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渋谷のスクランブル交差点を丸ごと眺められる『ロクシタンカフェ渋谷店』からの人間観察

先日歌の教え子と『ロクシタンカフェ渋谷店』でランチをしました。ロクシタンの存在は当然知っていたのですが、上にカフェがあるとはつゆ知らず…。渋谷を歩く時は目的地までひたすら前を見て急いで歩くことが多いので、ゆっくり上を見上げる習慣がないことに今さら気づきました。

かなりの人気店のようで、その日も階段で何組か待っていました。幸い教え子が予約してくれていたので「お先に失礼します」状態でなんだか少し申し訳ない感じでした。

しかもドラマ『クロサギ』で元キンプリの平野くんがロケで座ったという窓際の席が”撮影スポット”になっているほど人気らしく、その日はたまたまその席が空いていてそこへ通されました。そういう意味では教え子にとって非常にラッキーだったようです(笑)。

ただ、予約をしている場合はコースメニューしか頼めないということで思いがけず贅沢ランチになってしまいました。でも『メイン料理とドリンクとスイーツ』で2,000円くらいなので、単品で頼むよりはずっとお得でしたかね。

人気のクリームブリュレ

料理もスイーツも美味しくいただき、話はひとしきり盛り上がり。

その席からはスクランブル交差点が丸ごと眺められるので、様々な人たちが行き交う様子を興味深く人間観察してみました。

コロナ禍で「緊急事態宣言」が出された時の、誰も人が歩いていないクランブル交差点が掲載された新聞の紙面を今でも取ってあります。現実だったとは信じられないほど閑散としたあの頃を思い返すと、すっかり元に戻りつつあるんだと妙に感慨深く見入ってしまいました。

外国人観光客が恐らく半数を占めているくらいのスクランブル交差点付近は、ファッションも髪の色も個性的な人たちがたくさん。先日放送された『外国人がガチで投票!都道府県総選挙』でも東京は第2位でしたが、中でもこのスクランブル交差点が本当に大好きみたいですよね。

私たちが座っている窓際の席にいかにも座りたそうな外国人観光客の方たちが入れ替わり立ち替わり近寄ってきては、スクランブル交差点の写真を撮りまくっていました。しかも、何度も何度も。何がそこまで彼らを惹きつけるのでしょう?

3人の”ガタイのいい”警察官に何名か職質をされている姿も見かけました。これだけ街に人が増えてくると警備も強化せざるを得ないのかもしれませんね。職質途中で観光客に警察官が道を聞かれている様子もたびたび見かけました。お疲れ様です。

駅前の喫煙所は常に満員状態で、整理係みたいなおじ様たちも結構忙しそうでした。モクモクの煙がこちらから見えるわけではないけれど、タバコの匂いがこちらにも伝わってきそうなくらいあの一帯は独特の雰囲気でした。

こうして改めてスクランブル交差点を眺めてみると、あれだけの数の人間たちが常に行き来する場所って確かにそんなに存在しないのかもしれませんね。一回の青信号で3,000人もの人間が動くという記事を読んだことがあります。

私自身が実際歩く時にはたまに軽くぶつかったりはすることもあります(笑)。それでも大きなトラブルもなく人々が見事に行き交う姿は「日本の観光名所」たる所以なのかもしれません。

この、ただボーッとスクランブル交差点を眺めている時間も含めて楽しいひとときになりました。

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