見出し画像

購入機会も増えてきた電子書籍 今日は「電子コミックの日」

「電子書籍」というものが登場した当初、本棚を埋めることなく何冊もの本をデータとしてPCやタブレットに入れておけるということに多少の便利さは感じていたものの、「本はやっぱり“本の形”で読みたいな」と思ったため全く利用することはありませんでした。

実際今でも「手で持ってページをめくる」というあの感覚を持ちつつ漫画にしろ小説にしろ読みたいと思っているので、なるべくなら書店へ行って本を買うようにしています。


しかし、ちょうどコロナ禍になる少し前くらいから漫画を電子で買うこともあるようになってきました。

なんとなく書店で本を買うときに「この漫画、まったく知らないけどちょっと読んでみたいな……」と思うようなものが、漫画ファンの方であれば少なからずあるのではないかと思います。そういった本は大抵自分の本棚に並ぶことはなく1、2回読んで処分してしまうことになるのですが、そういう“予感”のする本は電子書籍で買うようになったのです。

そしてさらにコロナ禍。この頃には時勢柄、あまり書店に行くこともなかったので紙媒体の本と電子書籍とを半々くらいの割合で買うようになっていました。やっぱり「読みたい」と思ったタイミングですぐに買って読める電子書籍は便利なんですよね。

おかげで今では電子書籍というものに対して最初の頃ほどの抵抗感はなくなっています。漫画だけでなく小説もモノによっては電子で買うようになりました。雑誌はちょっと読みづらさを感じるので、電子より紙のほうがいいと思いますけどね。


さてそんな電子書籍ですが、本日8月16日は「電子コミックの日」です。CMなどでよく見る「コミックシーモア」を運営するNTTソルマーレ株式会社が制定したそうです。

この日付を記念日としたのは今では「コミックシーモア」となっている電子書籍サイトのサービス開始日が8月16日だったから、とのこと。今となってはコミック系やそれ以外の書籍も含めると、電子書籍を扱うサイトはかなりの数にのぼっていますね。

コロナ禍を経て、僕のように電子書籍で本を買う方も増えたのではないかと思います。中には1巻から最終巻までをまとめ買い(大人買い)する方もいらっしゃるのではないでしょうか。


電子書籍で一つ難があるとすれば、本を読むためのリーダーアプリがそれぞれの販売サイト毎で決まっており、統一されたものが無いということです。

これは「買い切り」という形を取ってはいても、それぞれの本が販売サイトと紐づいてしまっていることが原因ですね。もちろんこれにはメリットもあり、本のデータ自体を消してもアカウントが残っている限りは再度ダウンロード可能、ということがあるのですが、Amazonで買ったりブックウォーカーで買ったり、なんて風にいろんなサイトで本を購入していると「あれ?あの本はどこのサイトで買ったものだっけ?」ということになってしまいます。

なんかこれ……良いようにならないですかね。どこのサイトで買ってもこのアプリで読める、購入した本の管理もできる、みたいな統一アプリのようなものが出来れば便利なんですけどね。

各電子書籍サービスをやっている企業の方々、ぜひご一考を。


今後も紙媒体で本を買うことは、僕の場合は無くなることはないと思っています。ただ、電子書籍での購入機会も増えてきそうなので、過去に売られていた本を扱ってくれたりだとか、もうちょっと安めの値段設定にしてくれるだとか(※現状、紙媒体より電子書籍のほうが高く設定されている)、そういうサービスの向上も進めてくれたらな、と思います。

そうなることで本を読む人口も増えて、結局は書店のほうの活性化にもなるのではないか、とも思います。


今回はこのへんで。

それでは、また。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?