20191008定期考査の学習法

中学校の定期考査対策

中学校の定期考査で良い点を取るためにやることをまとめました。

1. 1週間前までに学校指定問題集を終わらせる

問題集をうまく活用しましょう。問題集をやる意義は、自分が分かっていることと、分かっていないことを区別することです。すべての問題を正直にやって、自分の力では解けない問題を発見することが大切です。

この区別をしなければならないのが、テスト1週間前までです。分からない問題を分かるようにするのが勉強です。どの問題が分からない問題か分かるだけでなく、分からない問題を自分で出来るようになってからテストに臨まないと、テストで良い結果をおさめるのは難しいでしょう。テスト前日に問題集を終わらせるようでは、分からない問題をできるようになる時間が足りないのです。そのためにも、学校指定の問題集はテスト1週間前までには必ず終わらせましょう。


2. 問題集で解けなかった問題に印をつける

先程も書いた通り、問題集をやる意義は、自分が分かっていることと、分かっていないことを区別することです。そのため、自分の力で解けなかった問題には、必ず印をつけておきましょう。

問題集をやるときは、すべての問題を自分に正直にやって、自分の力では解けない問題を発見することが大切です。、問題集をやっていると、分からなくて解けない問題が出てきます。そんなときに、他のページに書いてある解き方を参考にしたり、授業で使う教科書やノートを参考にしたりすることはあると思います。それでも分からなければ、解説を参考にするでしょう。ここまでは勉強が得意な人も、苦手な人も、多くの人がやると思います。

得意な人と、苦手な人の差がでるのは、分からなくて解けない問題への対応の仕方です。勉強が得意な人は、必ず解けなかった問題に印をつけます。勉強が苦手な人は、「まぁ分かったからいいか」と自分で解けた問題であるかのようにしてしまいます。


3. 問題集は正直に解く

再度いいますが、問題集は自分に正直に解いてください。問題集をやる時の罠のようなものがあります。その罠の正体は、問題集の解答をみたら、そこにある問題が、すべて解けるように錯覚してしまうという罠です。

解けない問題に出会うと、解説ページを見ます。解説を読んでみると、「そんなことだったのか」と理解して、答えをノートに写して、次の問題に進みます。これを続けると、「自分は解説を読むことで、問題を理解しただけ」なのに、「問題集に乗っている問題をすべて自分の力で解くことが出来る」という勘違いをしてしまいます。

その勘違いをしたままテストに臨んだとしても、十分に解くことができません。そして、なぜ問題集をやったのに解けないのだろうかと悩みます。これが、解説を読んで理解することで、解ける気持ちになるという罠です。

「解説を読んで理解する」=「問題が自分で解ける」ではありません。解説を読んで、自分で解くことができるまで確認をする必要があります。これを怠っている人は、いくら勉強時間を増やしても成果が出ません。ヒントも何もない状態で、もう一度やって解けることを確認することが大切です。


4. テスト前1週間は間違えた問題のみ繰り返す

ここまでをきちんとできていると、テスト前1週間はとても簡単です。問題集で自分が一度間違えた問題を繰り返しやれば良いからです。自分で自分をテストするつもりで、ヒントなども何もない状態で解いてみて、答えることが出来るかを確認しましょう。


5. テスト前日はよく寝る。

寝不足でテストに臨んで、判断力を欠いてしまうのはもったいないです。寝ることは記憶を定着させる効果があります。だから、きちんと寝てテストに臨みましょう。どうしても不安な人は、朝30分早く起きて、重要なことを思い出してみて、思い出せなかったところの確認をすると良いでしょう。


6. おすすめ学習法① クイズの出し合い

テストでは、問題に答えることが出来るかが聞かれます。「分かっていたけど答えられない」ではなく、「正確に答えることが出来る」ことが求められます。そのための学習法として、友達とクイズを出し合うのは効果的です。クイズに答えることが出来る力は、テストで答案に書くことが出来る力と同じですし、クイズを作る力はどんな問題を出題するかを考える力になります。


7. おすすめ学習法② 自分へ説明してみる

人に説明することの良さは、よく言われています。人にわかりやすく説明するためには、明確な理解が必要だからです。最近の学校の授業でも、友達に説明してみてという時間が増えてきているのではないでしょうか。それを家で、テスト勉強に応用することができます。それは、自分で自分に説明するということです。歴史で起こった出来事の流れを説明したり、理科でどんな反応が起こるのかを説明したり、数学でなぜその公式を使うのかを説明したりと、自分で自分に説明してみてください。目の前に、フィギュアを置いて、それに向かって説明するのでも構いません。これから増えてくるだろう、記述問題の対策になります。


8. おすすめ学習法③ 教科書を閉じてからまとめる

暗記のためにまとめノートを作ったり、分からない問題を解説を参考にして解いたりすることも多いでしょう。そんなときに効果的なのは、教科書を見ながら写すのではなく、一度読んだら、教科書を閉じてから、ノートに書き出すことです。この一手間を加えることで、自分で思い出すという過程が増えて、記憶が定着しやすくなります。これは、授業中に黒板に書かれた内容を、ノートに書くときにも使えますね。


9. おすすめ学習法④ とにかく質問で目立つ

学校において、評価をするのは誰か。授業を担当する先生ですよね。本気で成績を上げたいならば、苦手があっても、手段を選んでいる場合ではありません。成績を上げたい教科は、教科担当の先生(担任ではないですよ)に「成績を上げるにはどうしたらよいでしょうか?」「次は〇点をとるためには、どのように勉強すればいいでしょうか。」と聞きに行きましょう。それも1度ではなく、2度3度と繰り返し相談に行きましょう。先生も人ですから、このように相談することで、あなたの味方になります。ともに高得点をとるための仲間になるのです。このように、使えるものはすべて使いましょう。



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