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普段は食傷気味になる「番宣」があまりにも楽しすぎた『豪華俳優陣が日本縦断 超!!弾丸グルメツアー』

この一週間、福山雅治&大泉洋、鈴木亮平&誰か(笑)の組み合わせの、いわゆる「番宣」を観ない日はなかった感じがします。

新しいドラマが始まる前、映画の公開直前、テレビ番組のゲストは「番宣」目当ての人たちばかり。

あまりにも露骨過ぎていつもはお腹一杯なわけですが、好きな人たちだとそれも楽しみになる不思議(笑)。人間勝手な生き物です。

特にタイトルだけで録画した『豪華俳優陣が日本縦断 超!!弾丸グルメツアー』は『ラストマン-全盲の捜査官-』と『TOKYO MER~走る緊急救命室~』に出演の豪華俳優陣たちが美味しいグルメを求めて日本を縦断したまさに弾丸ツアーで、特に『ラストマン』の方はスケールが半端なかったです。

福山雅治&大泉洋プラス吉田羊の3人は、京都行きの新幹線の一両を貸し切って大泉洋のモノマネ・オンパレードの『ラストマン』第3話の脚本使っての”芝居固め”という名の"寸劇?"を繰り広げ。

京都ではフランス料理界の巨匠アラン・ドュカスが手がけた豪華朝食を「MUNI LA TERRASSE」で食べ。この朝食の目玉ポーチドエッグは、卵好きの私のハートをギュンギュン撃ちまくる見るからに美味しそうな逸品でした。

いつか食べてみたい!

その後世界に一台しかない西陣織の内装のタクシーに乗り、外国要人の送迎も担当するトップドライバーの運転でヘリポートへ。

なんと次の行き先は富山県。シェフ自ら山を開拓して作り上げたお店「L’évo」へ。富山まではヘリコプターで向かい、山の上のお店までは車で1時間半。富山県伝説のドライバー運転のタクシー車中では大泉洋リクエストのイントロクイズで盛り上がり。自分が圧勝の予定だったのに、吉田羊が思いの外強過ぎて拍子抜けした様子の大泉洋がかわいかった(笑)です。

「L’évo」はアクセスするには不便なお店ながら、世界中から注目されている天才シェフ谷口英司氏がオーナーの予約殺到の人気店。

スペシャルコースは一品一品シェフのアイデア満載で、地産地消を心がけて食材を選んでいるという点でもとても素敵なお店でした。3人ともそのセンスと味に脱帽の様子でした。

ヤギのチーズは苦手だけど一生に一度くらいは行ってみたい!

最後に最初は取材を断ったものの、大泉洋がリクエストしたのならと御年92歳の大将森田一夫氏が取材OKした名店、金沢「小松弥助」へ。

大将は若い弟子たちのことを『仲間』と呼び「若い『仲間』の想いや感性をどのように活かすかと思って仕事をする」とおっしゃっていた言葉が非常に印象的でした。この歳まで現役を貫いている職人ならではの重みがありました。

寿司好きとしては、金沢に行った時にぜひ立ち寄らせて頂きたい!

『ラストマン』に比べると『TOKYO MER』の方は新宿のハンバーガー、中華街の小籠包、豊島区のおにぎり、葛飾の鰻とスケール感はだいぶ控えめではありましたが(笑)、どれもアクセスするには便利ですぐに食べに行けそうなお店ばかりでした!

芸能人たちはいつも美味しいモノばかり食べていると思われがちですが、実際は毎度ご馳走というわけではないんですよねー。

だからこそ「『ラストマン』に出て良かった~!」とか「『TOKYO MER』に出てて良かった~!」とか、今回美味しいモノを食べられた嘘偽りない喜びの気持ちが、こちらにストレートに伝わってきた感じがしました。

結論!美味しいモノは人を幸せな気持ちにさせるってことですね。

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