Sena.

虐待サバイバー27歳Sena. 就労移行支援アシスタントチーフ→フリーランス10ヶ月→…

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虐待サバイバー27歳Sena. 就労移行支援アシスタントチーフ→フリーランス10ヶ月→ 某乗馬クラブ 馬事主任 実現したいこと、課題、日々。 #支援者ではない支援者になりたい #感情と向き合うシリーズ #特殊すぎる社会人 #sena2021 よろしくお願いします❁

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私だけの「 」と、君だけの「 」に。 【読了】 恋に至る病

Story 転校初日、僕は自己紹介に大失敗した。そんな僕を救ってくれたのは、夜河景(よるがけい)。彼女は全員に公平に優しく、クラスの皆に愛されていた。対して僕は自己紹介すらも失敗するような人間だ。そんな僕と彼女は ただのクラスメイトのはずだった、あの時までは。そうして僕は 彼女のヒーロー になった。 僕と彼女は、あまりに釣り合わない。だから数年後 彼女が「私と付き合ってくれる?」と言った時、僕は無理なのだと言うことしか出来なかった。「何処を好きになってくれたのか分からない

    • 生活 と たいせつにする こと。

      久しぶりにnoteを書こうと思って、近況をどう書こうか考えている。 綴っていない2ヶ月を思い返すと、喜びと苦しさが混ぜこぜになっていて、それをここに書くことも誰かに言うことも、私は出来ないだろうなと思った。 一つなのに沢山の感情で溺れそうな、それは優しさであって痛みであって、そして、それが ”たいせつ” なのだと思った。 (これまでの”大切” や ”愛” や "幸せ" の記事) 我ながら、 私は神経質なところがあると思う。いつもの場所に置いてあるものがないというだけでバ

      • 伺って得て 失って痛くて、 囚われて

        「子供は、何があっても親を愛するものだよ」という言葉は、呪いであり救いであると思っている。”子供”という言葉が、年齢を指すのか関係を指すのか、”愛する”という言葉が温かいものなのか冷たいものなのか、それによって変わるのだけれど。 そんなことを考えていたら、また文章が綴れない気がして、早く言葉を紡ぐことにした。数分前に、[完成しない下書き]が また1つ増えたので焦りながら。精一杯で話すから、聞いて欲しい。過去の私も、未来の私も。 仮定して目を逸らしながら、 このnoteを

        • 怒りは鋭く痛むということ

          その感情を知ったこと 19歳で精神科に入院するまで、私には"怒り"という感情が少なかった。人並みに苛立つことはあったけれど、生きてきた環境に対しての怒りを抑えていた。 19歳。精神科に入院して沢山の手続きをした。生育歴を書く書類。入院を続けるために休むために1人で向き合う過去。そうして初めて、生かされてきた道のことを振り返った。手続きが終わる頃、私の中の怒りに気がついた。 19歳で気づけたのなら、精神科に入院しているのなら なんとか出来たのだろうと、一般的にはそう思うの

        私だけの「 」と、君だけの「 」に。 【読了】 恋に至る病

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        記事

          願うまで覚めない現実逃避を。

          「扉が閉まります ご注意ください~」声が聞こえる。ガタンゴトン 音が聞こえる。夜、列車の中、私は目を閉じる。最寄り駅を通り過ぎた今は見ないふり。 「明日、何時出勤だっけ。」「天気大丈夫かな。」「やり忘れてたあれ、やらなきゃな…。」装う私を、理性が引き戻そうとする。 私は抗い、目を閉じる。心を遠くに投げて、景色を眺める。理性、景色、理性、景色。そうして何駅過ぎた頃、ふいに全部要らないと思った。 私は意識を手放す。深い、眠りの底。今夜はもう戻れない。 何度か目が覚めた。ぼ

          願うまで覚めない現実逃避を。

          ずっと転校生のような心地で。

          引越しの多い家族だった。 母親と一緒に、平均して約2年ごとに引越し。実家を18歳で出てからも よく引越しをした。計23回。 「転勤族だったの?」と聞かれることがあるけど、違う。何かから逃げていた訳でもない。 最近のこと。 幼少期。 知らない土地に行って、一時を初めましての方と過ごす。国内だからもちろん言葉は通じるのだけど、会話の内容が分からない。あれもこれも初めて知ることばかり。 今年はよく遠くにお出かけしていて、毎回同じような心地になる。緊張するけれど居心地は悪くなく

          ずっと転校生のような心地で。

          ずっとの思いに向けて。

          AAT/AAE(動物介在療法/教育)を初めて知ったのは10年以上前、初めてAAEを受けたのは15年前、動物に関わって生きていくと思って20数年。 そうして今。馬と仕事をしながら 思いが現実味を帯びて来て。ふわっとずっと考えていた。 心が向くほうへ目を向ける作業 動物に関わりたいのか 動物を通して何かと関わりたいのか、それを迷っているような、それでいて私は決めているような気がしていた。迷っている理由は、向いてるけど好きとは言いたくない とかそういう微妙な感情。 その迷い

          ずっとの思いに向けて。

          声を出して形にして苦しくなったこと

          思い出すと涙が零れるような、そんな話。久しぶりのnoteに この話を書くか迷ったのだけど、私のごちゃごちゃしたものを広げて見てみようと、それが必要だなと思った。 少し前のこと バランスを崩したような それでいて落ちてはいないような、平均台を揺れながら歩いているような感覚。いつからだっけ? それでも止まっていないから大丈夫だと言い聞かせながら歩くようになったのは。

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          声を出して形にして苦しくなったこと

          お話 と お喋り のすれ違い

          久しぶりに飛行機で東京へ。雲の上から雲を見て、本を読みながら「そうか。」と思った。 本の紹介みたいなことを少し 読んでたのは昨晩買った「タイタン」(著 野崎まど) 飛行機の中で読もうと買ったのに、搭乗ゲートに並んだ時には残り20ページ。 私はAIやロボットが登場する話が好きで、今回も、さらっと… 私にしては比較的 軽い気持ちで選んだ本だった。 読み始めはとても軽くて、新しい世界を見ている気がしていた。読み進めるうちに、少しずつ気づかない間に、気づいていたとして処理

          お話 と お喋り のすれ違い

          「下方修正」? 忘れていた、それだけのこと。

          文字を叩く時間も無いままに時間が過ぎている。ここ数ヶ月、ずっとそんなことを言っている気がする。相変わらず頭の中に言葉は浮かんでいるけど、曖昧に紡いで、完成させないままに眠って、朝が来て、仕事に行って。くたくたで楽しくて、もっともっと、って。 何かを落としながら走っているような、でも拾うためにスピードを落とせないような、そんな感覚。 昨晩と今朝。 何故か分からないけど、昨日は息苦しいまま眠りについた。お正月明けにコロナに罹ったことを思い出した。同じような息苦しさで、久しぶ

          「下方修正」? 忘れていた、それだけのこと。

          ずっと気が散っている話と、泣いてしまうような夜

          ずっと気が散っている。 いろんなことが頭に浮かんで、タスクや仕事が積み上がっているのに、散らばっている。なんともいえない空回り感と無力感が消えない。 先月、いやもっと前から。「全然出来てないよ」と言う私に悩んでいる。 環境と人間関係の変化、タスクが増えたこと。思い当たることがあったから、そのうち落ち着くだろうと深く考えなかった。 最近、忙しさはそのままに、慣れという落ち着きが出来てきた。それなのにどうして。そんなことが頭から離れないままで、集中力も切らしたままで、いやそ

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          理不尽な話とアンガーマネジメント

          昨年から、ずっと。抑圧された怒りのことを考えていた。 私には ”怒り” という感情は無いのだと思っていた。諦めと自責の中で埋もれていた。 埋もれていた怒りが出てきたのは、19歳から成人するまでの半年間 精神科に入院していた時。ふと怒りを感じたことを今でも覚えてる。その時に「怒りを感じれるようになったのは良いことだよ」と言ってもらったことも。でも、それをどうしたらいいのか分からなかった。苦しい感情を持て余して毒に変わる頃、私は感情を閉じ込めた。「ロボットみたい」と言われてい

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          幸せ という言葉の重みと呪い

          「幸せになりたい」その重さと痛みを書くことを避けていた。 「幸せなんてない」その呪いをかけたのは私だった。 大したことないはずの、でも痛い出来事があった。 だから、「幸せ」ということを避けてきた。 頭に「幸せ」という言葉が浮かぶたびに「嬉しい、楽しい」そういう言葉で言い換えて。今もまだ書くことが痛くて、何回も下書きに戻した。でも私は充分避けてきたから、そろそろ向き合おうと思った。 誰にとっても少し痛い話になるかもしれない、でもここは私の場所だから・・・ごめんね。 「幸せ

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          幸せ という言葉の重みと呪い

          消費と妥協、命が届かない憧れ。

          子供の頃から憧れていたことがある。 本の感想を書いてまとめたい。読書感想文みたいなものじゃなくて、例えばA4一枚でイラストと文章で表すようなもの。 10代から憧れていたことがある。 行ったお店や場所、参加したイベントやライブをまとめたい。チケットや写真をコラージュして。 挑戦したけど出来ていない それを考えて、「消費と妥協だ」と思った。素敵でしょうと。 消費するものと 私にとって、読書は消費なのだと思った。どうして”消費” という言葉が浮かんだのかと考えて、”食事”

          消費と妥協、命が届かない憧れ。

          「やりたいこと」 と 「やるべきこと」

          最近、少し焦っている。やりたいこと、そのために頑張ることが出来てない。時間が無いと諦めたり自分を責めるのは簡単だけど、私は簡単に逃げたくない。それでも流れる毎日の中で、諦めたり責めたりしながら私はずっと考えていた。「どうしてだろう」って。 「どうして? 」 と会話したこと 時間が無い。疲れてる。それは分かってる。だけど、そこで諦めるの? 私は私に聞き続けた。返す言い訳の合間に悔しさが込み上げる。 悔しさは私の原動力。 後悔は作らない。 それを改めて思い出して、まずはここ

          「やりたいこと」 と 「やるべきこと」

          階段を登る怖さを、 今日も。

          「先月、嬉しいことがあった。」 下書き。日付は 9月15日。私はそう書いたらしい。 先月と言えば8月・・・少し考えて思い当たった。確認のために下書きを見る。タイトルと1行だけの内容がいくつも並んでる。公開した記事を読み返す。 6月、 プロットのない人生を送るということ。 7月、多分、 私はもう戻れない。 8月、(下書きのみ) 9月、環状線を寝過ごして、思考の感覚が紡げたこと もう一度下書きを遡る。noteを始めてから一年と少し、公開した記事を遡る。 私はずっと、変化を

          階段を登る怖さを、 今日も。