見出し画像

さだまさしさんのお庭から          vol.31 馬酔木(あせび)

『まほろば』

奈良を舞台にした名曲に登場する馬酔木。ドウダンツツジやブルーベリーに似た可愛らしい花を咲かせるツツジ科の植物です。全体に毒性があり、馬がアセビの枝葉を食べると呼吸中枢が侵され、酔ったように脚が不自由になることから「アシビ(足痺れ)」の別名があるとも言われているようです。
名所として知られる春日大社では、志賀直哉の旧居から二の鳥居を結ぶ、下の禰宜道(ささやきの小径)という杜の道で『馬酔木の杜』が見られるようです。
決して手折ったりせずに、雰囲気に酔うだけの散歩をしてみたいですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?