見出し画像

その疲れ、○○不足かもしれませんよ 今日は「たんぱく質の日」

私たちのカラダに必須な三大栄養素といえば「炭水化物・脂質・たんぱく質」なのですが、そのうちのひとつを記念したのが本日9月11日の「たんぱく質の日」です。

「なぜ9月11日に?」という疑問はごもっとも。「たんぱく質」という言葉はそもそも語呂合わせなどにも向きませんしね。

これは、「たんぱく質」が20種類のアミノ酸から構成されていて、そのうち9種類を【必須アミノ酸】と呼び、そうでない11種類を【非必須アミノ酸】と呼ぶように分けられることから「9と11」、つまり9月11日が「たんぱく質の日」となったのです。


この「たんぱく質の日」が記念日として認定・登録されたのは何と2021年。そう、つい最近なのです。

どうやら近年になってから「たんぱく質」の摂取不足が社会的な問題になっているらしく、

  • 子供の体力低下

  • 女性の栄養不足(主にダイエットなどから)

  • 中高年の基礎代謝の低下

  • 倦怠感

などの症状が昔に比べて多く見受けられるようなのです。このうち、「子供の体力低下」以外のところは大人全員に関わってくるものなので、とても大事かと思います。もしかしたら、最近そういった症状を感じておられる方もいるのではないでしょうか。

そういったことから「たんぱく質」の摂取の大切さを知ってもらうことを目的として、この「たんぱく質の日」が制定されたのです。

では、具体的に「たんぱく質」はどういった食べ物に含まれるのでしょうか。これを知らないと意識して「たんぱく質」は摂取できませんよね。



「たんぱく質」が含まれる食べ物

「たんぱく質」には動物性と植物性の二つがあります。

動物性たんぱく質

乳製品、卵、肉類、魚類

植物性たんぱく質

ご飯、納豆、食パンなど


上記のようなものに「たんぱく質」は多く含まれています。

摂りやすいのは乳製品や卵でしょうか。牛乳やヨーグルトからなら朝ご飯などから手軽に摂りやすいと思います。ちなみに僕は毎日牛乳を飲み、ヨーグルトを食べるようにしています。もう習慣づいてしまいました。

普段の食生活がちょっと雑という方でも、牛乳を飲む程度ならすぐに実践できるのではないかと思います。


非必須アミノ酸は摂らなくてよいのか

「たんぱく質の日」が9月11日になった理由として【必須アミノ酸】と【非必須アミノ酸】があることを上記で言いました。ここで「非必須ってことは、それらのアミノ酸はいらないの?」という疑問が出ると思います。

結論から言うと、「いらなくはない」ということになります。

「非必須」とされている理由は、外部から特に摂取しなくても体内で生成できるからです。他の栄養素を利用してこのアミノ酸を作るのです。

「じゃ、いらないよね?」と言われるかもしれませんが、他の栄養素を使ってそれらを作るということは、その分エネルギーを消費するということです。普段の食べ物からそれらを摂取できるのであればそれに越したことはありません。

また、体内で作られるようになったということは、そういう働きができてしまうくらいカラダに必要なものだったのではないか、という考え方もあるようです。

「無くても別に良い」なんてものではないことは、こういったことからも分かってもらえるのではないかと思います。


ということで、「たんぱく質の日」にちなんで普段あまり気にしたことのない「たんぱく質」について学び直してみました。

こういったことを知ると、「食生活をちょっと見直してみようかな」という気になりますね。他の栄養素についても考えてみたいところです。


今回はこのへんで。

それでは、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?