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角川武蔵野ミュージアムに行ってきた話_23.4.23



1ヶ月ぐらい前に行ってきた角川武蔵野ミュージアムの話、するか〜〜!!!!


noteを更新しなかった理由が2つありまして
1.退職したり作業したりしてた。
2.本を読んだりできなかったことで語彙力の低下をひしひしと感じてnoteの文章をかける自信がなかった。
です。
多分、2に関しては本を読まなかっただけじゃなくて本を読まずTwitter見たりしてたのが悪い。多分ね。


そんなこんなで、ずっと前から気になってた角川武蔵野ミュージアムに自分の誕生日の日に行ってきた話を今します。


東所沢駅


初めて行きました、東所沢駅に。
そもそもこの周辺に来るのが初めてで、電車乗ってても途中から知らない駅名ばかりでした。
別にそこまで凄い大きな駅でもないし何か商業施設がある訳でもないのに、この駅カッコよすぎない?
これから本を見に行くっていう脳をしているからなのか、この造形も本棚に見えて仕方がなかった。

そして、この駅の向かいにとても可愛いモスバーガーがあって「なに…この可愛い街…」ってなりながらミュージアムまでの道のりをマップ見ながら進む。
この東所沢駅周辺、施設が無いようで有ってなんだかゾワゾワした。
自分が都会と言える場所に住んでいるからか、駅周辺は点々と間隔をあけて色んな店舗が存在しているというより大きな建物に施設が何個も入ってたり、建物じゃなくともすぐ隣にはまた別のお店があったりするので不思議な気持ちになった。

自分ってこういう所に今まで来なかったんだな。
東所沢駅周辺、建物が低いからか凄く開けて見えて先の先まで見えるような感覚で、でもちゃんと飲食店やカラオケなんかも建ってたりして個人的にすごく好きな街並みでした。

そんな東所沢駅を出てすぐ、ほぼ住宅街が広がるような街をマップの指示通りに歩いていたら突如現れた角川武蔵野ミュージアム。
初めて実際に角川武蔵野ミュージアムを見た感想
「なん…?異空間かここは…?」
だった。

こんな特殊な形をした建物が、住宅街を抜けたすぐ先にぽつ…と居た。
このミュージアムのすぐ先は川になっていたのもあって、より背景が開けて見えた。
この場所は画像と映像でしか見たことが無かったので、建物自体は小さめに感じたけどそのサイズ感も相まって「異空間」感があるのかも、と思う。
本当に本当に異質だった。

もうこの時点でかなり楽しんでいたし、ウッキウキで外の写真を撮りいざミュージアムの中に。


角川武蔵野ミュージアムはネットからチケットを取り、当日は電子チケットでの入館でシステムがイマイチ分からず不安な中建物に入る。
チケットの内容により行ける範囲が決まっていたので、受付で電子チケットを見せるという訳ではなくエリア分けされている入口にスタッフさんが立っており、その人に電子チケットを見せるタイプだった。

私がまず足を踏み入れたのは、1階にあるマンガ・ラノベ図書館。
2階ロビーのから行きやすい位置に階段があったのと、事前に調べていてこの日行くエリアの中では1番規模が狭かったので行きやすさ重視でまずそこに。

入ったらもう、そらもう、本しかないわな。
それも当たり前だけど漫画とラノベだけ。(子供向けの本もあったし、子供がとても多い場所だった)
正直これを読んでいたらキリがないと思い、狭めのエリアをぐるぐると回り手軽に読めそう且つ読み切りできそうだった「ざつ旅」を手に取り、空いていたソファに腰かけ読むことにした。

この漫画が個人的にはかなり面白かった。数ある本の中から良いのを引いた。
ゲラゲラ笑うような面白さじゃなくて、日常系なんだけどほわっとしてて、でもちょっと笑えるところもあって。
本当に、頭を使わずぼけーっと見てて楽しめるタイプの本だったので丁度その時の自分の状況にあっていた、というのもある。

個人的にはもっと気になっていた本もあった。
漫画で言うと、氷菓とか、デスゲームっぽい漫画とか。
でもそんなの読んでたら次がぱっぱぱっぱと見たくなるしどっぷり浸かってしまう気がして怖くて「またの機会に…」と。

その後も用事があってミュージアムを出る大体の時間を決めていたこともあり、とりあえずざつ旅を1巻読み切りエリアを出た。
このマンガ・ラノベ図書館は、このエリアだけの利用であれば一般金額で600円らしい。
いや、この地域の人羨ましすぎるだろ。家の目の前に建ってくれないかな。
小学生料金は200円、中高生は300円。
いいの?元取れてる??????こんなの私が近所キッズだったらお小遣いで通ってるよ?????通いまくってますよ?????????

若干物足りない時間を過ごしてしまったので、また次行く時はもっと時間作って数冊読みたいな。


お次は4階にあるメインとも呼べる、エディットタウン/ブックストリート+本棚劇場

本棚劇場
エディットタウン/ブックストリート

やっぱり、今は観光客も多いし春休み中であろう家族も多く賑わっていた。
本の置き方にも個性があり、本の分け方も独特。
絶対に書店では見かけない並べ方なので不思議な感覚と同時に幸せが溢れ出ること溢れ出ること……。
色んな区画で本が分けられており、分けられている中でも様々なジャンルの本があり…ちゃんと「タウン」してた。

図書館エリアよりやっぱり人通りが多くて、個人的には椅子はあるもののあまり落ち着いて本が読めるような場所では無かった。
本読んでたらすごい覗かれるんだもん…。
それでもこんなにあるのに読まずに帰るとか絶対にしたくないじゃんね〜。とササッと読めそうな写真集を手に取り近くの椅子に座った。
でも、やっぱり背後が気になる。カフェとかと違い頻繁に後ろに人が通るし子供の声がかなりのボリュームで聞こえたりするので、1冊読んですぐに席を立って本棚劇場に進んだ。

本棚劇場では、そういった期間だったこともあり私の大好きな文豪ストレイドッグスという作品の映像が流れた。
本棚劇場は、本棚をスクリーンとしそこに映像を投影させて本の背景でしか味わえないものを見る場所。

そして多分、というかその場で一緒に映像を見ている人達の9割は絶対「文豪ストレイドッグス」という作品を知らない。
終わったあと、「すごいね」と拍手は小さいながらも起こったが本棚劇場を出てからは「あれ、なんだったの?」や近くにあったポスターを見て察する人、「つまんなかったー」の子供の声。

確かに、知らない人から見たら全く話が掴めないだろうなという内容ではあった。
私は一通り物語を見ているから「あったね、そんなこと」と思えるし楽しめたけど、多分他の人は「なんの話…?」の方が強いのだろうなと。
スケジュールを作って「この時間はいつもの映像ですよ」「こっちの時間は限定の映像ですよ」があったら良かったのかなと思うけど、あったのかな。
あったらごめん。

映像が終わったあと、私が必死こいて文豪ストレイドッグスの展示をパシャパシャ写真撮ってる真後ろで、同じタイミングで見ていた海外の方+通訳のような方の話が聞こえた。
海外の方が「これって、面白いの?」と通訳の方に日本語で聞いており、通訳の方は「ん〜、微妙だったよ。」と返した。

文豪ストレイドッグスはかなり賛否両論な物語だとは思うし、好みがかなり別れるとは思う。
そんなこと承知の上で他人の話だし、自分はこの物語が好きで作家の朝霧カフカ先生の書く素敵な言葉が好きだった。

でも!!!!!!!明らかにファンであろう人間の真後ろで聞こえるようにそんなこと言うな!!!!!!!!!!!!!!どれだけ賛否両論な作品だということが分かってても、他人の意見だからと考えてても、流石に自分の好きな物をそう言われるというだけで傷はつくものなの!!!!!!!!だって!!!!!!!!好きだから!!!!!!!!!!!!!!!!!あと英語で喋って!!!!!!!そしたら私全く分からんからさ!!!!!!!!!!さっきまで英語話してたのに急にめちゃくちゃ日本語で喋るな!!!!!!!!上手いな日本語が!!!!!!!!!!!!


と思いながら撮った写真はこちら


文豪ストレイドッグスについては今話したってキリないので詳しくは語りませんが、個人的には大好きな作品であること、人生に影響している作品だということだけ伝えておきます。


思い残すことが多かった1日だったので、また日を改めてここに来ます!
次はゆっくりじっくり、本の世界を楽しめると良いな。


そしてなんてったって誕生日なので、甘いスイーツが食べたい!!!!!!!今日は食べていい日!!!!!!だったのでミュージアム内にある角カフェに行った。

オリジナルブランドラテとおさつきなこを注文。
モンブランも美味しそうだったけど、きなこに釣られました…。
これは本当に甘々スイーツでした。お芋系によくある全てが甘いタイプのスイーツ。
アイスの下にはもっちもちの生地に包まれたおいもクリームのようなものが入ったボール状のドーナツのような…そんな感じのが入っていて、それもまた美味しい。
こんな事言うのどうなん?て感じですが、別のものに例えるとポンデリングです。ポンデリングの中にクリーム入ってるみたいな。


店内はすごく広いという訳では無いけど、1部ガラス張りで出入りができるようになってたりとかなり開放的な空間に思えた。
ミュージアムの周辺に緑が多いのでよりそう感じたのかもしれない。


ゆっくりカフェタイムを楽しんでいたら予定時間になったのでそのまま軽くミュージアムショップを見てから外に出た。


若干、嫌だなと思ったことはありつつも基本的には凄く楽しくてまた来たいと思いました。
というか、ミュージアム周辺に住んでる人羨ましいぐらい。私がこの付近に住んでたら通っちゃうもんな。
角川武蔵野ミュージアムもとてもとても良かったけど、次は東所沢駅周辺の街も探索してみたい。
多分ここ以外にも似たような街並みはあるんだろうけど、その日ウッキウキ気分だったというのもあるだろうけど、凄くいい街に思えたので。


角川武蔵野ミュージアムに来たら、いつもは読まないジャンルのものを読みたい。
全然手出したことないジャンルを、皆様もぜひ。
だって、こんなに本があるから。特殊な本も多けりゃ置き方も特殊で、エディットタウンの本棚には「いや、そこに置いたら本見えないだろ」みたいな所にも置いてたりする。面白い。

マンガ・ラノベ図書館は今すぐに家の前に建ててください。通いますから。


あと、川沿いにある桜がとてもとても綺麗でした。
これも「異空間」さを出していた一部なのかも。




角川武蔵野ミュージアムHP

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