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ホットクックでお手軽ビリヤニ

どうしても自宅で美味しいビリヤニが食べたい!

手軽に食べたい! ホットクックだけでなんとかしたい!

ということで、あれこれと試していたのですが、それっぽいものが出来るようになってきたので、記録がてらの共有を。

まぁまぁイケる味になったと思います。

スパイスの種類が多めですが、これは、私がヘビーに通った銀座にあるカーンケバブビリヤニのビリヤニを目指しているからです。実際は(必須)と書いてあるものがあれば大丈夫なので、気軽に試してみてください。


材料

※ 量はカーンケバブビリヤニでの一人前の量となります。よって、実際には二人分の量になります。

ビリヤニの具材

  • バスマティライス 150g

  • 水 200ml

  • 肉(鶏でもラムでも好きな肉を) 150g~200g程度

  • タマネギ 中サイズ1/4個を角切り
    ※タマネギが多すぎると水分が出て炊き上がりに影響が出るので注意

  • マヨネーズ 少々

  • ショウガチューブ 1cm

  • ニンニクチューブ 2cm

  • 塩 肉の重さの1%弱

スパイス類

  • (必須)コリアンダーパウダー 小さじ1/2~1/3位

  • (必須)クミンパウダー 小さじ1/2~1/3位

  • (必須)ターメリック 小さじ1/2~1/3位

  • (推奨)クミンシード ひとつまみ

  • (推奨)カルダモンホール 2個から4個

  • (推奨)グローブ 2個

  • (任意)シナモンスティック 約2センチ

  • (任意)ローリエの葉 1枚

  • (任意)八角(スターアニス) 1粒

  • (任意)胡椒ホール 4から8粒

  • (任意)カイエンヌペッパー 好きな量

仕上げ用

  • パクチー 大量

  • タマネギ 輪切りを少し

  • トマト 1/8カットで好きな量を

  • レモン 1/6個

ライタ(任意)

付け合わせのヨーグルトです。ライタをビリヤニにちょっとかけ、混ぜて食べると幸せになれます。インド生まれの友人は「インド料理に一番あうのは日本のブルガリアヨーグルトだよ」と言っていました。

  • 無糖ヨーグルト 100g

  • キュウリ みじん切りを少し

  • タマネギ みじん切りを少し

調理器具

  • ホットクック


手順

  1. ボウルにバスマティライス、水200ml、塩ひとつまみを入れ、良い感じの時間(20分でOK)浸水させます。

  2. 具材の準備をします。

    • 肉をほどよい大きさにカットしてホットクックの鍋に入れます。

    • 塩を入れよく混ぜて肉に馴染ませます

    • マヨネーズを2周程度かけます。(細いクチの方で)

    • ショウガチューブを1センチ、ニンニクチューブを2センチ入れます。

    • スパイスを加えます。

    • よく混ぜて肉にスパイスをまとわせます。

    • タマネギなど他の具材も加え、よく混ぜます。

  3. 混ざった具の入った鍋をホットクックにセットし、炒めモードで3分間炒めます。肉が大きい場合は4分にします。

  4. 炒めが完了したら鍋に手順1の米とお好みの量のバター(5〜10g程度)を入れます。

  5. ホットクックの「無水で茹でる」モードで15分間調理します。

  6. 待っている間にライタの準備をします(任意です)。

    • キュウリみじん切り、タマネギみじん切りを用意します。

    • ヨーグルトに混ぜ、クミンパウダーを少量かけます。

  7. ホットクックによる茹でが完了したら、ざっくりと少しだけ混ぜて10分置きます。

  8. 皿に盛り付け、パクチーをたっぷりと散らし、輪切りのタマネギとレモン、トマトを添えます。レモンがなければオレンジを8等分にして添えても良いです。

  9. 召し上がれ!

  10. 途中でビリヤニにライタを少しかけて食べましょう。美味しいです。


材料の調達方法

一見、材料を揃えるのが難しそうですが、スーパーとアマゾンで簡単に集まるのでなんとかなります。

※ Amazonのリンクはアフィリエイトになっており、収益は全て子ども食堂の食事か、困窮する子育て家庭向けの食事支援に化けます。遠慮無く踏んでください。

バスマティライス

米はバスマティライスと書いていますが、ぶっちゃけ日本で売ってる長粒米なら何でも良いかと思います。食感と香りが違いますので、好みのお米を見つけてみて下さい。

今日はスーパーで購入した下記のジャスミンライスを使いましたが、十分に美味しかった。ジャスミンライスは、バスマティライスに比べて少しもちもちしている印象です。

レシピの米の分量が150gなのは、この商品であれこれ試していた事が関係していて、総量450gなので、ちょうど3回に分けて作ればよさそうだ、なんて理由だったり。

バスマティライスだと、人気のコヒノールも安くて美味しいです。

基本スパイス(クミン、コリアンダー、ターメリック)

揃えるのが大変そうなのがスパイスですが、必須となっている3つ、クミン、コリアンダー、ターメリックの3つだけでもそれっぽくなりますので、まずはこの3つを手に入れて試してみてください。

この3つは、S&BやGABANのものがスーパーに必ず置いてあります。

これらがあれば、バーモントカレーみたいな固形ルーでカレーを作るときにも味に深みが出て良い感じです。カレーに使うときは、具材を炒めるときか、ホットクックでスイッチをいれるときに、好みに応じて入れます。

子どもも大丈夫です。うちは子どもが小さいのでバーモントカレー甘口を使っていますが、この三種類を必ず追加で入れています。量は、うちの場合は三種類とも小さじ半分位。

スパイスカレーが楽しくなると、この手の瓶入りのタイプだとスグに無くなってしまうので、100gのパックなどで買いましょう。

お得なので、遠慮無くガンガン使えるようになります。

とりあえず、ここまであれば大丈夫なんですが、あと、もう一つ、出来れば揃えておきたいのがクミンシード。

クミンの種子なのですが、サラダや炒め物など、色々と使えて便利なので買っておきましょう。料理の幅がひろがります。

辛みのスパイス(カイエンヌ)

そして、もう一つ大切な味のベクトルが辛み。

今回のビリヤニの辛みは、カイエンヌペッパーと胡椒でつけていくのですが、主役はカイエンヌペッパーの方です。

辛い味が苦手なひとは、入れなくても良いと思いますが、多少でも使っておくと味が締まるので、よほど苦手というわけでなければ少し入れておきたいところ。

辛いものが大好きな人はモリモリ入れたら良いと思いますが、本当に辛いのでご注意を。

辛みのスパイス(コショウ)

胡椒を使うレシピはあまり見かけないのですが、私はホールのままいくつか入れています。爽やかな辛みがアクセントになります。

コショウを入れる場合、ホールなら何でも良いのですが、ペッパーミル付きのモノだと、普段も使いやすいのでおすすめ。ホールで使いたいときは、蓋を外して中身を取り出せばOK。

ビリヤニを食べているときに噛んじゃうんですが、香ばしさと風味、辛みがフワッと来て良い感じです。コショウが歯に挟まったまま過ごす午後は最高です。

辛みがマイルドな生コショウの塩漬けを使うのも良いと思います。

これは、収穫したグリーンペッパーをすぐに塩漬けにしたもので、プチプチした食感と辛みはマイルドなのに、コショウの香りや風味はちゃんとあるという優れた食品。

こちらを使う場合は、炊き上がったあと、食べる直前に粒のままパラパラと乗せるか、包丁で少し潰してから振りかけます。

生コショウの塩漬けは、ありとあらゆる料理にあうので、コショウが好きなかたは常備することをおすすめします。

卵かけご飯にも、ステーキにも、和食にも、洋食、中華にも、コショウで味付けをする料理ならなんにでもあうので試してみてください。

カレー以外にも便利に使えるスパイス(カルダモン、クローブ、シナモン、八角)

そして、あともう少し頑張れるようでしたら、味や香りに複雑さを出す為にカルダモン、クローブ、シナモン、八角などのスパイスを、粉末ではなく、ホールやシードの状態で揃えます。

ビリヤニで使う場合は、そのまま一緒に炊き込んで、食べるときは、発見しだい皿の脇に除けるようにして食べます。

これらのスパイスはカレー以外の料理にも使えるので、料理が好きな方は揃えて損は無いかと思います。

ホール系のスパイスが面倒ならガラムマサラを

ホール系のスパイスを買っても絶対使い切れないぞ、と思う人も居るかと思います。

そんなときはミックススパイスであるガラムマサラを使います。

‎ミックススパイスなので、メーカーによって内容は様々ですが、基本的にはクミン、コリアンダー、カルダモン、コショウ、クローブ、赤唐辛子、シナモンあたりが良い感じにブレンドされています。

エスビーのガラムマサラは辛みがマイルドなので、最初に使うガラムマサラとしておすすめです。

このレシピでガラムマサラを使う場合は、クミン、コリアンダー、ターメリック、ガラムマサラの4種類を同量入れ、カイエンヌペッパーで辛みを調整する。という使い方になります。


ホットクックは1.6Lか2.4Lか

ホットクックには1.6リットルタイプと、2.4リットルタイプ、単身向けの1リットルタイプと、三種類のサイズがあります。

我が家ではずっと1.6Lサイズを使っていて、これで家族4人の食事をあれこれと作って大活躍をしていましたが、最近こちらの2.4Lのタイプに買い換えました。

4人分のカレーを作るだけなら、子どもも小さいので、まだ1.6Lサイズでも十分だったのですが、沢山の肉を低温調理したいときや、沢山の牛すじを煮込みたいときなど、色々とサイズ的な不便が出てきたので買い換えのタイミングで大きいサイズにしました。

これからホットクックを買う場合ですが、カレーやシチューなど、普通の料理を普通に作るなら1.6Lで十分です。家族4人なら問題なくいけます。今回のビリヤニを作る場合も1.6Lサイズで問題無いです。

私のように、低温調理や多めの仕込みをする場合は2.4Lあると安心です。

ただ、ホットクックは図体がデカいので、出来ればいつもの家電屋さんで実物を見てから購入してください。

コンパクトな1Lサイズは、使った事が無いので確かな事は言えないのですが、攪拌が弱いと聞くので、具材を炒めるところはコンロで行い、最後に米を合わせて炊くところからホットクックにまかせる方法ならイケるかもです。


以上、お手軽自宅ビリヤニの紹介でした。

どこが手軽なんだ、という内容になってしまいましたが、ホットクックと材料さえあれば、本当に簡単にビリヤニが出来上がりますので、自宅でビリヤニを食べたい方はお試し下さい。

ただの炊き込みご飯なので、材料は何でも好きなモノを試してみたら良いと思います。米と水の分量だけちゃんとしていれば、それなりになります。


「それって有意義だねぇ」と言われるような事につかいます。