎体力こそあまりないですが、熱は出ないし、手術を受けたこともないし、ワーカホリックになるほど頑張らないし、子供に対して厳しかったので5ハウス火星のほうが合っている気がします。ただ、5ハウスを恋愛や娯楽と読むとそこまでそれらに対して熱くならないので、やはり両方の意味を持っているのだろうと思います。

惑星以外のドラゴンヘッドやキロンなどの感受点もまた、5度内ルールは適用されますが、私はキロンが2ハウスのほぼ終わりなので3ハウスの意味合いもあると読めます。自己肯定感が決して強い方ではないので2ハウスだと読んでいましたが、3ハウスを無視できないなと思っています。確かに思えば子供のころに、意見を発表したりみんなの前で話すことがものすごく嫌いで、「聞こえません」と言われたことがトラウマになってからはもう、わかっていても意見を言わず、当てられても「わかりません」とわざとに言わなかったりしていました。その後も本当にスピーチなどは避けてきました。ただ、キロンはそこに向き合ってこその課題なので、「書く」ということで私は表現力を発揮していると思います。やはり両方のハウスの意味合いを持っていると思います。

5度以内ルールに当てはまる惑星や感受点が誰しも1個ぐらいはある場合が多いので、これは侮れないなと思います。
カスプでくっきりと性格が分かれてしまうという考え方はやや極端だと思いますので、やはり占星学は柔軟に読むほうがいいのではないかと思っています。


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