_画像_佐川修さん

ハンセン病と戦争~隔離と差別の記憶をどう受け継ぐのか(証言集)

佐川修さん(3)
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戦争が終わって、療養所の雰囲気も変わります。「重監房」は廃止され、待遇改善や治療薬プロミンの予算獲得運動などに佐川さんも加わりますが、中でも一番力を入れたのは、強制隔離を定めた「癩(らい)予防法」の廃止運動です。
基本的人権の尊重をうたう「日本国憲法」。しかし、その憲法のもと「らい予防法」は1996年まで存続します。佐川さんはその後、身延の療養所を経て、多磨全生園に移り、貴重な療養所の資料など記録の収集、そしてハンセン病資料館の運営、語り部としての活動に取り組みます。現在は「多磨全生園」の自治会長として療養所の地域への開放などにも取り組んでいます。
その佐川さんが悔しい思いをした「らい予防法継続」を中心に語ります。(放送していない部分も加えたディレクターズカット版です)

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