_画像_重監房跡_栗生楽泉園_

ハンセン病と戦争~隔離と差別の記憶をどう受け継ぐのか(証言集)

佐川修さん(2)
00:00 | 00:00
全国各地にあったハンセン病療養所で恐れられていたのは「草津送り」という言葉でした。療養所では所長に「懲戒検束権」があり、反抗的な患者や待遇改善を訴えた患者、逃亡を試みた患者などが減食、監禁の罰を受けましたが、特に反抗的とみなされた場合は、栗生楽泉園にあった「特別病室」、またの名を「重監房」と呼ばれた部屋に監禁されたのです(写真は栗生楽泉園の重監房跡)。
冬はマイナス20度近くなる草津の地。病室という名に反して、全く治療も行われなかった「重監房」ではどういうことが起きていたのか、半年間、重監房に入れられた患者への飯運びを担当した佐川少年。その時の様子を語ります。(放送していない部分も加えたディレクターズカット版です)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?